べたがけシート

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今年の越冬苗はプリムラが多い。それも、夏越しできた園芸種ばかり。寒さにはある程度強いはずだが、根が限られたポット植えだから、霜にずっと当たっていると早春には随分傷む。昨年はガラスケースで越冬させたが、今年はガラスケースにはもっと小さい苗がいっぱい。

そこで裏庭で越冬させるしかない。地植えしても夏越しが困難になるから、とポットのままでべたがけシートを掛けてみる。これで地上部は霜よけになるが、ポットの根の方はあまり効果がないな。どうしようか。発泡スチロールの箱に入れようか。

朝になってこのシートを見ると、シートの内側には露がついている。そしてそれが凍っているのだ。陽が当たるとともに徐々に溶けてきて、それがポットの土に落ちて水分補給になるだろう。だから日中もシートをめくらないことにした。でもたまにはしっかり水やりもしたいし、苗の様子も確認したい。そんなときだけシートをめくる。