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2006年8月26日 投稿者: seedsman

アンコールワット2 第三回廊へは自己責任で

アンコールワット2 第三回廊へは自己責任で
2006年8月26日 投稿者: seedsman

http://seedsman.jp/blog/jpg/2006/08/angkor001-thumb.jpg
Angkor Wat 1200px x 900px 壁紙にどうぞ。著作権は消さないでね。
一日目の午前中はアンコールトムだったが、午後はアンコールワットだった。アンコールとは『大きい』と言う意味。トムは『町』で、ワットは『寺院』と言う意味だそう。

アンコールワットの第三廻廊に上がるのには、ものすごく急で奥行きの狭い階段を登らなくてはならなかった。ほとんど垂直かと思うほどの傾斜で7-8メートルか、いや10メートルぐらいの距離があったろうか。一段の高さも結構あり、30-40センチぐらいあったかもしれない。往きはなんとか手を突きながら一段ずつ登った。なるべく下を見ないようにはしたが、やはり上に行くにしたがってお尻や足がむずむずして怖かった。問題は降りるとき。。。 

下り専用(優先)になっている階段には細くて華奢な手すりがつき、階段は幅40-50センチほどだがコンクリートのようなもので補強整備されている。ここには既に長い行列ができていて、ろくに第三廻廊の見学もせずにすぐにその列に並んだが、私たちの降りる順番がくるまでに30分以上待ったかもしれない。ガイドのソワンさんは『自己責任で登ってください、私はここで待っています』と第三廻廊の下で待っていた。下から見たときはそれほどに思わなかったが、上から下を見てみると登ってきたことをとても後悔した。

やっと順番が回ってきて、細い手すりを頼りに必死で一段ずつ降りた。あぁ~怖かった。なんでこんなに奥行きの狭い急勾配の階段を造ったのかね? そういえば、韓国のお寺でも本殿に上がる階段の奥行きは10センチほどと狭かった。ガイドのコさんによれば、降りるときにお尻を仏様に向けないように、横向きに降りるように造られているとか。ここもそうなのかな。

http://seedsman.jp/blog/jpg/2006/08/angkor034-thumb.jpghttp://seedsman.jp/blog/jpg/2006/08/angkor035-thumb.jpg
上の写真は、左が上り専用の階段を登ったところから。下から撮影している人がいるわね。右の方に登ってくる女性の姿が写っているけど、これじゃ傾斜のようすが全然わからないわ~。怖くてこれ以上前に出て撮ることができなかったの。

右が下り優先の階段からだが、この階段の右端に直系1センチほどの1本の金属製の手すりが設置されていて、皆それにしがみつくようにして降りる。写真撮るのに、これまた全然前に出られませんでした。これじゃ何を撮ってるかも分からないわ。  とにかく、怖かったのでこれが精一杯。降りてから階段の全景でも撮っておけばよかったのに、それすら余裕が無かった。

世界文化遺産の一つとして知られるアンコールワットは、今から約140年前には、その存在を知る人すらいなかった。フランス人博物学者アンリ・ムオが再発見するまで、密林の奥深くに眠り続けていたのである。実は、この巨大寺院群を有したクメール王国はインドシナ半島の大部分とマレー半島の一部までを領土としたこともある大帝都であった。その規模と完成された美しさで知られるアンコールワット以外にも、数百を超える宗教施設が王国全土に造られていた。

現在のシェムリアップ地域にその跡を残す王都は、大農業王国の都であると同時に王国内でもっとも豊かな水の都でもあった。日本にたとえてみると、平城京の造営された大和盆地に当たるのがシェムリアップ地域で、現在の東京23区にも匹敵する広大な規模であった。両古都には数百を超える大小さまざまな寺院が建立されていたが、その中で創建時の東大寺に相当するのがアンコールワットと言える。アンコールワットは宗教施設であると同時に都のシンボルでもあった。

アンコールワットの造営から遅れて半世紀後、今度は一辺3kmの城壁で囲まれた王都が造られた。その王都はアンコールトム(大きな町)と呼ばれ、その中心に位置するのがバイヨン寺院である。この四面仏塔の乱立するバイヨン寺院は仏教寺院として、クメール人独自の宇宙観の中心に燦然と輝いたのである。(地球の歩き方より)

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