ゲラニウムたち

9月22日に株分け・植替えした、とこのブログに書いてあった Geranium phaeum ‘Samobor’ ゲラニウム・ファエウム’サンボー’だが、もう根が伸びているらしい。どんどん新葉を展開してきた。これは意外と丈夫だねぇ。サンボーの名前は黒人男性の名前に良く付けられる。ほら、童話のちびくろサンボってあったでしょ。最近は差別用語にうるさいので、今でもこの本があるかどうかわからないけど、そのサンボの事だと思うよ。だって、葉っぱに黒い斑が入るから。

でも新葉のうちは、黒斑がはっきりは出ないようだ。この写真は2週間前に株分けしたばかりのものだが、他のと比べて黒斑がちょっと入っているのがわかる。来春にはもっと黒斑の範囲が広くなり、輪を描いたように出るはず。その下の写真は左が地植えしたもので、右がコンテナに寄せ植えしたもの。株分け後2週間で、どちらも生長が始まって葉っぱが増えてきている。

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ファエウムは和名をクロバナフウロというので、黒花だからサンボー、と思うかもしれないが、基本種のファエウムは葉に斑が入らない。そしてこの’サンボー’は黒花というよりは紫花だ。どちらもなかなか素敵。今度は基本種のファエウムがほしいので、またタネを探そうと思う。

ゲラニウムつながりで下は Geranium pratense ‘Purple Haze’ ゲラニウム・プラテンセ’パープルヘイズ’だ。パープルなのは葉っぱで、花色はブルー。写真ではなかなか素敵だったから期待してるけど、10粒タネ蒔きして、発芽した5芽のうちこの紫葉が出たのは2芽だけ。確率は2割だったというわけ。今年の6月に地植えしたが、2株の紫葉のうち、1株は葉っぱが無くなっているのでダメになったかも。(~_~;) 他のプラテンセ種より弱いようだ。パープルヘイズとして蒔いたうち、緑葉だった3株は旺盛に生育している。花色がブルーならいいけど、、、と疑心暗鬼。カタログの写真にはたまに騙されるのでね。(`´)

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