先に夏越し

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Helleborus niger
ヘレボルス ニゲル ’07年産自家採取 仮播種:07.05.24
正式播種:07.09.20(ダシパックから出して蒔く) 発芽:2008.03.15(2芽)

仮播種とは、だしパックの袋に入れて鉢土に植えておいただけ。その時点で正式に蒔いても良いのだが、ほしい方があれば分けて差し上げようと思ったため、常温湿性状態で保存する必要があった。このタネは湿性状態で夏を越し、その次に湿性状態で越冬しないと発芽しない。冬から湿性状態にしたのでは発芽しなかった。そのまま置いておくと、翌々年に発芽となった。だからこのタネは、夏を先に越さないといけないのだ。これからも発芽は続くだろう。

下はこのタネの親株。もうすでに開花終期で、萼片の色が変わっている。これでも汚らしくは見えないので、このままタネをつけておくこともいとわない。

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