ゲラニウムの発芽は散漫

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Geranium pratense ゲラニウム・プラテンセ 東京山草会658秋本さん
播種:06.01.11 発芽:06.06.18(1) ポット上げ:06.06.21(1) 遅れて発芽:06.09.16(1)
ポット上げ(3芽):06.11.04 また発芽:07.01.30(2)

この記録の通り、ゲラニウムの発芽は非常に散漫で数週間から数ヶ月、
または1年以上にわたることもある。
その間、タネは腐ることがない。
以前に、必ず発芽させようと欲張った?あげく、
タネにキズをつけて吸水させてから蒔いたことがある。
その結果、清潔な用土を使ったにもかかわらず、カビが生えて全滅したこともある。

休眠が深くて寒さにも強いなら、
いつかは必ず発芽するとのんびり構えたほうが良さそうだ。

プラテンセに限らずプシロステモン、マクロリズム、ファエウムなどの
耐寒性の強い多年草=ハーディゲラニウムの発芽はみんなこんな感じ。
ハーディゲラニウムでも生育旺盛ですぐに開花株となる種のタネは、
すぐに、それも良く発芽する。
たとえば、ピレニクムやビウンキナツムなど。
これらは本来多年草であるのかもしれないが、一年草のように扱って平気。
コンテナの寄せ植えや、花壇にたっぷり使っても面白い。
ただし、こぼれ種子があちこちから出てくるので要注意ではある。