ユーカリ ‘シルバープリンセス’

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Mauricioからもらったタネ Eucalyptus caesia subsp. magna ‘Silver Princess’ ユーカリプタス カエシア 亜種 マグナ ‘シルバープリンセス’がここまでになった。今までの本葉とは違って、最近出てきた本葉は丸っこい。幼葉と成葉で形態が違う植物もあるようだから、これもそうなのかな。また、購入してくれたタネ袋には (pure seed) と書かれていたけど、単純に訳せば純血種子ということだ。

検索するとオーストラリアのサイトでは、1975年に栽培品種の ‘Silver Princess’ として登録された、と書いてあった。学名にあるように亜種だから、基本種とは葉の形態が少し違うのかもしれない。シルバープリンセスという名から葉がシルバーリーフなのかと思ったけど、良く画像を見るとその幹はシラカバのように表皮が白い。subsp. magna は15メートル以上にもなる木らしいよ。^_^;

特徴は、酸が適当に抜けた弱アルカリ土壌で、粘土質土壌でよく成育するとか書いてある。また別のサイトでは、花崗岩の露出部分とも。そこで花崗岩とはどういうものか調べると、以下のように出ていた。

花崗岩とは、けい酸分を70%以上含む酸性の深成岩で、主に長石、石英、黒雲母といった鉱物からできている

深成岩とは、地下深部でゆっくり冷えて固まった火成岩のことだそうで、要するにこの Eucalyptus caesia などは本来地下深部にある酸性の花崗岩が地表部分に出てきて、適当に酸が流出したような花崗岩露出部分で自生しているらしい。花崗岩露出部分って粘土質なのかなぁ~。この辺がよくわからないね。(~_~;)