株分け後に

Primula saxatilis syn. Primula cortusoides
プリムラ　サクサティリス　異名　プリムラ　コルツソイデス　東京山草会より
今になってもまだ咲いている。この花は本来のサクサティリスの花びらとは違って、ハート型の花びらに切れ込みが入りなかなか素敵。システムさんのところのコルツソイデスもこんな花だったわ。この株はもう1本花茎が出ている。天候不良がありがたい。

しかし、これらのプリムラを早春の芽出し前に植え替えてやらなかったせいで、ちゃんと春に開花しなかったのだろう。秋に植え替えたらから良いかと思ったが、早春に植替えというショックを与えることで、花芽分化するのか。早春に植え替えなかったほとんどの株が、6月の株分け後に花芽を持ち上げてきている。これほど涼しい初夏じゃなかったら、とっくに葉を落として半休眠していることだろう。

Primula modesta var. fauriei f. leucantha　シロバナユキワリコザクラ
株分け・植替え：06.06.12　これも株分け後に花茎を持ち上げてきた。

Primula modesta var. fauriei　ユキワリコザクラ
これは唯一、オークションに出品した残りで株わけしなかったもの。花茎が伸びずに咲いてしまった。寒さにあてず花茎が伸びないまま咲いてしまったクンシランのようだ。

そして、天候不良の恵みは他の花にも。まず、アライトヒナゲシとリシリヒナゲシは結局全ての株に２－３花以上咲いた。そしてアネモネ・ルピコラは、未開花だった他の株にも花がついた。＼(^o^)／　その株にはいっぺんに２花もついている。