Achillea ptarmica ‘The Pearl’

Achillea ptarmica 'The Pearl'
学 名 Achillea ptarmica ‘The Pearl’
アキレア プタルミカ ‘ザパール’
科 名 キク科 Compositae/Asteraceae
属 名 アキレア(ノコギリソウ)属 Achillea
分 類 多年草
大きさ H50cm x S50cm~
撮影日 2003-07-09
キク科植物のこの Achillea 属では花弁のように見えるのは一つ一つが舌状花で、舌状花と筒状花が多数集まって一つの花のように見える。種苗会社のカタログ写真では輝くような八重白花(多数の舌状花)に見えたが、実際には八重花は秋に返り咲きで少し咲いた程度で、夏に咲いたほとんどは一重か、あるいは二重程度だった。しかし、普通のノコギリソウより舌状花や筒状花が多いのは確かである。タネからの栽培なので、この八重咲きが完全に固定していないとも考えられる。

花色(舌状花の色)は透明感の無いマットな白色から乳白色で、園芸種名‘ザパール’とはちょっと程遠い感じがした。数年間大型のコンテナで栽培していたが、水をまったく与えなかったので花つきは今ひとつだった。それでも枯れないので性質強健な植物である。地植えにすると地下茎がものすごく繁茂するので注意が必要。葉は普通のセイヨウノコギリソウよりずっと小さく、3-5センチ位の長さだが鋸歯があって薄く柔らかい。