無粋な塩ビ管

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ディエラマ プルケリマム Dierama pulcherrimum (‘Donard’ Hybrids’) ‘ドナードハイブリッズ’かどうかはっきりしないが、もう少しで開花しそうだ。去年‘ブラックバード’というディエラマが開花したの続き二株目である。ラベルはずっと土に指しておいたが、いつの間にかどっかに行っちゃった~。 それにしても、無粋な塩ビ管が写っているでしょ。隠しようがないので、ラティスでもしようかな。

とにかく大きくなる植物と思っていたら、意外にそうでもない。今のところ、しなだれて60センチくらいだろうか。細くて長い葉はイネ科の雑草(失礼(^^ゞ)のようにも見えるが、南アフリカ原産のアヤメ科植物なので繊細なのね。冬期も本来なら、自生地のようにもう少し高温だと弱らないのかもしれない。なんちゃって~~、南アフリカの気候を知らないんだわ。  

検索すると、以下のように出ていた。また、こちらのサイト様によれば、最高気温25度、最低気温10度で、年間平均気温17-18度くらいとなっている。

西部は温帯の乾燥気候、南部は地中海性気候(温暖で冬季に比較的に多雨)、東部は西岸海洋性気候、内陸部はサバナ気候である。寒流の影響で緯度の割に気温は低い。

実生株はこちらの気候風土に適応するというが、夏に腐って、冬には消滅している、なーんてならないように祈りたい。何しろ‘ブラックバード’がそうだったから。あれは、もったいなかったな~。でもディエラマは比較的良く発芽し、育苗も難しくはない。短命なのは宿命だろうか。とにかく見事な『天使の釣竿』が、わが庭でも見られますように。

去年蒔いたイグネウム種 Dierama igneum とドラコモンタヌム種 Dierama dracomontanum も、無事に大きくなっている。今年の秋か来年中には定植できるだろう。それとも、容器栽培のほうがいいのだろうか。たくさんあると、気が大きくなってぞんざいな扱いになってしまうが、群生させるのが夢なのでしっかり育てたい。