Primula sieboldii

Primula sieboldii ex ‘Yubi-no-Sugata seeding
プリムラ シーボルディ 園芸名:なんだがわがんねぐなったー!< (`^´)>
以前のエントリーを探して、‘優美の姿’の実生だと判明した。実際、優美の姿の実生株という札はついていたのだが、こんなに大きな花が咲いたと覚えていなかったため、ラベル間違いだと思い込んでしまったのよ。(-_-メ) 

浅抱え咲き、重ねのある微かがり弁、直径45ミリと大輪。花色:表はほとんど白で、縁にほんの少し色が浸み出しているようだが、「白」と言っていいだろう。裏は刷毛目の濃桃色で糸覆輪ではない。僅長柱花。

図鑑では‘天女’は短柱花となっていて、糸覆輪であり、花弁裏の色はこの花とそっくり。

一生懸命本を片手に観察したところ、この花では、花弁の切れ込みが図鑑の写真で見る‘天女’よりやや少なく微かがり弁で、糸覆輪はない。‘標野行’の写真や特徴の記述は図鑑に載っていないのでいかんともしがたい。

がしかし、‘標野行’の検索画像は、花弁表への浸み出しが強く、花弁の切れ込みももっと深くて多いかがり弁。重ねは同じよう。‘標野行’を花弁表から見ると、もっと桃紫色が強く出ているのでこのように白くは見えない。だが、‘天女’ではないという決定打にも欠ける。結局、‘天女’か‘標野行’かどっちだがわがんねくなった

毎年サクラソウ他、いろいろな植物を植え替えるが、こういった品種名が大事なものは、間違えないようにすごく慎重に植え替えているつもり。だけど、最近どういうわけかラベル落ちラベル違いも発生している。情けない。今後はより一層注意せねば。( ..)φ