ヤマルリソウ

yamaruriso.jpg

くらちゃんにもらったヤマルリソウの株。きれいな紫に色づいてしまった。以下は岡山理科大学総合情報学部生物地球システム学科、植物生態研究室(波田研)のホームページさんから。

ヤマルリソウ Omphalodes japonica は本州福島県以南から九州に分布する多年生の草本。暖温帯中部から冷温帯近くまでの落葉樹林の林縁や、道端などの適度に湿った場所に生育する。根生葉はロゼット状となり、長さ7~20cmであるが、開花期の葉は小型である。葉は両面有毛で、密に白毛がある。茎は斜上し、4月から5月にかけて、直径1cmほどの淡い紫色から淡い紅色の花を次々と付けて美しい。花茎は枝分かれせず、若い果実は下向きになる。和名は山瑠璃草であり、花の色に由来する。

本来なら、あまり霜の当たらない場所に自生しているのじゃないだろうか。こんなに紫になるほど寒がっていて、ちょっと可愛そうな気もしたので少し霜の当たらない場所に移動した。この春に開花して、可愛い青の花を見せてくれるに違いない。

この学名だが Omphalodes japonica が正しいが、 Omphaloides japonica としているサイトも多い。なぜかしら。どこかの誤記載サイトからコピペしたのが広まったのだろうか。長く、あるいは大きく運営しているサイトには、たとえ個人サイトでも責任が無きにしも非ず、と言えないだろうか。私も気をつけなきゃと思っているが、一度書き終えたHTMLはなかなか見直す機会が無い。今回の大幅リニュに伴い、学名も含めて記事もしっかり見直している。

この下の写真は先月から咲いている Pulmonaria officinalis プルモナリア・オフィキナリス。最初のうちは花数も多く球状に咲いていたのに、ここ数年はこのくらい。フェイジョアの下なので、その根が生育を邪魔しているかもしれない。フェイジョアの根は細いが、やはり木なのでしっかりした根が地表面に無数にはびこる。ここを掘るときも随分苦労して植え穴を掘った覚えがある。そばに植えたオダマキも、未開花のまま3年も咲いていない。そのうちダメになるだろう。

Pulmonaria officinalisPulmonaria officinalis