種まきびとブログ
  • seedsman.jp
  • 花子と草男のブログ
  • 種まき人ブログ
  • Hanako Mail
2005年4月28日 投稿者: seedsman

ユキモチソウ2年生株移植

ユキモチソウ2年生株移植
2005年4月28日 投稿者: seedsman

DSCN1593.jpg

ユキモチソウ実生2年生株を植え替えた。発芽後、初めての植え替えで、1ポットに2芽発芽したものを各々1本植えにした。用土は蝦夷砂と富士砂、赤玉土を使用した。

以下は「タネから楽しむ山野草」東京山草会著から抜粋
茶褐色の縦筋のある仏炎苞と、その中にある、まるでつきたてのお餅のようにも見える純白の柔らかな感じの花穂端とのコントラストが、何ともいえない好ましい雰囲気を醸し出す。

この美しいユキモチソウは紀伊半島から南の暖地の、平地から低山地の野原・林床・林縁などの比較的薄暗い場所に自生している。一説によると、個体数はわずかに2000個体とも言われ、レッドデータブックによると絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている。

ユキモチソウ Arisaema sikokianum の栽培法
植え付けの適期は地上部のない休眠期から2月末日ごろまで。この植物は元来水を好むが、停滞水や鉢内の古い空気をも嫌うので、保水性のある赤玉土は多く使用しないほうが良い。(用土の配合例:硬質鹿沼土、軽石、桐生砂の等量混合)

植えつけ方
深めの鉢5号で3球を植えつけるが、鉢底には深さの5分の1までゴロ土を入れ、ゴロ土の上には緩効性化成肥料を小さじ約1杯ほどおく。鉢の深さ半分くらいのところに球根を置く。球根の上部に用土が少なくとも5センチ以上あるように植えること。用土の粒子の大きさは5-10ミリ程度のものを使う。鉢は通気性の良いやや深めの鉢を用いる。

芽出し前と花後の管理には日陰に置くが、それ以外の地上部のある期間は日当たりの良い場所に置く。水は好きな植物であるから、地上部のある期間には用土が白く乾燥したら、たっぷりと潅水してやる。

またユキモチソウは雌雄両性の植物で、個体の栄養状態が良ければ雌株になり、栄養状態が貧困だと雄株になるという特性がある。タネは雌花でないと得ることが出来ないので、地上部のある期間は極力肥料を与えて雌花の株に誘引することが必要。

具体的には三月も上旬になり出芽してきたら、まず固形の有機肥料を鉢の縁に3箇所程度置き肥する。その後は1週間に1度の割合で1000倍の液体肥料を与える。このほかに20日に一度の割合で液体肥料と殺虫殺菌剤を混合したものを葉面散布する。地上部が流れてしまい、休眠に入ると潅水は中止する。休眠期の潅水は球根の腐敗を生じる恐れがある。

実生株の管理
播種時にひどく厚蒔きであれば、発芽した年に移植をした方が良いが、そうでなければ未発芽のタネが残っているので、実生1年目の移植は行わない。実生2年目の休眠期に鉢をあけると、球根が現れるので親株に準じて植えつける。ただし、用土の粒子は移植球の大きさにより、変えたほうがベスト。移植時期は休眠期だが、2月になるとポツポツ根が動き始めるので、1月末までに移植するよう心がける。実生3年目の春には初花が見られる。ユキモチソウは稀にしか分球しないので、親株からの分球を待っていてはなかなか増殖できない。

親株の生育サイクル
  • 芽出し・・・3月下旬
  • 開花・・・4月中旬
  • 落葉・・・10月上旬
  • タネ採取・・・10月下旬
  • 植替え・・・11月上旬から2月下旬
実生株の生育サイクル
  • 播種・・・12月中旬から下旬
  • 発芽・・・翌年4月上旬
  • 落葉・・・10月上旬
  • 植替え・・・翌々年1月上旬から下旬
  • 芽出し・・・3月下旬
  • 初花開花・・・4月中旬(実生後3年目)
前の記事プリムラ ポット上げ次の記事 平開するとは

月別アーカイブ

Rife WordPress Theme ♥ Proudly built by Apollo13Themes - Edit this text