Corydalis (キケマン)属三種

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Corydalis decumbens コリダリス・デクンベンス (ジロボウエンゴサク)
塊茎あるいは繊維状の根を持つ多年草で、早春に芽が出てきて
丈は10cmぐらいで咲く。
淡いピンクの花数は少なく、葉も根生葉が少し出て山野草の趣き深い。

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Corydalis incisa コリダリス・インキサ (ムラサキケマン)
こちらは秋に発芽したもので、寒さに当たって葉が紫色になっているが
日向でいつの間にか咲いていた。
今は青味のある花も、徐々にピンク色になってくると思う。
この春にも発芽した芽がいっぱいあるが、それらは開花株となるのかどうか。。。。
二年草ということだから、寒さに当たらないと花芽がつかない可能性もある。
茎は直立し無毛。葉は長い葉柄で2回3出羽状複葉。

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Corydalis magadanica コリダリス・マガダニカ
ついでに唯一の黄花のキケマン属を。
花だけ見ているとツクシキケマンとかエゾキケマンにも似ているが
それらはこんなに大きくなるだろうか。
現在60cmほどの高さに生長して、茎の太さは径1.5~2cmもある。
やっぱり国産じゃないでしょうね。