ルピナスの発芽

1週間前に蒔きなおした Lupinus aridus ‘Summer Spires’ が一斉に発芽した。昨日と一昨日、暖房を効かせた部屋に苗床を入れておいたからか。それにしても14分の7で、まだまだ発芽率が良いとはいえない。ルピナスは全てそうかわからないが、ルピナスの発芽に関して自分で感じたことを記す。

以前からマメ科のタネ蒔きについては、当然のように外皮に傷をつけ水に一晩つけてから蒔いた。だが今回のルピナスでは「人肌の温湯に1時間浸してから蒔く」と、タネ袋に記載してあったのでその通りにしてみた。1時間でちゃんとタネは吸水し、プックリと膨らんだ。

そのときに Lupinus subsp. cruickshankii ‘Sunrise’ の方は全てのタネが吸水して膨らんだが、今回蒔きなおした Lupinus aridus ‘Summer Spires’ の方は2-3割しか吸水しなかった。だから吸水しなかったタネの外皮を少し傷つけ、一晩水に漬けてから翌日蒔いた。結果として Lupinus aridus ‘Summer Spires’ の方は発芽率がめっぽう悪かった。ということは、傷つけて吸水させても、病原菌が入ったりして発芽には好結果を与えないのかも。

アサガオでは平気で芽きりをするが、人肌の温湯では吸水しないだろうか。来年ちょっと試してみよう。

◆今日発芽に気づいたもの
Wahlenbergia congesta (11/13播種 あやりーなさんから)
Primula farinosa (11/13播種 あやりーなさんから)