Campanula bononiensis

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上の画像は2枚ともカンパニュラ・ボノニエンシスだが、左の花は標準的なベル型の花で、右は花底が椀型に近いベル型だ。椀型の花の株は全てこのような形の花で、何が原因か分からない。でも学名で検索すると、同じような形の花があった。地植えして以来、肥料を与えた覚えはないが、肥料や用土の関係だろうか。今年は開花2年目を向かえ、花茎もたくさん出てとても綺麗に咲いている。でも梅雨入りもしたことだし、雨にぬれればもうこんな綺麗な花は見られないね。

このカンパニュラ・ボノニエンシスは、アデノフォラ・ポタニニィにそっくりだが、そもそもカンパニュラ属とアデノフォラ属の違いがはっきりしない。我が家の庭で観察したところでは、このボノニエンシスの方がアデノフォラ・ポタニニィより10日から2週間ほど開花が早い。いつか調べたときには花盤が肥厚しているのがアデノフォラで、肥厚していないのがカンパニュラだ、となっていた。でもアデノフォラでも花盤が肥厚していないのもあれば、カンパニュラで肥厚しているものもあった。肥厚といってもどのくらいその花盤が厚くなっているものなのか、素人の私には基準が分からないから困る。

そして検索してみて気がついたことは、Campanula bononiensis の学名を使っているのはヨーロッパの中で英語以外の言語で書かれているサイトが多い。以前に Primula vulgaris と Primula acaulis の学名の違いについて調べたときに出てきた Flora Europaea という書籍に基づいた記述なのかも、と思ったけど、ミズーリ植物園のデータベースで調べたら、C.trachelium、C. bononiensis、C.rapunculoides などは
アデノフォラに類似している、と書かれていた。似ていると言うことは、別のものって言うこと? あぁぁぁ、やっぱりわかんない。以下はPRIMULAという書籍からの引用。 

Primula vulgaris プリムラ ウルガリス
(Primula acaulis プリムラ アコーリス)
Common name : Primrose (英名 プリムローズ)

ヨーロッパ原産。森林の開けた場所や土手、またヨーロッパ北部では北向きの草原にも自生する。弱酸性から強酸性の土を好み、常時滞水することを嫌う。またほとんどが海抜1500mを上回る地にはない。種小名 acaulis はリンネが Flora Anglica において、ハドソンの vulgaris とする説より9年前に発表しているが、根拠となる説が記載されておらず、現在では acaulis を基礎異名としないのが定説である。しかし Flora Europaea では現在もこの acaulis が大事にされ、英語圏以外では日常的に使われている。(PRIMULA John Richards著より)