
昨日は横須賀ベースの友人宅へ行ってきた。突然の誘いであったが、息子さんが昨年亡くなったと聞き、お悔やみがてらでもある。友人というのは実は、奥さんのミラさんの方であり、そのミラさんの旦那さんが米海軍のエンジニアなのである。旦那さんはベニーさんといい、やさしい穏やかな人で軍人ではない。本当のところベニーさんの立場はよくわからないが、とにかく非戦闘員であることは確か。ミラさんの賑やかで派手な印象とは好対照かな。。。。(*^^)v
ベニーさんは半年前に大手術をしたばかりで、体調は完全に戻っていないと思うが、帰りに車に乗せてもらい、ベース内を案内してくれた。昨日、ちょうど空母キティホークが帰港したところで、そばまで連れて行ってくれた。とにかくでかい! 全長318.5m、幅39.6m、飛行甲板76.8mと Wikipedia に出ていた。乗員は5000人以上、艦載機は85機にも及ぶとベニーさんが言っていた。
「写真撮ってもいい?」と聞いたら、「どこでいくら撮ってもかまわない」と言ってくれたので、遠慮なく。(*^^)v だけど周りにはタグボートがあるし、デカイのでそばで撮影しようとすると全体が入らず、なかなか良いアングルはなかった。本当は建物の屋上に行って俯瞰で撮りたかったよ~。でも一目見られただけでも上々。こんどは「オープンハウスのときに電話する」とミラさんが言ってくれた。都合が付けば是非、艦の中も見てみたい。特に最上階の飛行甲板を見てみたいな。カタパルトといわれる、圧縮した水蒸気で艦載機を短い滑走路で飛ばすための装置。着陸時には高さ1メートルほどの高さに張ったロープに、艦載機のフックを引っ掛けて停めるそうだ。これが悪天候の場合は決死の作業となる。最終的にはレーダーじゃなく、パイロットの目視だという。
さて、ベースの中は定期循環バスが走るほど広い。この写真↑は2枚ともバス停で、それぞれに特徴のある絵が描いてある。誰が描くんだろう。左のバス停はガールスカウトが描いている途中らしい。他のたくさんあるバス停も美術部の学生とか、絵の好きな人が描くのかな。車は左側通行で日本と同じ。バスの運転手さんは日本人のようだった。ベース内には消防署、警察、郵便局、病院、銀行、プレスクール(幼稚園?)からハイスクール、シアター、ボーリング場、レセプションセンターなどなんでもある。
そしてベース内での買い物は、Navy Exchange というところと、Commissary というところがある。直訳すれば、海軍交換所と売店か。Navy Exchange には家電品など少し高価なものがおいてあり、コミッサリーの方は食品や日常消耗品がおいてあるようだ。私達ゲストは入場許可証を常時携帯し、このような施設内に入館する際には、IDカードを持った人がエスコートしなければいけないことになっている。右上の画像は Navy Exchange の外看板と、ベース内マクドナルドでナゲットについていたスイートサワーソース。(日本のマックにはないよね?)この Navy Exchange にミラさんが連れて行ってくれたので、自分も購入できるのかと思い、商品3点をレジに持っていったが、私はクレジットカードでも買うことが出来なかった。ミラさんが代金の20ドルほどを支払ってくれた。後で日本円を差し出したが、どうしても彼女は受け取ってくれなかった。彼女はリッチだから甘えちゃおう。サンキューベリーマッチ! よく考えればここの商品には日本の関税がかかってないんだね。
Navy Exchange の中ではチキン、フレンチフライ、ピザ、コーラなどで食事もした。どれも量が多い。私達は二人でひとつ。そのときに周辺を見回すと、ノーマンロックウェルの絵画に出てくるような、色白で刈り上げた金髪、ほっぺの赤い若い兵隊さんが何人かいた。人種は多数で、やっぱりアメリカだなぁと思った。そういえばゲートに入る際のセキュリティチェックでは、事務所の人がマイケルジョーダンのような人で、外の門に立っていた兵隊さんは東洋人のようだった。どちらもあの迷彩服を着ていた。パスポートを差し出してチェックが終わると、東洋人風の人からは「ありがとうございました」と、日本語で返答があったのでびっくり。これが傭兵か。
さていよいよミラさんの家に。10階建てくらいの高層マンション風だが、変形した形で四角くない。また、建物一つ一つに SATSUKI HEIGHTS とか TSUBAKI HEIGHTS なんて、粋な名前がつけられていた。日本の植物の名前かよっ。(*^。^*) 憎いね、このっ。入り口を入ると、エントランスはすでに防犯カメラあり。エレベーターの入り口上部にも防犯カメラのモニターがあり、エレベーターの中がよくわかるようになっている。2基のエレベーターに1つのモニターだが、両方のエレベーター内が数秒ごと、交互に写し出されていた。目的の4階につくと、エレベーターが建物の中央にあり、その中央から外に向かって3方向に部屋が分かれている。要するにワンフロアー3世帯分の住居スペースしかないってこと。うーん、おそらく全室は入居していないだろう。各階2世帯くらいしか入居していないかも。だってとっても静かだったもん。
室内は6畳から8畳くらいの部屋が3つと、6畳くらいのキッチン、リビングダイニングは16から20畳くらいあるかな。。。。トイレバスは一緒で狭く、6畳くらい。そして日本で言うところのベランダは奥行き半間、幅1間半くらいという普通の広さ。洗濯物はベランダには干さないのだろう。外から見ても、どこも洗濯物がなかった。そして室内の照明は暗く、いくら広くても私にはちょっと辛いと思った。士官になるとこのような集合住宅ではなく、一軒家となるらしい。↑の画像は通りを歩いていた兵隊さん。
ちなみに、アメリカ海兵隊とは、UNITED STATES MARINE CORPS(アメリカ海兵軍団) といい、海軍ではない。それを知ったのはベニーさんに教わったから。独立した戦闘集団で、上陸部隊として精鋭揃いであることは有名。一番大変な任務を負うので、訓練が厳しいのね。日本の自衛隊では習志野駐屯地の第一空挺団(落下傘部隊というのか?)が、上陸部隊として訓練が厳しく、精鋭揃いと聞いたことがある。そしてその訓練成果を地元住民や、自衛隊上層部に発表する機会もある。このように自衛隊や米軍などは、地元住民の理解を得るためか、訓練模様や駐屯地内をよく一般公開している。