Selective Exportプラグインで記事を個別にエクスポート

MT5.0の導入を踏まえ、現在稼働中のMT4.23のエクスポートをしていたが、何度やってもこのブログだけは、全てのエントリがエクスポートできなかった。2007年4月から5月ごろのエントリまでしか書き出されず、残り2年半分ほどが抜けてテキストファイルが作成されてしまうのだ。

何度かやるうち、そのファイル容量は4.6-4.8MBで書き出しが終わるということに気づいた。KBにすればだいたい5,000,000KB前後だ。・・・ということは、良く分からないんだが、サーバーがこれ以上の処理能力がないってことなのかと思い、ヘテムルに問い合わせた。回答は、エラーは出ていないのでシックスアパートへ問い合わせて下さいとのこと。

うーむ、やっぱりそう来たか。(-.-)私だってシックスアパートに問い合わせたいのはやまやまだが、なにせMT4.23は無償版のうえ、現在ではもうバージョン5.0になっているんだから無理よね~。<`~´>

ところが、問い合わせの回答をくれたヘテムル担当者様は、ありがたいことに個別に記事をエクスポートできるプラグインがあると教えてくれた。これが、やってみるとうまくいったのよぉ~。感謝感激!(^O^)/

で、やり方を忘れないうちに書いとくわ。

  1. Selective Exportをダウンロード。
  2. 解凍して出てきたplugins/SelectiveExport/をmt/plugins/にアップロード。
  3. 管理画面システムメニューのプラグインにSelectiveExportが出てくるか確認。
  4. そのリンクをクリックして展開し、設定を押す。
  5. 自分のサイトパスを入れて、任意のフォルダ名も指定しておく。
  6. あとはFTPでそのフォルダを作れば完了。

個別のブログ管理画面–>ツール–>エクスポートでエクスポートをするわけではなく、記事一覧で任意の記事を選択し、プラグインアクションとしてエクスポートというコマンドが選択できるようになる。あるいは、エントリ作成画面でもエクスポートというコマンドが出てくる。

早速、記事一覧から個別にいくつかのエントリをエクスポートしてみると、上で作ったフォルダに見事ファイルが格納されていた。ファイル名は拡張子が.logで、それが個別エントリごとに作成されていた。だからけっこうな量の記事をインポートする場合は面倒だが、今回はとりあえず降順に合体させて1つのテキストファイルにし、テストブログにインポートしたら成功した。あー良かった。ヘテムルの担当者様、プラグイン製作者様、ありがとねん。(*^_^*)

(If this option is selected, then only one file will be created)にチェックを入れておくと、記事一覧でチェックマークしたエントリの数だけ1ページとして.logファイルが作成される。私は記事一覧の表示オプションで200件ずつ表示されるようし、先頭のチェックボックスにチェックを入れて200件の一覧全部を選択し、プラグインアクション –> エクスポートで200件ずつのエクスポートファイルを作成した。

そうそう、今回はファイルを降順に合体したが、そうしなくても、ファイルには作成時間が書き出されているので、もしかしたら順序はめちゃくちゃでも、自動的に作成順に表示されるのかも。あとでやってみよ。

さて、作成日が順不同でエクスポートファイルが書き出されていても、インポートではちゃんと作成日順になるのかと思って試しにやってみた。

すると、作成日順にはなるが、時間までは読み込んで処理してくれないことが分かった。作成日順ではあるが時間は無視されてインポートされた。よって完璧な作成順とは言えないが、1日1つしかエントリーを書かないなら問題はないということになる。