消毒と薬害

今日は蝦夷のチチコグサ(アンテナリア・ディオイカ)のタネや、エリゲロン、クモマソウ(サクシフラガ・マルキィ)のタネを採取した。チチコグサは綿毛になるタイプみたいなので、綿毛がふわっとする直前に採取しないと飛んで行ってしまう。このように綿毛つきのタネでも、販売されているタネに綿毛がついているのを見たことはない。生産者は果たしてどのように採取するのか。

昨年タネから育てたダリア‘アーリーバード’の球根を、4月になって植え付けておいたが地上にやっと芽がでてきた。だけど3月上旬にタネ蒔きしたダリア‘ビショップチルドレン’は未だに発芽しない。早く蒔き過ぎたのだ。このように高温性の物を暖房のない室内で蒔いても発芽不良となるのがわかった。コンテナ植えのヤシオネに蕾を発見。オンファロデス・リニフォリアにも草丈5cmほどだというのに蕾がついている。楽しみだ。

毎年生長が旺盛で困っているサンザシが開花した。花は梅型で開花したばかりでは椀型になってとてもかわいい花だ。白花で黄色の実になるので観賞価値もあると思う。これは以前発芽させたことがあり、ちゃんと同じ実がなったので、タネが採れたらタネ交換に提供したい。

ほとんどのポピーの葉っぱに薬害がでたようだ。葉っぱが茶色っぽく焼けている部分がある。消毒した日が晴天で暑い日だったからか、あるいは農薬(サプロールとケルセン剤混合)に弱いのかわからない。でも枯死したのは‘オーロラ’の一株だけですんだ。