奈良京都旅行 ①明日香周遊

三連休は奈良・京都へ行って来た。初日は明日香周遊だ。周遊バスのかめバス(赤かめ)で、近鉄橿原神宮前駅から飛鳥駅まで、古墳や遺跡めぐりの予定だった。ところが、飛鳥バス停で降りる直前から土砂降りの洗礼。1-2分歩いただけでズボンは膝から下がびっしょり。靴下と靴はグチョグチョとなった。お昼にお福弁当を予約していた萩王では美味しい料理に舌鼓を打った。また食後には、東京でも出会えないほどの美味しいケーキに、そして目が飛び出るほどの値段にびっくりしてか、またお日様が顔を出してくれた。しかしカミナリも聞こえたため、橿原神宮前駅に戻りタクシーでの周遊となった。下は、観光遺跡をする周遊バスのかめバス(赤かめ)。一日乗り降り自由のフリー乗車券は大人690円

asuka_kamebus.jpg

この下が萩王のお福弁当2625円。写っていないが、ゴマ豆腐の小鉢もついた。そして食後には、ガトーショコラとクリームブリュレを賞味。ここのケーキは評判で、ネットでも販売しているとか。高いけど、食べたら納得の値段。(*^_^*) お福弁当はお昼のみのメニューで、どの料理にも手間暇暇かけているのがわかり、お味は極上。この値段なら絶対お得! 飛鳥に行かれる方には萩王は絶対お奨めの食事処だ。ただし、夜はなかなか予約が取れないらしいし、お昼もコースなら予約が必要。

ofukubento.jpg

次は、萩王の近くだったので歩いて行った飛鳥寺。服がびしょぬれだったので本堂には入らずにご本尊様を拝めずじまい、日本最古の作といわれる飛鳥大仏を見逃した。そばに祭られている蘇我入鹿の首塚も見なかった。庭だけ散策して終わり。といっても、庭はそれほど広くなかったのでぱっと見て終わってしまった。何しろ服がぐっしょり濡れているので、気分はうつろだった。ヘ(-_-ヘ 

asukadera.jpg

続いて下は石舞台で、もとはこれが土に埋まり石室になっていたという古墳だ。石の高さは3メートル以上あった。その下の写真が、横に回って石室の下に入ったところ。雨だったのでよく見ることが出来なかったが、周りは小高い丘になって眺望が開け、とてもきれいだった。

isibutai2.jpg

isibutai.jpg

そして酒船石。小高い竹やぶの中にあり、最近発見されたばかりとか。大きな石は長辺で3メートルくらい、短辺で1.2メートルくらいだった。何の為の彫刻か、はっきりはしていないが祭礼や宗教儀式などか、あるいは酒をしぼったとか、いろいろな説がある。

sakafuneisi.jpg

これらの遺跡や古墳を見た後は、いにしえびとの心にも触れた気がする。このロマンすら感じられる遺跡や古墳を、末永く護って後世に残していくことの大切さを思った。なんちゃってぇ。。。(*’‐’*) ウフフフ♪

takamatuzuka_hekigakan.jpg最後に回ってもらったのは高松塚壁画館。高松塚古墳の方は傷みが激しく、現在修復中でテントがかかり、そのうち元通りに塞がれてしまうとか。もっと早くに来て、本物を見たかった気もする。しかし、壁画館のレプリカもすごいよぉ! レプリカ作製には日本屈指の人たちが関わっているはず。お陰で私たちは、本物とほとんど変わりない複製を、安い入館料で見ることが出来る。ありがとー。それにしても石室に書かれた壁画だから意外に小さいものでびっくりした。写真は撮れないので、壁画館のパンフでも見てね。彩色がはっきり残り、絵もとても写実的で芸術性も高い。日本の宝だね~。d=(^o^)=b

この後はタクシーでJR桜井駅に向かってもらい、JR桜井線で奈良駅下車。この桜井線は、なんとワンマン電車だったの。ワンマンの電車なんて初めてなもんでぇ、、、びっくりんこ。運転手さんは電車が停まると、ワンマンバスにあるような料金収納の機械の前で、お金を受け取ったり、定期を確認していたりした。そして駅に着いて開くドアーは、主要駅以外、運転席近くの一両目一番前のドアだけなんよ。乗降客はそれほど少ないのかね。JR奈良駅に着いてからは駅前のダイエーに入って、靴下や靴、ズボンを新調。ずぶぬれで風邪ひきそうだったよ。もっと時間があればホテルに戻り、お風呂に入って服を取り替えたかったが、夜のライトアップコースの時間が迫っていた。

この明日香周遊は、当初の予定ではレンタサイクルで回る予定だった。きれいな田園風景のなかに古墳や遺跡が点在するため、1000円前後で借りることが出来るレンタサイクルはお天気だったら絶対お奨めだ。自分はできなかったのでちょっと心残りだよん。( ̄_ ̄|||)