阿波一国参り その26 太龍寺

阿波一国参り その26 太龍寺

4月26日 第二十一番札所 太龍寺(たいりゅうじ)

【墨書】
右上: 奉納
中央: 虚空蔵尊
左下: 太龍寺

【ご朱印】
右上: 四國第二十一番
中央: 丸印 龍の姿
左下: 太龍嵩 

阿波21番太龍寺 墨書ご朱印
阿波21番太龍寺 墨書ご朱印

雅印の「嵩」の読み方は「たか、だけ」あるいは「すう」と、読むらしい。「たいりゅうかさ?」「たいりゅうだけ?」「たいりゅうすう?」いったいどれが正しいんじゃ?以下はWeblio辞書から引用。

かさ [2] 【嵩▼】
物の大きさや分量。体積や容積。 「 -がはる」 「水-」
人間としての大きさ・厚み。威厳・徳など。 「人の-もなくして,只世に随ひ/沙石 4」
高い所。かみて。 「 -より落し懸て/太平記 15」
芸の幅や厚み。 「生得の位とは長(たけ)也。-と申すは別の物也/風姿花伝」
[句]
嵩から出る ・ 嵩にかかる ・ 嵩に回る

また、みんなの名前辞典さん(以下に引用)によれば以下の通り。こちらのほうが分かりやすいな。重箱読みにむりにしないで「たいりゅうすう」か「たいりゅうしゅう」と読むのが自然かも。

嵩 [意味]
山がたかくそびえたつさま。転じて、直立してそびえるさま。とも。 かさ。体積。

部首 山(やまへん,やま)
画数 13 (その他の13画の漢字)
音読み スウ シュウ
訓読み かさ かさむ かさばる
他の読み たか たかし たけ

と思ったが、他のサイト様では「太龍嶽」となっていたので「たいりゅうだけ」と読むのかも。また他のサイト様でも以下の通り。

太龍寺山は太龍寺の南側に聳える標高618mの峰を弥山と呼ぶ。またその北側に聳える標高602mの峰を太竜岳と呼ぶ。

ということで、「たいりゅうだけ」で良いのでしょう。

下:鶴林寺さんからの下り
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下:水井橋(みずいばし)。ここからはまた上りとなって太龍寺さんへ向かう。
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下:水井橋で自撮り
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下:丁目石 いくつか過ぎて気が付くと数は増えている。太龍寺さん前では三十?丁目だったような気がするが。
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鶴林寺さんから太龍寺さんまでもきつかったが、太龍寺さんからは今までの地図にはない「いわや道、平等寺道」という道を行くことにした。鮒の里のおやじさんが「使われていなかった古い道を2-3年前に整備したばかりで1時間から1時間半は速く着く」と、すごく勧めてくれたから。

鶴林寺さんで前後して会った他の遍路さんにこの道を行くか聞いてみると、ロープウェイか地図にある車道を下りるという。私は車道より(すでに廃業している坂口屋さん経由)1時間から1時間速いという言葉に惹かれ、この道を行くことにしていた。鮒の里でご一緒だった先達さんは何年か前にもこの道を通り、今回も舎心ヶ嶽を経由して行くというので、途中までご一緒させて頂く事にした。

下:太龍寺さん山門
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下:太龍寺さん本堂
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下:太龍寺さん持仏堂 竹村松嶺による龍の絵が大廊下の天井に描かれている。この前にはもちろん賽銭箱が。
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下:太龍寺さん大師堂
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下:太龍寺さん大師堂
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下:太龍寺さん大師堂裏から拝観できるように御開帳されていた。
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ロープウェイの山頂駅より少しそれたところに舎心ヶ嶽(しゃしんがたけ)という、弘法大師さんが修行した場所がある。そこは崖の上らしい。そばまで行ったらがあって大岩を一つ乗り越えて大きな大師像のところに行けるようになっていた。私は鎖を見ただけでもう臆してしまって、おじさんが戻るまでここで待っていることに。そのおじさんは68歳というが山屋さんらしい。この遍路は途中で区切り、北海道の山に行くと言ってらした。鶴亀のご宝印の事を教えてくださったのもこの方。この大師像のところに登ると、はるか山の彼方には海も見えるらしい。その後もこの方は私を心配してくださったが、ペースが違うので先に行っていただいた。この後すぐ、私は一人でいわや道、平等寺道を下りて行くが、あとでどんなに後悔したことか。。。

下:舎心ヶ嶽にいどむ先達さん
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下:ここからいわや道、平等寺道 この道標のあとだったか前だったか、この地点に「午後1時(2時だったかも)までに到達していなければこれ以上行ってはいけない」という内容の注意書きがあったが、私は先達さんと一緒だったので大して気にも留めずに通過した。
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下:お別れしたそうそうにこんな場所が。途中では杉の植林の間を抜ける歩きやすい道もあったが。
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歩きやすかった土道も、そのうちに石が出てきて歩きにくくなった。後半には鎖もかけられない紐(ロープ)場が4か所もあった。なぜ鎖じゃないかと言えば、鎖を打つ石がない。急勾配の土道は雨で深く削られたのかつるつるで小石もない。今は乾いて埃だらけ。周りの木々も根が丸見え。道の周辺木は植林された杉ではなく、低木の広葉樹だった。足掛かりがないのでそんな木々にロープが何か所かくくられていた。こういう道は歩いたことはあるが人が前後にいないのでびびりっぱなし。坂が急なうえ、荷物も重い。ストックはしまって両手でロープにしがみつきながら下った。こんな時、見守ってくれる人がいたらどんなに心強いか。だがたった一人ぼっちでやらなきゃならない。。。。私は泣きそうだった

後で良く調べると、山屋さんなら問題なく通過できるが、そうじゃなければ止めた方がいいって出てた。遅いわ。もっと良く調べてから行くべきだった。他のお遍路さんたちはその事を分かっていたのかな。本日の宿、山茶花さんで前述の先達さんや、他ルートで下山した遍路さん達に合流した時、私は思わずあの先達さんに言ってしまった。「私には無理だと言って下さったらよかったのに。。。」と。おじさんはロープがあるのを忘れてたって。。。(^_^;) そして私は下りが非常に遅いので、結果として車道ルートの方よりも1時間位遅く宿に着いた。

という事で、今のところ(2016年夏現在)自信のある方以外はこの道はやめた方がいいですね。

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この後もいわや道はまだ続いたが、何とか無事に通過。阿瀬比の車道に出たときは嬉しかった。だが阿瀬比からの平等寺道も2時間かかった。

下:この看板から大根峠だろうか。だとしたら阿瀬比までのいわや道(太龍寺から阿瀬比まで3時間)を終え、平等寺道を1キロ来た地点だ。
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下:平等寺道を下りてきて集落に入る直前にあった面白そうな遍路小屋。だがチェックイン時間が迫っていて休憩もしなかった。残念。
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下:善根宿 集落に入ってすぐだったと思う。初めて見たわ。ありがとうございます。
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下:平等寺隣のお宿、山茶花さん。女一人だけきれいなこの新館に泊まれた。その代り1泊7000円だった。洗濯代(乾燥機もあり)はお接待してくださった。他の男性5人は旧館。
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下:山茶花さんの朝食
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