Hydrangea arborescens ‘Annabelle’

Hydrangea arborescens ‘Annabelle’
ヒドランゲア アルボレスケンス ’アナベル’ (アメリカノリノキ)

つい数日前、NHK(番組名は趣味園だったか?)でアジサイが取り上げられていた。剪定方法が気になってビデオに撮ってみたが、このアメリカノリノキは出てこなかった。そう、アジサイじゃないからよね。カシワバアジサイは出ていた。カシワバアジサイはアジサイの仲間であり、剪定方法も同じで良いようだ。「7月中旬までに剪定しないと翌年の花芽を落とす」、というのがが育種研究者の要点だった。

このアナベルは去年夏以降剪定していない。冬には木質化した枝が20本前後出ていたが、現在、その数よりも花の着いた枝は多い。花付きの枝は50-60本以上ありそうだ。根元付近をよく観察すると、木質化した枝の先に緑色の今年の新枝が出てその先に花がある(二年枝に花がつく)のと、緑色の新枝が地面から直接出て花をつけている(一年枝に花がつく)のとあるのだ。そう、地面から出ている枝にはみんな花が着いているのよ。ということで、新枝(一年枝)の先に花をつけるので、いつ剪定してもいいってことになるわ。

一方で、カシワバアジサイも夏以降剪定していないのだが、数本ある二年枝のうち、花がついたのは1本だけだった。日照不足や肥料不足などで株の力が足りないと二年枝にも蕾がつかないようだ。気をつけましょう。