最近は平日の営業時間内に自分の銀行口座から出金するだけでも、手数料がかかってしまう銀行があると聞く。そこでオークション代金の支払いを受ける際、どのような方法が落札者の方にとって有利になるか、以前から考えてはいた。
Yahoo!かんたん決済というのが、128円からの手数料で支払いできるようなのでこれが一番有利だと、今の今まで思っていた。ところがどっこい、よく読んだら落札価格によってはカード支払いを選択すると、その5.25％という手数料を落札者が負担しなければならないことが分かった。 ゲッ、これはまずいわー。自分が落札するわけじゃないから私はその詳細を良く調べもせずに、支払い方法にYahoo!かんたん決済のみを受け付けていた出品もあった。
ヤフーがこのシステムを推奨し、出品者がこれを選択するのは、自分の金融機関口座情報を落札者に連絡しなくて良いというメリットがあるからだろう。（私がそうだった） 落札価格が3千円以内なら、カード支払いの手数料は128円と安価ではある。しかし1万円以上になると、途端に5.25％だよ～。1万１円の支払いに525円！ これって高すぎる。。。出品者は手数料を取られないので関係ないが、落札者の方の不利になるようなら、他の支払い方法も提示しなければ。
無論、いままで1万円以上の出品物にYahoo!かんたん決済でのカード支払いを選択した方はいなかったから、後に残る銀行他金融機関のネット決済を選択していたわけだ。これにはほとんどの金融機関が対応しているが、一部対応していない金融機関もあった。落札者の方の選択範囲を狭めてしまったことは否めないな。
自分がいままで消費者としてカード支払い（一括払い）していたとき、手数料はとられたことがないのでうっかりしていた。その場合、取り扱い店舗側がカード利用の手数料を負担しているのよね。カード支払いの場合に限っていえば、Yahoo!かんたん決済は出品者がカード利用手数料を負担せず落札者が負担するという全く逆のシステムだ。いままでYahoo!かんたん決済を単純な振り込みシステムのような概念で受け取っていたが、その考えは間違っていた。説明はなんでもよく読まなきゃいけないね。