To Plants of Distinction
This is Primula acaulis ‘Blue Jeans’ photo.
(February 5th, 2005)

クレーム始末記
Primula acaulis ‘Blue Jeans’ のタネを蒔いたら、こんな花が咲きましたけど
「このタネから同じ花が咲かないなら、無料で代替品を送ってください」
とメールしたところ
「この多様性について私達は不満をもったことがないので、戸惑っています。
(でも)あなたに交換品を再送しますので、再びトライしてください。」
という返信があった。
「多様性について」と書いてるってことは要するに、これは‘ブルージーンズ’(紫のストライプ)の花から採取したタネで、同じ花が咲かないことがある、と先方は認識してるってことだよね。そんなこと一言もタネ袋やカタログに書いてなかったのよね。。。。
他の種苗会社でこのタネは扱ってない上、‘ブルージーンズ’から採取したタネで同じ花が咲かない可能性もある、あるいはF1である、というようなことはタネ袋に明記してないから、普通なら誰だって、タネ袋やカタログに掲載されている写真と同じ花が咲くと思い込むよね~。再送品だってストライプが咲くかどうか、分からないってことだ。だいぶガッカリしたけど一応は、先方の対応(再送してくれる)に我慢しよ。(-_-;)
ということで、この苗を差し上げたみなさん、「ストライプの花が咲く可能性は低い」と思ってくださいね~。
この学名 Primula acaulis は現在では、P. vulgaris のシノニムになっている。この種小名を見かけることはあまり無いが、今でもヨーロッパのWEBサイトでは使っているところが多いようだ。ラテン語の【acaulia=無茎の,丈の低い】からきていると思う。この意味通りアコーリスは茎が無く、小花梗が根元からじかに出て花をつける。だから背も低い。今ではウルガリスに分類しているがラテン語の種小名から言ったら、アコーリスの方が学名だけでその特徴がわかりやすいことになるね。
この画像↑を見れば vulgaris (acaulis) じゃないのは一目瞭然。花梗がじかに根元から出ているのではなく、一本の花茎の上部にいくつかの花梗があって花をつけている。やっぱりポリアンサス系の交配種でしょうね。