Lychnis viscaria

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http://seedsman.jp/blog/jpg/2006/04/lychnis_viscaria060421-thumb.jpg↑→Lychnis viscaria Sticky catchfly
和名:ムシトリビランジ
播種:04.06.30 発芽:04.07.05
移植:05.03.18  地植え:05.10.13
一部プラ鉢植え:05.11.08
地植え開花:06.04.21
もらったタネから。マンテマのようなタネだったが、2年半経過して開花した様子から、どうやらこの植物のようだ。バルカン半島原産らしい。花は濃桃紫色で目立つ。そして一番の特徴は、花の直下の茎が黒っぽく染まり、ここから粘着性のある粘液を分泌していること。触るとベトベトしている。

捕虫するのは養分にするためではなく、上の花に這う虫が入るのを防ぐため?だって。私はこれでは見たことがないが、同じように粘着部分がある Silene alpestris (Alpine catchfly) では、そこにコバエがひっついているのを見たことがある。そのせいで、ベトベトしているのが分かったぐらいだ。外国のサイトには以下のように出ていた。

根生葉はローゼットをなし、茎は直立する。輪生花は円錐花序を作る。この植物の最も重要で特別な特徴は、茎の上部が粘着性であるということ。この粘着性の物質は這う昆虫が花に入るのを防ぐため。彼らは植物に授粉しなくて、無料で甘露をおごられる。

★4月23日追記
早速、アブラムシがトラップにかかっていました。ムシトリビランジの名の通り。
http://seedsman.jp/blog/jpg/2006/04/lychnis_viscaria060422-thumb.jpg