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2005年5月2日 投稿者: seedsman

発芽抑制物質

発芽抑制物質
2005年5月2日 投稿者: seedsman

今年は3月も4月も寒かった。ゴールデンウィークともなれば、例年ならもう真夏の日差しのはずだが今年はそうでもない。たまに天気が良い時は一気に真夏日となり、今年の夏も猛暑となることを予感させる。

今日は連休の合間で家人はおらず、天気は曇りがちだったので園芸作業には好適。少し動くと蒸し暑く感じた。こんな時に植え替えは怖いが、花も終わりに近づいたプリムラは植え替えてやらなくてはならない。まずはタキイで買ったオーリキュラのダブル。それぞれ根を切り詰めて外葉を落とし、硬質用土で植え替えた。今回は鉢も素焼きを使ってみた。昨年も今頃植え替えているはずだが、どんどんダメになって行ったのを思い出すとつらい。今年は水をやり過ぎないように気をつけなきゃ。葉が少しクタ~ッとなってから与えるくらいで良いはず。我慢だよ。

DSCN1770yukiwarikozakura.jpgDSCN1774p_helodoxa.jpg

ポット蒔きしたユキワリコザクラ(写真左)と、プリムラ・ヘロドクサ(写真右)を移植した。両種とも発芽率は良かった。しかしユキワリコザクラは、本葉が4枚以上あった割には根は多くなかった。

●Primula modesta var. fauriae (ユキワリコザクラ)東京山草会
・・・播種:05.1.12 発芽:05.1.25 
原色高山植物大図鑑によれば、本州東北地方、北海道、千島の高山帯の岩場や乾いた草地に、また、北海道では海岸の岩場にも生えている多年草で、ユキワリソウの変種となっている。
●Primula helodoxa APSより・・・播種:05.2.28 発芽:05.3.23

eryngium_giganteum.jpgそして、発芽抑制物質の検証として、実験的に蒔いたエリンジウム・ギガンテウム(Eryngium giganteum)だったが、発芽抑制物質の存在はエリンジウムに関して言えば全く無い、ということになろう。「タネから楽しむ山野草」という本によれば、植物によってはタネの外殻に発芽抑制物質が含まれていることがある、ということだったので、毎年のようにタネを蒔いてもうまく発芽させられないこのタネで、とりあえず試してみることにした。

完熟した自家採取種子であることは、自分が一番よく承知している。だから外殻をはがして蒔いたものはすぐに発芽するかと思ったが、外殻をはがしたものとそうでないものと、両方とも越冬後(寒冷経験後)にちゃんと発芽した。少しばかり発芽に要する日数が違ったが、それは置き場所などによるものと思う。右画像の上が外殻をはがしていないタネからで、下が外殻をはがしたタネから発芽したもの。

そこでよく思い出してみると、毎年うまく発芽させられないと思い込んでいたが、冬を経験させていなかったかもしれない、と思い当たる。いつも秋に蒔くときは屋外で、また冬に蒔くときは室内で、1~2ヶ月ほどで発芽しなければ処分していた覚えがある。秋に蒔いても冬に蒔いてもそのまま越冬させれば発芽していたかもね。要するに園芸植物というよりは、発芽に寒冷経験を必要とする山野草のような発芽習性があったわけだ。何事もすぐに放り出してしまわず、根気が必要ということだ。

アスペルラ・オリエンタリスが開花してきた。薄い紫で私のお気に入り。手もかからずにこぼれ種子が良く育っている。明るい日当たりの良い場所でロングランだよ。SHIGAさんにタネをいただいた屋久島イワキンバイが今年もつぼみをつけてくれた。明るい黄色の可愛い花で、春先に植え替えたので心配だったが無事につぼみが出てくれて、なんて丈夫な子なの、と感激した。そのほかには、去年蒔き床を雨に当ててしまったので諦めていたものが、いくつか発芽していてうれしい。タルマイソウやドデカテオンが発芽しているようだけど、本当かどうかはまだわからない。(~_~;) せめて本葉が出ないとね。

DSCN1668.jpg

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