学 名 | Cistus incanus キスツス インカヌス |
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異 名 | Cistus creticus キスツス クレティクス Cistus villosus キスツス ヴィロースス |
科 名 | ハンニチバナ科 Cistaceae |
英 名 | Rock rose ロックローズ Soft-Hairy Rockrose ソフトヘアリーロックローズ Pink rockrose ピンクロックローズ |
属 名 | キスツス属(ゴジアオイ属) Cistus |
分 類 | 叢状の常緑小低木 |
大きさ | H50m x S30m ~ |
撮影日 | 2008-05-06 |
シスタスは乾燥した場所や岩の多い土壌で、ポルトガルやモロッコやカナリア諸島から、中東にかけての地中海地域全体に分布する常緑灌木。
タネ蒔き二年目には開花となり、その成長の早さにびっくりした。潅木なので開花株となるには数年を要すると思っていた。花の直径5-6cmで、花弁はシワシワになって萼につつまれていた。それが開いてくるとまるでポピーのような質感の花となった。葉長6-7cm、葉には全体にやわらかい毛が生えていて灰色がかって見える。花も葉もアルビダス種とそっくりだが、アルビダス種のほうが株がそれほど大きくならないかもしれない。
イスラエル花図鑑(オーリー・フラグマン/廣部千恵子著(株)ミルトス発行)という本によれば、その写真からCistus creticusに酷似している。Cistus creticusで検索すればまさにその通りのようである。タネの販売元のB&Tのラベル違いであろうか。良く検索するうち、異名 syn. と分かった。creticusとはラテン語でクレタ島のという意味があるが、現在では世界中の栽培適地に帰化しているようである。