地下茎で蔓延る

ナズナ、ハコベやイネ科植物など、路傍に蔓延る植物がたくさんタネを飛ばすといっても、種子繁殖だけなら高(たか)が知れている。タネをつける前や、タネが落ちる前に抜くようにすればそのうち淘汰できる。それに比べて地下茎を伸ばして増殖するものは、地球が終焉を迎えても残るんじゃないかと思うほど繁殖力が旺盛。以下は我が家の困りものたち。

耐寒耐暑性あるオキザリス・・・たいていは秋から生長が始まるが、球根から地下茎が伸びて、どこで切っても(切れても)その地下茎はいずれ球根となる。
ハナニラ・・・同上。
ヒアキントイデス・・・春から生長が始まるが他はほとんど同上。だが、球根が大きめなので頑張れば完全に取り去ることは可能だろう。
ドクダミ・・・柔らかい土の方へ地下茎がどんどん伸びて行き、春には地上に芽を出す。だから土を耕したりしない方がいい。また根こそぎとろうとしても、ちぎれた地下茎が土中に残ることによりかえって翌年増えてしまう。
ユーパトリウム・コエレスチヌム・・・同上。

以前はドクダミ、ユーパトリウム、ミントに悩まされたが、最近ではオキザリス、ハナニラ、ヒアキントイデスなども増えすぎて困っている。というか淘汰させることができないのだ。今日はオキザリス・ブラジリエンシスがディエラマの場所に侵食してきていたのであらかた抜いた。しかし完全じゃないよ。いくらかでも残っていたら、また来年はブラジリエンシスが花いっぱい、ということになるだろうね。(;一一)