今週と来週は、NHKBS2でアガサ・クリスティ特集をやってる。
ポワロの新作もやるが、ミス･マープルもやってる。
ポワロ役のデビッド・スーシェは、シリーズ最初の頃に比べてだいぶ年をとった感あり。
当然だけど。。。。
あの特徴的なヒゲが微妙に違っていたのに私は気づいた。
だれか気づいた人いますか？ 相当なマニアよ。
ミス･マープルを見たら、なんと言っても背景のコテージガーデンから目が離せない。
もっとゆっくり背景を写してよ～、とか思いながら推理した。
今日はあたり！ 大正解！ 私もミス･マープル並みに犯人をあてたもんね。
あ、推理マニアならとっくにお見通しかぁ。
とにかく素晴らしいバラのトレリスやボーダーがちらちら映る。
よけいにストレスが溜まるのよん。
なんの花か分からないものも多かったが、
藁葺き？屋根、レンガや石造りのコテージがつぎつぎお目見えし
私は推理そっちのけで、うっとりと見とれるばかり。
ガーデニングご本家のイギリスでも、リタイアしたらコッツウォルズのような田舎で
ガーデニングをしながら悠々自適と暮らすのがステータスだと聞いた。
うんうん、そうだよねぇ。
成功者としてのステータスだよ、あの素晴らしいコテージとそのガーデンは。
ところで今回はミス･マープルにジェラルディン・マクイーワン、声は岸田今日子。
以前は山岡久乃（故人）の声で、ジョアン･ヒクソン（故人）だった。
だから全然しっくりこないよー。
ジョアン･ヒクソンと山岡久乃の方が断然いいわ。
シリーズ物って、配役が代わっちゃうと視聴者もなかなか順応できないんじゃないの？
たとえば、刑事コロンボが途中からピーター・フォークじゃなくなったらどうだったかしらね。
フーテンの寅さんの渥美清が途中から代わったら？・・・・・
あそこまでヒットしないわよね。
山岡久乃亡きあと、私は渡る世間は鬼ばかりを見ていない。
いくら主演がピン子だといっても、山岡久乃がいないんじゃ見てもつまらないもの。
ということで、今回のミス･マープルはちょっと残念だったが
きれいな映像で目の肥やしとなった。