Cytisus battandieri

◆Cytisus battandieri(サイティサス・バッタンディエリ)が、数日前より枯れこんできた。もう種まきから7年くらいになるというのに。(>_<) そろそろ開花しても良い頃だが、地植えにしたのは3年位前からで、毎年切り詰めている。枝先を切り詰めると花が咲かないとは思うが、自然のままでは7-8メートルにもなるらしい。

思い切って地際から15センチくらいのところをノコギリで切った。茎の直径は2センチほど。切り口を見るとどうもなっていない。青々していて虫が入った様子はない。枯れこむ直前に、周りの草をとったり土を耕したりしたので、根をいためたのが原因だろうか。再萌芽するか心配だが、これはマメ科で発芽率が良かったのでもしダメになったらまたタネを購入してリベンジするしかない。

◆リナリア プルプレア ‘キャノンジェイウェント’がいまだに良く咲いている。日向に植えてあるものは花色も濃く、茎が高いというのに強風でも倒れない優れもの。昨年の初開花時に、花色には不満があった。図鑑などを見るとオレンジからアプリコット、そしてピンクなど明るいパステル調にみえたのだ。それが実際には白っぽいピンクであまりパッとしない感じがした。

今年はタネ蒔き後3年目で、肥料を特に入れたわけでもないのに発色が良い。
この地になじんだのか、根が張って本来の習性がよみがえったのだろうか。
とにかく宿根草はこのように、年数を経て本来の持ち味が出るようだ。
開花後に枯死する宿根草も多い中で
このように年々味わいを増していくものには、特に魅力を感じる。