奈良京都旅行 ②奈良市内ライトアップコース周遊

1日目の奈良の夜は、定期観光バスで奈良市内の夜のライトアップコース(奈良交通主催)へ出発。一人2000円で2時間40分のコース、午後6時出発だ。バスに乗る前に名物の平宗(ひらそう)の柿の葉寿司を買い込み、車中で夕食。これがとっても美味しいの。ニャハハ (*^▽^*) もっと食べたかったなぁ。でもバス移動だからトイレも気になるので、二人で1折をはんぶんこ。

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一番最初に向かったのは興福寺で、真っ暗な中、バスガイドさんが色々説明してくれた。夜間特別拝観とやらで東金堂(とうこんどう)の中に。重文の薬師如来坐像や日光・月光菩薩立像、国宝の文殊菩薩坐像などなどを拝観した。ありがたい、ありがたい。(^∧^) 合掌。夜間な上に、お堂の中は照明と言えるほどのものはなく、薄暗いので良くお顔は拝見できなかった。そしてどこでもそうだが、写真なんて撮れない。仏様のお顔をよーくこの目に焼き付けて、100円かそこいらのお賽銭で、い~っぱいお願い事をしちゃったよ。( ・_・)/⌒* そして、国宝の五重塔もすばらしかった。夜間特別拝観だから少しライトアップしてあって、隅々までは見えないんだけど、だからこそ余計に迫力があったね。(・-・*)  

toudaiji-nandaimon.jpg続いては東大寺。大仏殿の中が拝観できればいいんだけど、夜間はだめだった。ここでの見どころは南大門で、何の木かは知らないが、1本の大木をそのまま柱に使っていて、高さは21メートルにも及ぶそう。それを18本も使っているんだって。そして、普通なら仁王様が門の両側に安置され、山門から外を睨んでいる(侵入者の監視のため)けど、ここの仁王像は門の内側に向き合って立っているのが特徴。ちょうど中央付近に立つと、左右両方の仁王様ににらまれることになる。/(・_;\ コワイヨー 右がその金剛力士立像。下が東大寺大仏殿。

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次は若草山山頂で、眺望は50万ドルの夜景と言われるとか。ニャハハ (*^▽^*) 100万ドルの半分だそうだけど、雨だったのになかなかきれいでロマンチックだった。鹿もいたしね。(*^^)v ここらへんじゃ、鹿は放し飼いらしいの。道路にも出てくるようで、野生動物注意!(鹿のマーク)の標識があった。山頂に向かう途中の坂では、東大寺大仏殿の鴟尾(または鵄尾=しび)が大屋根と共にシルエットになって見え、とても幻想的だった。しびとは、三省堂大辞林によると以下のとおり。その下が若草山山頂からの夜景。

古代の宮殿や寺院の大棟の両端に据える、沓形(くつがた)の飾り瓦(がわら)。魚の尾をかたどったものといわれ、防火のまじないとした。後世の鬼瓦や鯱(しやちほこ)はこれの変形。鴟吻(しふん)。沓形。とびのお。

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最後は浮見堂で、奈良公園鷺池のなかに建つ六角形の建物。ここもライトアップがしてあって、申し訳ないことにアベック達の邪魔をしてしまったよ~。(≧∇≦)/ ハハハ ここに向かうのに、バスから提灯を持って歩くという演出よ。無論電池式だけど、けっこう風情があったわ。鏡面となる池に映ったお堂の姿も素敵だった。

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これが1日目の宿、JR奈良駅前にあるホテル日航奈良のツインルーム。ベッドが硬くて心地よく、大浴場もあったので温泉気分にも浸れた。夜のライトアップコースのときも雨は止まず、ずっと降っていたのが残念だった。

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