阿波一国参り その25 鶴林寺

阿波一国参り その25 鶴林寺

4月26日 第二十番札所 鶴林寺(かくりんじ)

【墨書】
右上: 奉納
中央: 梵字 地蔵大士
左下: 鶴林寺

【ご朱印】
右上: 四國二十番
中央: 変形印 鶴の飛翔する姿
左下: 霊鷲山鶴林寺 

阿波20番鶴林寺 墨書ご朱印
阿波20番鶴林寺 墨書ご朱印

遍路の最初のうち、墨書ご朱印の際には、書いて下さる方の手をじっと見ては失礼かな?と思っていたが、だんだんと逆にしっかり見つめるようになった。こちら鶴林寺さんでは印泥も濃く、それはそれはきれいに鶴が浮き上がった。はじめてみる鶴のご朱印に私は「あら、鶴なんですね!」と感激の声を上げていた。書いて下さる女性も「はい、鶴なんですよ」と受けてくださった。ほとんどの寺のご宝印が蓮台の上に光背、真ん中には梵字。梵字は分かんないので気持ちは形の方にとらわれるのみ。それがこんなきれいな鶴のご宝印なら歩き遍路も楽しみが増えるというものよ。

こちら20番鶴林寺さんでは、39番延光寺さんではのご宝印を押してもらえるそうだ。それらを白衣にも押してもらって鶴亀そろっておめでたいそう。だが本によれば、ご宝印を押してもらうのは未着用の白衣じゃなきゃいけないとあった。白衣はそれ用にまた買うってこと。白衣に押してもらうのは1回200円とか。88か所全部押してもらう方もいるようだ。私はおへんろ計画段階の当初、納経帳もいらないと考えていた。だが、確かにそこに行って納経したという客観的証明にもなる納経帳は遍路ならみんな持つのが普通。いくら欲望を捨てる旅とはいえ、あえて普通じゃないことをしなくてもいいかと納経帳を持つことにした。そしてこんな話を聞いたら、私も鶴亀そろえたいという欲望がわいてきてしまうじゃないか。。。

鶴亀そろえて白衣にご朱印を押すという話をしてくださったのは鮒の里さんで一緒になった方(先達さん)だ。太龍寺さんから平等寺さんへ降りる、結果として私には険しかった山道を途中までご一緒してくださった。その方が、ザックに白衣を着せて背負っていた。こうしたほうがご朱印が早く乾くからと。そして、そこからいろいろな話をうかがったのだった。

・・・やっぱり人間は人と話をしなきゃダメね~。普段から一人でいることが多い私だが、何も知らない=怖いもの知らずでここまでやってきたと実感した。その先達さんは百名山をやり、お遍路も並行してやっているとか。だからリタイアした今、ほとんど家にいないって。あきれた男性ですな。妻とか家族をなんと思っているの?と、チラっと思ったが、私は夫が家にいない方がいいほうだから、この男性の奥様ももしや?とも思った。(^_^;)

生名の金子やさん裏からはじまる登山道はずっと急登であったが、比較的道幅が広く、セメントで固めてあったり、石や擬木で土が固めてあったので、息は上がるが足元は歩きやすかった。逆に短時間で登らせたいがための整備された急登であるとも思う。でないと、おへんろも来てくれないわよ。

鶴のご宝印を自分の白衣に押してもらう件は、鶴林寺さんと太龍寺さんも過ぎて聞いたお話だったのでもう無理よ。もしも2回目のご縁ががあったらね。

   
下:前日に撮った金子やさんの裏にある登山口。
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下:最初から急登だがこのころはまだ道幅広くてよかった~。
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下:ちょっと行くときれいな茅葺遍路小屋が。たまたま私のルートでは宿を発ったばかりでトイレや休憩所が必要ないところに、きれいな遍路小屋があることが多かった。遍路の身では贅沢は言えないが。
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下:見晴らしが良く下を見ると生名の町がばっちり。トイレ有り。
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下:金剛杖の代わりにどうぞと角材がたくさん置いてあった。ありがたいよね。いよいよ急登になる。
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下:水呑大師
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下:ちょっとした展望のある写真撮影用スペース。下に流れるのは那賀川。ここからがキツイ。
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下:鶴林寺さん山門。額は山号の霊鷲山。
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下:山門の左右には鶴が。
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下:本堂
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下:両脇に鶴。
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