学 名 | Geranium wallichianum ‘Buxtons Blue’ ゲラニウム ワッリキアヌム ‘バクストンズブルー’ |
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科 名 | フウロソウ科 Geraniaceae |
属 名 | ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium |
分 類 | 多年草 |
大きさ | H30cm x S60cm ~ |
撮影日 | 2003-07-19 |
園芸名の‘バクストンズブルー’という名前から、誰でもが青花を思い浮かべるだろう。しかし、実生のせいなのかあるいはその品種の特性かわからないが何回蒔いてもピンク(正確には桃紫色とでもいうのか)の花だ。カタログの写真では青い花弁の花芯部に白い目が輪状に入り、葯が黒っぽくて実にセクシー。そんな花を期待してもう3-4回蒔いた。
チルタンにはクレームもした。しかしその返事は、人の色の表現にはいろいろあるとかなんとか 「ブルーをパープルと言ったり、ラベンダーと言ったりラベンダーブルー、ラベンダーピンク、ピンクなどなど。。。」そういえばそうかと納得はしたが、タネを再送してもらった年もあった。それでもこのような色合いで何とも不満足ではある。実生で同じ花が咲かないF1品種かも知れない。
性質は決して強くなくて、残念ながら3回とも開花後の夏に枯死した。夏の蒸れに弱いようだ。日陰に地植えした年は2年ほど株が維持できたが、掘り上げて人にあげてしまったのでその後はわからない。カタログ通りの花色ならもっと頑張ったのだが、性質がこの地になじまないこともあって未練はなかった。