ウラシマソウ

http://seedsman.jp/blog/jpg/2006/04/Arisaema_thunbergii_urashim-thumb.jpgArisaema thunbergii subsp. urashima
アリサエマ ツンベルギィ 亜種 ウラシマ
(ウラシマソウ)
肉穂花序を包む仏炎苞(ぶつえんほう)は、マムシグサ Arisaema serratum によく似ているが、肉穂花序に長い紐状の付属物があるのがこのウラシマソウ。仏炎苞の色が緑色のものはカントウマムシグサ、紫褐色のものはムラサキマムシグサだそう。また、マムシグサは個体変異が激しく、小葉に遺伝的な中斑が入る個体もあるそうだ。

ウラシマソウの名前の由来は、肉穂花序に長い紐状の付属物があり、これを浦島太郎の釣り糸に見立てたことから。マムシグサの名前の由来は、茎(本当は茎ではない)の模様が蝮(マムシ)に似ていることからだとか。確かにあの模様は、マムシのマダラ模様を連想させるし、この長い糸も釣り糸に見えなくはないが。。。。