東京山草会 タネ交換会

東京山草会のタネ交換会から、またタネが届いた。しばらく前に連絡のあった余剰分のタネだ。これらは日本産も無論だが、外国産種子も含まれている。外国の山草会ともタネ交換をしているからね。これはありがたいわ。入数は少ないものもあるが、1ポットに蒔く分には十分よ。

そして、1袋70円という値段もありがたい。日本産は1袋50円だが、全部合わせて41袋で3000円もしないの。外国の種苗会社から買ったら、これじゃすまないもんね。安くてもこの倍はするだろう。・・・ということで、タネを蒔きたい方は山草会に入会するのもお勧めですよ。

さっそく蒔こうと学名の一覧表をHTMLにし、ラベルも一生懸命書いたが、あいにくの雨。あーあ、腰砕けだわ。タネ蒔きは明日ということで、今日はジムへ行ってからホームページの更新に明け暮れることになりそう。以下がそのタネのリスト。

Anemone X lesseri (A. multifida X A. sylvestris) アネモネ X レッセリ(ベニバナイチゲ)
Dianthus fragrans ディアンツス フラグランス
Geum cockaynei ゲウム コッカイネイ
Geranium macrorrhizum ‘Album’ ゲラニウム マクロリズム ‘アルブム’
Geranium maderense ゲラニウム マデレンセ
Geranium psilostemon ゲラニウム プシロステモン
Geum rossii ゲウム ロッシー
Geranium sanguineum ゲラニウム サンギネウム
Geum uniflorum ゲウム ウニフロルム
Geranium yoshinoi ゲラニウム ヨシノイ (ビッチュウフウロ)
Hosta ‘Sagae’ ホスタ ‘寒河江’ (ギボウシ)
Kirengeshoma suffulticosa キレンゲショウマ スッフルティコサ (キレンゲショウマ)
Myosotis traversii ミヨソティス トラウェルシー
Paeonia japonica パエオニア ヤポニカ (ヤマシャクヤク)
Paeonia obovata パエオニア オボウァタ (ベニバナヤマシャクヤク)
Paeonia veitchii パエオニア ウェイッキー
Primula alpicola alpicola プリムラ アルピコラ アルピコラ
Primula beesiana プリムラ ビーシアナ
Primula bulleesiana プリムラ ブレーシアナ
Primula burmanica プリムラ ブルマニカ
Primula chionantha プリムラ キオナンタ
Primula chionantha sinopurpurea プリムラ キオナンタ シノプルプレア
Primula grandis プリムラ グランディス
Primula integrifolia プリムラ インテグリフォリア
Primula kisoana プリムラ キソアナ (カッコソウ)
Primula scandinavica プリムラ スカンディナウィカ
Primula scotica プリムラ スコティカ
Primula secundiflora プリムラ セクンディフロラ
Primula sikkimensis プリムラ シッキメンシス
Primula veris subsp. macrocalyx プリムラ ウェリス マクロカリックス
Pulsatilla vulgaris blue fl. プルサティラ ウルガリス ブルー
Pulsatilla vulgaris violet fl. プルサティラ ウルガリス バイオレット
Ranunculus bilobus ラヌンクルス ビロブス
Ranunculus gouanii ラヌンクルス ゴウアニー
Sanguinaria canadensis サングイナリア カナデンシス
Sisyrinchium idahoense シシリンキウム イダホエンセ
Thalictrum delavayi ‘Hewitt’s Double’ タリクトルム デラバイ ‘ヒューイッツダブル’
Viola delphinantha ビオラ デルフィナンタ
Viola dubyana ビオラ ドゥビヤナ
Viola elatior ビオラ エラチオール
Wahlenbergia hederacea blue ワーレンベルギア ヘデラケア ブルー

昨日、2時間以上かかってタネを蒔いた。その前には土を買いに行ってきた。山野草のコーナーをのぞくと、興味のあるものがいっぱい。  
どれもほしくなってしまうが、ココロを鬼にして買わなかった。エライっ!

それにしてもね、自分が一生懸命栽培したアンドロサケが150円で、うっさうっさ売ってたわ~~。スターダストって園芸種なんだね。  むなしくなるので、これからは苗のコーナーを絶対見ないぞ。(いつもの事なんだけどさ。。。)

帰ってきて疲れてたけど頑張って用土を配合、育苗箱に新聞紙を切って一枚敷き、その上にポットを並べる。用土は、中粒の鹿沼、軽石、小粒の赤玉を混合してポットの下半分に入れ、その上に化成肥料(5ヶ月間有効ってやつ)、それから小粒赤玉、ピート、堆肥、ふるった細かい腐葉土を混合して入れた。ここまで準備してから室内に育苗箱ごと持っていき、そこで座ってタネを蒔いた。用土の上にタネを蒔き(置き)、覆土の必要のあるものは蝦夷砂細粒をかけた。大きなヤマシャクヤクのタネは5ミリから1センチくらいかけた。それからたっぷり水やりをしておしまい。

タネは山草会からの依頼で(できればということだったが)、タネの数を数えてから蒔いたので、非常に時間がかかった。もうこれからはこんなことしたくないわ~。もうかんべんして。  粉のように細かいのって数え切れないし、観察日ごとの発芽数を確認するのだって面倒よ。タネ交換会としては発芽率を確認したいのだろうけど、私はなんせ蒔く数が多いので、全部やってたら大変だもの。