アメリカプリムローズ協会の冊子が1-2月ごろだったか、届いていた。
忙しくてろくに見ていなかったが、パラパラと見ていたら
各国の会員から、栽培ノウハウが投稿されていた。
寄稿を依頼してあったものだろうが、日本人の方の投稿を読んで嬉しくなった。
内容はサクラソウ Primula sieboldii について夏の管理方法だった。

どうやら教育委員会に所属していた方のようで、
ズバリお名前で検索しても、その方に関連する記事がいくつかヒットした。
教育関係の多方面でご活躍の様子ではあるが、ご自身はサクラソウを栽培されていない。
よって、田島が原のサクラソウについて記されていた。
海外にもサクラソウコレクターはたくさんいるので、きっと参考になったろう。

今回の冊子は Derek Parsons 氏がストライプドオーリキュラの栽培手引きを
APSに引用させてくれたことへの謝辞から始まっていた。
見開きにはたくさんのストライプドオーリキュラの写真が白黒で
表紙にはそのストライプドオーリキュラのアップがカラーで掲載されている。

そうだー、私も去年たった一株だがストライプのオーリキュラを開花させている。
冊子に載っているのはいずれもデンティキュラータのように見事な玉咲きだが
私の咲かせた株はほんの二輪ばかりしか咲かなかった。

で、しみじみ全体の株姿を見てみると、ポットからは葉が大きくはみだし
葉だけをみると徒長しているようにも見えるが、花は見事な玉咲きだ。
そうとう肥料を吸っている感じがする。
このような園芸種については、私ももう少し肥料について再考しなければならない。

http://seedsman.jp/blog/jpg/2007/03/p_auriculaDouble3-thumb.jpg
Primula auricula Double プリムラ・オーリキュラダブル No.157 APS
播種:04.04.11 発芽:04.05.06 ポット上げ:04.05.22(2芽) 植替え:04.10.28
開花:06.04.09 ポット増し:06.06.18
今となってははっきり分からないが、多分 Primula x pubescens
Border Auricula Group (ボーダー・アウリクラ・グループ)だと思う。
香りは少しあったような覚えがあるが、購入物のオーリキュラとは
比べ物にならないほど微かな香りだった。