4月20日 第十番札所 切幡寺(きりはたじ)
【墨書】
右上: 奉納
中央: 梵字 千手観音
左下: 切幡寺
【ご朱印】
右上: 四国第十番
中央: 丸印 梵字5つ
左下: 幡 (のぼり)
一寸五分(45ミリ角)もある角印に幡(のぼり)の一文字だけ。それがなんとも剛直な印象を受ける。字体は角ゴシックのような今風な感じ。それでいて朱文の線はそれほど太くないから潔さ、淡白さもうかがえる。333段の石の階段が思い出されるわ。

Sと道行きになってから二日目。足のマメは痛くてこれじゃてん足か拷問じゃないかと思うほど。本来、一人旅のはずなのに同行者がいるとなるとゆっくりもできず、成り行きで歩きだしていた。さすがに切幡寺さんまでくると足が重い。上りではつま先が浮くからか比較的楽だが、下りは腫れあがった足をギュッと絞られているようだった。
くらちゃんに教えていただいた須見光栄堂さんに荷物を置かせてもらい、坂を少し登って333段の階段へと進んだ。私は七百何十段かの金毘羅さん(神社の名前は金刀比羅宮)も行ったことがあったので、その半分くらいだからそれほど気に病まなかった。どんどん行って今日の最終目的寺の藤井寺さんへと頑張るぞ。
帰り、荷物を取りに戻った須見光栄堂さんでは麦茶のお接待。他の方の荷物もあった。須見光栄堂さんはお土産屋さんだと思っていたら、表装具屋さんだった。あ~、なるほど。こういうお仕事も確かにないと困るわよね。御影などをきれいに表装してくれるらしい。英語の話せる方もいらしてSに話しかけていた。どこから来たの?とか妹さんがカリフォルニア在住だとか。最後に、うちはこういう仕事をしていますので、とパンフレットを渡された。あとでゆっくり拝見します、と私たちは笑顔で店をあとにした。荷物置かせていただいてありがとうございました。




