植物図鑑もCD-ROM

東京山草会のお手伝いをするうち、いくら調べても学名の分からないものは相変わらず多い。流通名(通称)が和名のようになっていたり、古い図鑑とは分類が違っていたりと最初から予想していたが、学名調べは大変な作業となる。幸いにも東京農大の方や、 主婦の友社出版部の方ががいらして、随分調べてくださっている。感謝。

膨大な品種が掲載されていて、しかも syn. や和名でも調べられる図鑑がほしいと誰でも思うが、CD-ROMやDVD-ROMは発売されていないんだろうかと検索してみた。お安いのは5千円くらいから、最高ではたぶん「原色牧野植物大図鑑」北隆館(4256種掲載)だろうが、これが3万5千円とな。詳細を知りたい(購入したい)人はメールをするのかな。何しろこれだけのデータベースが、コピーされまくったら大変な損害となるからね。気持ちはわかるけど、もっと手軽に安価で利用できないものかと消費者は思うはず。

ある大学の図書館では、特定の場所のパソコンでしか、そのCDやDVDを閲覧できないと書いてある。(閲覧のみ)そうだよね、やっぱり。。。。書籍ならいずれ古本街で、と希望はあるが、CD-ROMやDVD-ROMでは、安くなりっこないね。やっぱり古本屋さんを狙うとするか。。。


Comments

“植物図鑑もCD-ROM” への2件のフィードバック

  1. primroseさん、こんばんは。いよいよ12月も半ばとなり、園芸以外の用事が目白押しですよね。私はそのうえ、今年はよく遊んだので、今後は遊びは抑えて用事をこなしていかないと。
    東京山草会のお手伝い、ご苦労様です。ただ育てるだけでなく、こういうこともしておくと、より深く植物のことを知ることが出来ますよね。私などは仕事や遊び(山歩きも含めて)以外にまとまった時間がなかなか取れないので、深くじっくりと極めると言うことはどうしてもおろそかになってますよ。
    数日前にここに書かれていた春咲きシュウメイギク、実は私も今年の早春だかに購入して、植えているんです。やっぱり、インターネットでいろいろ調べて見ましたが、よくわかりませんでした。
    たまたま義妹もこれを持っていて、うちよりは義妹の庭のほうが綺麗に咲いてました。草丈は50~60センチほどで一重の白い花でしたね。確かにシュウメイギクとどことなく似ています。先日、確認したら、なんとか生き延びているようでした(あの猛暑はなんとか越せたようです)
    日本での流通名はほんとに適当なものが多くて、実態がよくわからなくてご苦労、お察ししますよ。
    しかし、私の気持ちの奥底では、名前なんて知らなくてもいんじゃないの?という気持ちも実はなくもないんですよ。

  2. なるほど、名前なんて無くてもね。。。。そうも言えますね。古くからある俗称や別称なども、地域名として固定しているものがあって、その方が学名で呼ぶよりも、地域の人たちにとってなじみが深いし、分かりやすいって言うのがありますね。私達が一般的に「和名」なんて読んでいるものは、実は標準和名というものだそうです。これ、「ビジュアル園芸・植物用語事典」の受け売り。(^^ゞ

    でも、名前で植物が特定できないのって困りませんか~。チューリップが全てチューリップで、園芸種も原種もいっしょくたというのは。。。。栽培する上でも学名の意味を知れば、ある程度のことがわかるんです。でもラテン語そのものが一般的とは言えないですけどね。

    流通させるときに花卉事業者の付ける名前が、きちんと統一していればその後の混乱も起きないかも、と私も思うわ~。同じ植物を、ある事業者は種小名だけでラベルをつけたり、ある業者は園芸品種名でラベルをつけたりとなってしまっているのが現状だそうですよ。とにかく、インパクトがあって売れそうな名前にするらしいです。この辺が日本人らしいと思いませんか~。(^.^)