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Calamintha nepeta

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学 名Calamintha nepeta
カラミンタ ネペタ
英 名Lesser calamint レッサーカラミント
科 名シソ科 Labiatae
属 名カラミンタ属 Calamintha
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2001-07-29
2年くらい放任していたが、この年は非常にたくさん咲いた。耐寒性強く育てやすい。白っぽい薄紫の小花をたくさん付ける地中海沿岸原産の植物。花期が長いので生長期は月に一度くらい肥料を与えると良い。葉にはミントのような香りがある。

Calceolaria mexicana

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学 名Calceolaria mexicana
カルケオラリア メキシカーナ
英 名Slipper Flower スリッパーフラワー
Slipperwort スリッパーワート
科 名ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
属 名カルケオラリア(キンチャクソウ)属 Calceolaria
分 類一年草
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2005-05-20
巾着型の1cmにも満たない花だが、タネ蒔きから2ヵ月未満で開花。こぼれ種子で毎年開花するほど丈夫。本来はもう少し大きくなるらしい。

Calendula 'Coffee Cream'

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学 名Calendula 'Coffee Cream'
カレンドゥラ ‘コーヒークリーム’
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名カレンドゥラ(キンセンカ)属 Calendula
分 類一年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2003-06-14
花はカタログの色より赤色がかっていたが、思ったよりもなかなか良い花だった。最初のうち完全な八重咲きは少なく花びらの重ねが少ないと思ったが、肥料の多少によるのかもしれない。写真のように非常に花付き多いので、蒸れやすくうどん粉病になってしまった。開けた場所、風通しの良い場所で栽培するのが良いだろう。タネからの栽培は容易なのでお奨めの一つ。

Calendula 'Fuyushirazu'

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学 名Calendula 'Fuyushirazu'
カレンドゥラ ‘冬知らず’
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名カレンドゥラ(キンセンカ)属 Calendula
分 類一年草
大きさH20cm x S40cm ~
撮影日2002-04-02
花の少ない冬から早春にかけて、日当たりがよいと次々花をつける。日中開花性があって夜は花が閉じる。茎は横に這い、タネからの繁殖力が非常に強い。毎年こぼれ種子で十分に花壇を賑してくれる。

Callirhoe involucrata

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学 名Callirhoe involucrata
カリロエ インウォルクラータ
英 名Winecup ワインカップ
Purple poppy mallow パープルポピーマロー
Poppy mallow ポピーマロー
科 名アオイ科 Malvaceae
属 名カリロエ属 Callirhoe
分 類多年草
大きさH15cm x S45cm ~
撮影日2004-06-24
トレイリングとなるアオイ科植物。シルキーな薄い花びらはマゼンタ色に輝き、平開すると5-6センチと大輪。学名の involucrata とは「総包のある」という意味。根はミニ大根のよう(下写真参照)だ。アメリカ原産で干ばつ耐久性がある為、石垣などの水はけの良い場所に良く植えられる。花は日中開き夜は閉じる。アオイ科植物は一日花であることが多いが、これは一日花ではなく3-4日は咲いていた。また受粉すると花は閉じたままとなる。

Callistemon viminalis

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学 名Callistemon viminalis
カリステモン ウィミナリス
和 名シダレハナマキ
科 名フトモモ科 Myrtaceae
英 名Weeping Bottlebrush ウィーピングボトルブラシ
属 名カリステモン属(ブラシノキ属)  Callistemon
分 類常緑高木
大きさH8m x S4m~
撮影日2009-06-07
枝垂れ性のブラシノキでオーストラリア原産。オーストラリア在住のMauricio氏とのタネ交換で入手した。粉状のタネだったが良く発芽。一年目は4号鉢でそのまま育てていたが、植え替えの際に適当な鉢がなかったので面倒になり、発芽から一年しないうちに地植えした。当初は地植えに向かない半耐寒性の灌木か低木だと思っていたところ、鉢のままで冬を越したこともあり、地植えでも行けるかと強行した。その後はわずかの間にどんどん大きくなり、発芽から3年目に樹高3メートルほどで開花木となってしまった。あまりの生育の良さに驚くとともに、植え場所をここにしたことを後悔。タネを採って実生苗を作ってから移植しようと思う。

検索すると、樹高7-8メートルにもなり、春と秋に長さ25-40cm太さ 7cmほどの花穂をつけると書いてあったので、うれしい半面、大きくなり過ぎるので困っている。

そのまた一方で、日本でこんな高木を実生で育てた人がいるだろうか。研究者は別として、私のようなただの愛好家が。自慢に思うと同時に、誰にでも実生で育てられる栽培容易な種と言うこともできる。

2009年5月現在、枝垂れている樹高は2.5メートルほどあり、実生苗をそのまま地植えしたため株立ちのようになっている。数本の太い幹で直径3センチほど、細いもので直径5ミリほど。花穂のついた2年枝も直径5ミリ位からである。

Callistephus chinensis 'Liliput Blue Moon'

'Liliput Blue Moon'
学 名Callistephus chinensis 'Liliput Blue Moon'
カリステフス キネンシス ‘リリプットブルームーン’
和 名エゾギク
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名カリステフス(エゾギク)属 Callistephus
英 名China aster チャイナアスター
分 類一年草
大きさH60cm x S50cm ~
撮影日2004-06-05
一属一種の一年草。チャイニーズアスターとも呼ばれる。良く分枝して花数が多く切花にもむいている。この親株の実生株からも同じ花が咲いた。耐寒性は強くない。風の当たらない場所で肥沃で排水の良い土を好むと図鑑に出ていたが、何年か栽培してみたところうどん粉病にかかり易いと感じたので、風通しの良い場所で鉢植えなら水もこまめに与えたほうが良いと私は思った。草丈が高いほうなので支柱が必要。家庭で楽しむには早春に室内で蒔くのが良い。

Callistephus chinensis 'Pink Tower'

http://seedsman.jp/gardenblog/jpg-pink/callistephus_chinensis_PinkTower0608272-thumb.jpg
学 名Callistephus chinensis 'Pink Tower'
カリステフス キネンシス ‘ピンクタワー’
和 名エゾギク
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名カリステフス(エゾギク)属 Callistephus
英 名China aster チャイナアスター
分 類一年草
大きさH60cm x S50cm ~
撮影日2004-06-05
一属一種の一年草。チャイニーズアスターとも呼ばれる。良く分枝して花数が多く切花にもむいている。この親株の実生株からも同じ花が咲いた。耐寒性は強くない。風の当たらない場所で肥沃で排水の良い土を好むと図鑑に出ていたが、何年か栽培してみたところうどん粉病にかかり易いと感じたので、風通しの良い場所で鉢植えなら水もこまめに与えたほうが良いと私は思った。草丈が高いほうなので支柱が必要なこともある。家庭で楽しむには早春に室内で蒔くのが良い。春蒔きで十分に育った苗を6月に花壇に植えつけたところ、7月には蕾が見られ、8月中旬から開花が始まった。花のない時期にロングランで仏花として重宝した。

Camellia japonica

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学 名Camellia japonica
カメリア ヤポニカ
和 名ツバキ
科 名ツバキ科 Theaceae
属 名カメリア(ツバキ)属 Camellia
分 類常緑低木 高木
大きさH50cm x S50cm ~
撮影日2001-04-11
いただきもののツバキ。大輪で白の絞りが入る見事な品種で鉢植えで育てている。なのに品種名は不詳で残念。毒虫で有名なチャドクガが付くので、科名は「チャ科」とか言うのじゃないかと思っていたが「ツバキ科」だった。でもラテン語をみれば The... とあり、調べていないのではっきりしないがティ=お茶を現す言葉じゃないかと想像してしまう。

幹は白くつるりとした感じで、それだけでも観賞価値はあると思う。照りのある硬い葉は常緑なので目隠しとして生垣にも良いが、チャドクガには要注意。被害にあった近所の人の話では、病院で注射をしてもらってもしばらくひどいかゆみが続いたと聞く。チャドクガの雌成虫は羽化すると腹の先に毒針毛をまとめてつけて飛びたち、それを卵塊になすりつける。このためチャドクガは幼虫ばかりでなく脱皮殻やサナギや成虫、卵までが有毒だそう。

Campanula bononiensis

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学 名Campanula bononiensis
カンパヌラ ボノニエンシス
英 名European bellflower ヨーロピアンベルフラワー
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH70cm x S30cm ~
撮影日2005-06-09
秋にタネを蒔いて翌年開花の優れもの。アデノフォラ ポタニニィとそっくり。アデノフォラ属とカンパヌラ属の違いは、アデノフォラは花盤が肥厚しているのが特徴だそう。下の画像では若干左のアデノフォラの花盤が肥厚してはいるが、大して変わらないように見える。自家実生では一番下の写真のように、花底がお椀のように丸い花が咲く株も出た。

Campanula carpatica

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学 名Campanula carpatica
カンパヌラ カルパチカ
英 名Tussock bellflower トサックベルフラワー
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2003-09-07
コンテナ栽培向きのわい性種で、暑さには弱く寒さに強い。中欧原産で葉には鋸歯があり、広い釣鐘型の花が咲く。草丈の割りには4-5センチもある大き目の花だった。タネ蒔きは2年前で、冷夏が幸いしてタネから開花させることが出来たと思う。このあと枯死してしまった。

Campanula cochleariifolia 'Bavaria Blue & White'

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学 名Campanula cochleariifolia
'Bavaria Blue', 'Bavaria White'
カンパヌラ コクレアリフォリア
‘ババリアブルー’,‘ババリアホワイト’
異 名Campanula pusilla
カンパヌラ プシラ
英 名Fairy thimbles フェアリーシンブルズ
和 名チャボキキョウ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2005-07-13
白花種と揃いでいただいた苗から。1センチほどのベル型の花が可愛い。地下茎で増殖するので、花後の植替えは必須。茎は紫色となり、白花種との判別は容易。種小名は『cochlearis=匙サジ形の…』の意味で、スプーンのような葉形から来ている。

Campanula glomerata

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学 名Campanula glomerata
カンパヌラ グロメラータ
和 名リンドウザキカンパヌラ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH50cm x S50cm ~
撮影日2004-06-09
段咲きになるカンパヌラ。濃い紫の花が節ごとに密生して咲くので見ごたえある。茎も黒く野性味があり、支柱を必要としないくらいの高さで重宝する。

Campanula lactiflora 'Loddon Anna'

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学 名Campanula lactiflora 'Loddon Anna'
カンパヌラ ラクティフローラ ‘ロドンアンナ’
英 名Milky bellflower ミルキーベルフラワー
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH100cm x S60cm ~
撮影日2002-09-27
写真では苗を植え付けたばかりでまだ小さい。本来なら、円錐花序でもっと密に花がつく。花色は淡いライラックピンク。植えつけたときには太い根を持っていたが、いつの間にか消滅してしまった。我が家の庭が粘土質だからか。夏場は特に水はけのよい土壌が良いのかもしれない。

Campanula makaschvilii

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学 名Campanula makaschvilii
カンパヌラ マカシュビリィ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2005-05-29
乳白色の蕾で濁りのない純白花ばかりが咲く株と、 爪紅の蕾で開花後はほとんど純白となる株があった。日照の多い株が爪紅になるのかと思ったが、日照には関係なく個体差らしい。下向きに咲くベル型の花は毛が多くて5センチほどの大きさがある。コーカサス原産。

Campanula medium

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学 名Campanula medium
カンパヌラ メディウム
英 名Canterbury bell カンタブリーベル
和 名フウリンソウ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類二年草または多年草
大きさH70cm x S50cm ~
撮影日2002-05-17
大きな釣鐘型の花がピラミッド状にたくさん咲いてかわいい。花が大きく重くなるので支柱が必要。このタイプは春蒔きで、夏と冬を越さなければ花芽が付かないので二年草となるが、病気が発生しやすく夏越しが難しい。でも最近では、秋蒔きで翌初夏に開花する改良品種もあるそうだ。開花時には雨を避けたいので、コンテナ栽培が良いと思う。

Campanula patula

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学 名Campanula patula
カンパヌラ パツラ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類一年草
大きさH50cm x S30cm ~
撮影日2004-04-21
比較的大きめな花がまばらにつく。細い茎は弱そうに見えて意外と強い。寒さに強い秋蒔き一年草で、こぼれ種子でも咲いてくれる優秀な一年草。花壇にもコンテナにも向く。

Campanula persicifolia

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学 名Campanula persicifolia
カンパヌラ ペルシキフォリア
和 名モモバギキョウ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2006-06-10

Campanula portenschlagiana

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学 名Campanula portenschlagiana
カンパヌラ ポルテンシュラギアナ
英 名Dalmatian bellflower ダルマチアンベルフラワー
和 名オトメギキョウ
ベルフラワー (流通名)
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH10cm x S30cm ~
撮影日2005-05-22
丈の低いカンパヌラで花つきは良い。60円で買った苗だが2年目で40センチほどにもなった。花後には地下茎が伸びるので、株分けして大き目の鉢に植替えるとよいそうだ。夏は乾燥気味にして半日陰で管理した。水はけの良いのを好むのでロックガーデンなら地植えできるだろうが、我が家では当然コンテナ植え。

Campanula poscharskyana

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学 名Campanula poscharskyana
カンパヌラ ポシャルスキャナ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH20cm x S50cm ~
撮影日2002-05-18
横に茎を伸ばしながら、2~3㎝ほどの星型の花をたくさんつける。夏の暑さに弱い。

Campanula punctata White Double

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学 名Campanula punctata White Double
カンパヌラ プンクタータ ホワイトダブル
和 名白花八重ホタルブクロ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH60cm x S40cm ~
撮影日2007-05-20

Campanula punctata chinensis

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学 名Campanula punctata chinensis
カンパヌラ プンクタータ キネンシス
和 名黄花ホタルブクロ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2007-05-09

Campanula punctata var. hondoensis

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学 名Campanula punctata var. hondoensis
カンパヌラ プンクタータ ホンドエンシス
和 名ヤマホタルブクロ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH70cm x S50cm ~
撮影日2004-05-25
タネから開花までは2年を要した。学名の punctata とは「斑点のある」という意味で、その通りに、くすんだピンクに見える花の内側には白地に紫の斑点がある。地下茎がぐんぐん伸びる。 ヤマホタルブクロとホタルブクロとの違いは、ガクのくびれた部分が上にめくれているのがホタルブクロだそう。

Campanula punctata var. punctata

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学 名Campanula punctata var. punctata
カンパヌラ プンクタータ プンクタータ
和 名ホタルブクロ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH60cm x S40cm ~
撮影日2004-06-17
紫のホタルブクロといってタネをいただいたもの。ヤマホタルブクロとの違いは、このホタルブクロではガクのくびれた部分が上にめくれていることだそう。我が家ではこのホタルブクロの方が、ヤマホタルブクロより若干小型だ。

Campanula rotundifolia

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学 名Campanula rotundifolia
カンパヌラ ロツンデフォリア
和 名イトシャジン
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH50cm x S60cm ~
撮影日2003-06-13
地下茎がどんどん広がって、小さいベル型の花がたくさん咲く。我が家では秋蒔きで、翌夏から秋にかけて咲き通しだった。山野草として鉢植えで咲かせるのも良いが、ロックガーデンなどでも良いかと思う。

Campanula trachelium

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学 名Campanula trachelium
カンパヌラ トラケリウム
和 名ヒゲギキョウ
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH90cm x S50cm ~
撮影日2003-06-16
花の大きさは4㎝ほどと意外に大きくウブ毛が多い。花弁は比較的厚みがあって硬い感じがする。濃い紫の花茎が数本出て、花のつき方はまばら。なかなか野生的で良かったが、このあと枯死してしまった。

Campanula x samarkandensis

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学 名Campanula x samarkandensis
カンパヌラ x サマルマデンシス
和 名青花ホタルブクロ(流通名)
科 名キキョウ科 Campanulaceae
属 名カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
属英名Bellflower ベルフラワー
分 類多年草
大きさH80cm x S40cm ~
撮影日2004-05-18
日本のホタルブクロと外国のカンパヌラの交配種だそう。花付き良く大型の花が見事。切り戻すと繰り返し咲く。雨に当たるとせっかくの花が見苦しくなるので、この花を長く楽しむために私はコンテナ栽培にしている。毎年花後に植替えることで、新しい地下茎が良く伸びて生長が良くなる。‘サラストロ’という園芸名がついているものもある。

Campsis grandiflora

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学 名Campsis grandiflora
カンプシス グランディフローラ
英 名Chinese trumpet creeper
チャイニーズトランペットクリーパー
Chinese trumpet vine
チャイニーズトランペットバイン
和 名ノウゼンカズラ
科 名ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae
属 名カンプシス(ノウゼンカズラ)属 Campsis
属英名Crown plant クラウンプラント
分 類木質茎の気根による落葉登攀植物
大きさH 7m ~ S10m
撮影日2003-06-16
中国原産の落葉蔓低木で、夏の暑い盛りに蔓をたくさん出して先端に花をつける。剪定は春で耐霜性はあるが、冷涼地では日当たりのよい壁による保護が必要。この株は枝を挿し木しておいたら根付いたもので、その後数年放置していたところ、幹は直径5センチ以上にもなった。大株になってからの移植にも耐えてくれたが、元あった場所には根が残り、いくら取っても未だに取りきれていない。

Capsicum

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学 名Capsicum
カプシクム
英 名Ornamental pepper オーナメンタルペッパー
和 名鑑賞用トウガラシ
科 名ナス科 Solanaceae
属 名カプシクム(トウガラシ)属 Capsicum
分 類一年草
大きさH45cm x S30cm ~
撮影日2007-07-24

Capsicum annuum 'Takanotsume'

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学 名Capsicum annuum 'Takanotsume'
カプシクム アンヌウム ‘鷹の爪’
英 名Ornamental pepper オーナメンタルペッパー
和 名トウガラシ
科 名ナス科 Solanaceae
属 名カプシクム(トウガラシ)属 Capsicum
分 類一年草
大きさH45cm x S20cm ~
撮影日2004-07-28
春蒔きの野菜だが良く見ると白い清楚な花。たくさん作っても使いようがないので、料理に使うなら1株でも十分。私は乾燥したトウガラシを調理に使用するほか、米びつや乾物の収納庫などに虫除けとして入れている。

Cardiospermum halicacabum

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学 名Cardiospermum halicacabum
カルディオスペルムム ハリカカブム
英 名Balloon vine バルーンバイン
Heart vine ハートバイン
Heart seed ハートシード
Winter cherry ウィンターチェリー
和 名フウセンカズラ
科 名ムクロジ科 Sapindaceae
属 名カルディオスペルムム(フウセンカズラ)属 Cardiospermum
属英名Balloonvine バルーンバイン
分 類一年草
大きさつる性
撮影日2001-07-31
目立たない5ミリほどの小さな白花が開花した後には、3cmほどある風船状のものが実る。真夏にはつるを広く誘引して涼を呼ぶ。この風船の中に入っているタネは5-6ミリで面白い。

Carex secta

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学 名Carex secta
カレックス セクタ
科 名カヤツリグサ科 Cyperaceae
属 名カレックス(スゲ)属 Carex
分 類多年草
大きさH90m x S90m ~
撮影日2006-06-29
ニュージーランドのMonikaとタネ交換したタネから。似たような植物が、高速道路の擁壁に植えつけてあるのを見たことがある。あれは果たしてこれと同じものか。3ミリほどの葉幅で長さ60cm以上もの葉がびっしりとつく様は、なかなかしゃれたオーナメンタルプランツだ。

Carex testacea

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学 名Carex testacea
カレックス テスタケア
科 名カヤツリグサ科 Cyperaceae
属 名カレックス(スゲ)属 Carex
分 類多年草
大きさH90m x S90m ~
撮影日2005-10-12
ニュージーランドのMonikaとタネ交換したタネから。冬にはオレンジ色に染まる葉が見事らしい。

Carthamus tinctorius

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学 名Carthamus tinctorius
カルタムス ティンクトリウス
英 名Safflower サフラワー
和 名ベニバナ
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名カルタムス(ベニバナ)属 Carthamus
分 類一年草
大きさH50cm x S40cm ~
撮影日2002-06-19
花びらが染料にもなる植物。鮮やかな花色がひときわ目立つ。花が干からびると橙色は濃い赤色に変化する。他に、切り花用らしいがトゲなし種やの白花種もある。写真で分かるとおり、葉や総苞には鋸歯がありチクチク痛い。水はけ良く日当たりのよい場所を好む。詳しい栽培方法はこちらに。これを読んで知ったが、ベニバナは病気(炭そ病)に弱いそうだ。私も自家実生したときにそれを実感していたが、蒔く前に「洗剤でタネを洗う」というのは目からウロコだった。

Caryopteris divaricate

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学 名Caryopteris divaricate
カリオプテリス ディバリカテ
和 名カリガネソウ
科 名クマツヅラ科 Verbenaceae
属 名カリオプテリス(カリガネソウ)属 Caryopteris
分 類多年草
大きさH60cm x S50cm ~
撮影日2005-09-01
ホカケソウ(帆掛草)という別名の方が、花の形に合っている。北海道から九州の主に山地に生えるが、園芸的に多数流通している。茎は四角柱状で面には深いくぼみがあり、微毛がある。直立した茎は上部で枝分かれする。葉は対生で鋸歯がある。全草に触れると強い臭気を出す。寒さにも強く、タネから簡単に栽培でき挿し木も容易なので園芸植物としてもお奨め。置き場所は半日陰が良い。斑入り葉種もある。

Caryopteris incana

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学 名Caryopteris incana
カリオプテリス インカーナ
和 名ダンギク
科 名クマツヅラ科 Verbenaceae
属 名カリオプテリス(カリガネソウ)属 Caryopteris
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2002-09-18
台湾、朝鮮半島、中国大陸、九州(北部、対馬)などに分布し、あまり耐寒性が強くない。宿根するものもあるようだが一年草とタネ袋にはある。低い薮状に茂るが、名前の通り段咲きになり、花色にはブルーのほかに白、薄桃があり、葉はシルバーで観賞価値も高い。タネから容易に栽培できるが、成株でも開花は9月になってからで短日植物なのかもしれない。

Catharanthus roseus

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学 名Catharanthus roseus
カタランツス ロゼウス
異 名Vinca rosea
ビンカ ロゼア
和 名ニチニチソウ
科 名キョウチクトウ科 Apocynaceae
属 名カタランツス(ニチニチソウ)属 Catharanthus
分 類多年草
大きさH20cm x S30cm ~
撮影日2001-06-12

Catharanthus roseus 'Verano Blue'

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学 名Catharanthus roseus 'Verano Blue'
カタランツス ロゼウス 'ベラノブルー'
異 名Vinca rosea
ビンカ ロゼア
和 名ニチニチソウ
英 名Madagascar periwinkle マダガスカルペリウィンクル
科 名キョウチクトウ科 Apocynaceae
属 名カタランツス属(ニチニチソウ属) Catharanthus
分 類非耐寒性一年草
大きさH20cm x S30cm ~
撮影日2008-08-09
北アフリカ、マダガスカル原産。春蒔きで初夏から咲きだす、生長の早い一年草。日本では一年草扱いだが、原産地では本来半低木となる。涼しげな紫の花が、夏の花壇に一服の清涼剤となる。発芽も容易なので気軽にタネ蒔きしたい。

'ベラノブルー'という園芸名を'Verano Blue'としたのは、Veranoがスペイン語で夏という意味があるということから、この園芸名の本当のスペリングかどうか不明ではあるが他のものと混同しないためにあえて記載した。

Celosia argentea

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学 名Celosia argentea
ケロシア アルゲンテア ‘ホルン’
異 名Celosia spicata
ケロシア スピカータ
英 名Wheatstraw Celosia ウィートストローセロシア
和 名ノゲイトウ
科 名ヒユ科 Amaranthaceae
属 名ケロシア(ケイトウ)属 Celosia
分 類一年草
大きさH70cm x S40cm ~
撮影日2003-10-24
熱帯に広く分布する一年草で、日本でも河原や荒れ地などに帰化しているそうだ。私が最初に蒔いたのは購入種子で、‘ホルン’という園芸種名が付いていた。後に毎年こぼれ種子で発芽して開花するが、色が薄くなってノゲイトウと同じような花(下写真)が咲くものや、‘ホルン’と同じに頂部の色が濃いものもある。また側溝とアスファルトのごく狭い隙間からいつの間にか芽を出し、12月までも咲いていたので乾燥にも強い植物だと思っていたが、帰化植物とわかって納得した。

Centaurea americana

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学 名Centaurea americana
ケンタウレア アメリカーナ
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名ケンタウレア(ヤグルマギク)属 Centaurea
属英名Knapweed ナップウィード
分 類一年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2002-07-14
花径は8㎝ほどの大輪で半球状に咲く。色は優しいピンクで、蕾の時は白いサボテンの棘のようなものに覆われている。切り花にも良いし、花壇でもこのラブリーな色は他の植物との相性も良い。日当たり良く、排水の良い土なら痩せた土でも生育する。

Centaurea cyanoides 'Blue Carpet'

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学 名Centaurea cyanoides 'Blue Carpet'
ケンタウレア キアノイデス ‘ブルーカーペット’
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名ケンタウレア(ヤグルマギク)属 Centaurea
属英名Knapweed ナップウィード
分 類一年草
大きさH15cm x S30cm ~
撮影日2006-05-26
丈が低く、横張性のあるヤグルマギクだった。赤みのないブルーの花は非常にインパクトがあるが、丈の高いヤグルマギクのように丈夫とは言えず、なかなか気難しいと感じた。発芽率は良かったが、花つきはぽつぽつという感じで物足りない。

Centaurea cyanus

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学 名Centaurea cyanus
ケンタウレア キアヌス
和 名ヤグルマギク
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名ケンタウレア(ヤグルマギク)属 Centaurea
属英名Knapweed ナップウィード
分 類一年草
大きさH70cm x S30cm ~
撮影日2002-06-01
個体差からかこの株は特に青かった。シルバーリーフは綿毛に覆われている。肥えた土に定植すると大きくなりすぎて、支柱無しには倒れたり折れたりする傾向があった。痩せ地で寒さに当て、丈はこぢんまりと密植気味に育てたほうが、倒れず腐らず育つようだ。チョコレート色のヤグルマギクもなかなか良かった。この花色だけで植えたほうが良いかと思ったが、花色を混ぜて混植してもシルバーリーフは量感があるので穏やかにマッチした。園芸的にヤグルマソウというのは誤用で、ヤグルマギクというのが正式和名。タネからの栽培容易。

Centaurea elatior

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学 名Centaurea elatior
ケンタウレア エラチオル
異 名Centaurea phrygia var. elatior
Centaurea pseudophrygia
Centaurea phrygia
Centaurea austriaca
Centaurea phrygia subsp. pseudophrygia
Centaurea phrygia subsp. cirrata
Cyanus phrygia
Jacea elatior
Jacea phrygia subsp. elatior
Jacea pseudophrygia
和 名宿根ヤグルマギク (流通名)
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名ケンタウレア(ヤグルマギク)属 Centaurea
属英名Knapweed ナップウィード
分 類多年草
大きさH60cm x S50cm ~
撮影日2004-06-10
よく分枝して頂点に数花をつけ、金色の総苞が特徴的だ。葉には毛が生えており、シルバーがかっていて柔らかい。葉縁の一部分に鋸歯が少しあるものがある。学名がはっきりしないので検索していると、信頼できそうな情報として Centaurea phrygia subsp. pseudophrygia というのがあったが、やはり分からない。引き続いて検索すると、自然科学に関するチェコのソサエティで Centaurea elatior と表記するサイトがあり、たくさんの異名も連なって記載されていた。その写真からずばり同じ植物と思うので、私もこの学名で表記することとした。

Centranthus ruber

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学 名Centranthus ruber
ケントランツス ルベル
英 名Red Valerian レッドバレリアン
和 名ベニカノコソウ
科 名オミナエシ科 Valerianaceae
属 名ケントランツス(ベニカノコソウ)属 Centranthus
分 類多年草
大きさH60cm x S40cm ~
撮影日2002-04-14
多肉質であるが以外に耐寒性がある。細かい花が集団になって、段咲きになる。蜂や蝶が大好きな花。タネには綿毛があり、風に乗って飛ばされる。乾燥を好み多肥を好まない。

Cephalaphora aromatica 'Pineapples'

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学 名Cephalaphora aromatica 'Pineapples'
ケファラフォラ アロマティカ ‘パイナップルズ’
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名ケファラフォラ属 Cephalaphora
分 類一年草
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日2004-06-24
チリ原産。明るい黄緑の葉色がさわやかで、黄色の球状花は1センチほどで可愛い。全草にパイナップル様のフルーティな香りがあり、この香りを楽しむために通路沿いやコンテナ栽培でそばにおくのがお勧め。耐寒性弱く過湿にも弱いとされているが、千葉では露地で越冬可能だった。夏には株は枯死するのでタネを採っておく。

Ceratotheca triloba

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学 名Ceratotheca triloba
ケラトテカ トリロバ
科 名ゴマ科 Pedaliaceae
属 名ケラトテカ属 Ceratotheca
分 類一年草
大きさH70cm x S30cm ~
撮影日2003-07-29
ゴマ科の植物でまるでジギタリスのような花だが、下から順に開花し袋状の花が一斉に咲くわけではない。薄いピンクもあって涼しげ。こぼれ種子が毎年発芽して開花している。

Cerinthe major 'Purpurascens'

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学 名Cerinthe major 'Purpurascens'
ケリンテ マヨル ‘プルプラスケンス’
英 名Honeywort ハニーワート
科 名ムラサキ科 Boraginaceae
属 名ケリンテ属 Cerinthe
分 類一年草
大きさH50cm x S50cm ~
撮影日2003-04-12
蜂が好きなエキゾチックな花。カタログの写真をみると包葉も青く染まるはずだが、実際はそうでもなかった。年によってなぜかピンクがかった花が咲いた年もあった。耐寒性は強いとはいえないが、軽く霜よけすれば千葉では屋外でも栽培可。本来長く観賞できるが、容器栽培でなく地植えにすると初夏には蒸れて腐りやすくなった。多肥料でも腐りやすい。タネは大きく直径4-5ミリもあるので蒔きやすく、発芽も容易。

Cestrum nocturnum

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学 名Cestrum nocturnum
ケストルム ノクツルヌム
和 名ヤコウボク
科 名ナス科 Solanaceae
属 名ケストルム属 Cestrum
分 類低木
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2002-09-31
長さ3㎝ほどの細長いラッパ型の花がたくさん咲き、夜には香りも楽しめる。私は鉢植えで栽培しているので花後の枝をいつも切り詰め、その枝で挿し木をしておく。挿し木繁殖は容易で、その後の生長も旺盛なため翌年にはもう花をつける。夏の後半から咲き出し、花後に切り戻すと繰り返し花をつけ12月までも咲いている。だが晩秋から保護のため室内に入れておくと、むせるほど香りが強いので玄関などに置いている。

Chaenomeles speciosa

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学 名Chaenomeles speciosa
カエノメレス スペキオーサ
和 名ボケ
科 名バラ科 Rosaceae
属 名カエノメレス(ボケ)属 Chaenomeles
分 類低木
大きさH80cm x S80cm ~
撮影日2001-04-05
以前からあるボケで園芸名がはっきりしないが、たぶん‘東洋錦’。絞り、紅、白、桃などの咲き分けでバランスよく咲いてくれる。剪定にも強い。花後に剪定しなければ、直径3~4センチほどの実もいくつか楽しめる。

Chaenorrhinum origanifolium 'Summer Skies'

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学 名Chaenorrhinum origanifolium 'Summer Skies'
カエノリヌム オリガニフォリウム ‘サマースカイズ’
英 名Dwarf Snapdragon ドワーフスナップドラゴン
科 名ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
属 名カエノリヌム属 Chaenorrhinum
分 類多年草
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2004-04-27
まるでサギゴケのようにも見えるゴマノハグサ科の花。小さくて濃い緑色の葉は節間が詰まり、小さい株姿でこんもり長期にわたって咲く。冬期は紅葉もきれいで、ほとんど葉をつけたまま越冬した。コンテナ栽培に向く強健な多年草。苗の販売もされているが、実生栽培は容易なのでタネ蒔きからの栽培がお奨め。学名のスペルが種苗会社のカタログから違っているようだ。いくつかのサイトでは、Chaenarrhinum となっている。

Chimonanthus praecox f. concolor

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学 名Chimonanthus praecox f. concolor
キモナンツス プラエコックス コンコロル
異 名Chimonanthus fragrans f. concolor
キモナンツス フラグランス コンコロル
英 名Wintersweet ウィンタースィート
和 名ソシンロウバイ
科 名ロウバイ科 Calycanthaceae
属 名キモナンツス(ロウバイ)属 Chimonanthus
分 類低木
大きさH2m x S2m ~
撮影日2003-01-05
透明感のある蝋細工のような花びらから蝋梅といわれる。うつむき加減に厳冬期に花をたくさんつける。素晴らしい香りで、中心部まで色が濁らない素心花。タネからも発芽したが開花までにどのくらいの年数がかかるのか。 forma =野生品種ということなら多分同じ花が咲くはず。また図鑑によっては forma concolor ではなく var. concolor というのもある。

千葉大学園芸学部 花卉園芸学研究室 安藤敏夫先生のページ【花の名前】によれば forma について次のように書かれていた。

植物分類学では、変種( variety / var. ) の下位に品種( forma / f. )という分類群があって、非常に紛らわしいので、これを【野生品種】とよび、【園芸品種】と区別することもある。

Chionografis japonica

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学 名Chionografis japonica
キオノグラフィス ヤポニカ
和 名シライトソウ
科 名ユリ科 Liliaceae
属 名キオノグラフィス(シライトソウ)属 Chionografis
分 類多年草
大きさH20cm x S10cm ~
撮影日2005-05-17
根生葉は放射状に展開してロゼットをなし、中央から花茎が立つ。山林や谷沿いにに自生するので、夏は日陰で栽培するのが良い。私は普段からこの鉢を栽培棚の下段に置き、夏は数日ごとに水を与えるが冬はほとんど何もしない。そんな調子でも良く開花してくれた。いただきものの苗から。

Chloranthus japonicus

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学 名Chloranthus japonicus
クロランツス ヤポニクス
和 名ヒトリシズカ
科 名センリョウ科 Chloranthaceae
属 名クロランツス(センリョウ)属 Chloranthus
分 類常緑小低木
大きさH15cm x S15cm
撮影日2006-04-13

Chrysanthemum paludosum 'North Pole'

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学 名Chrysanthemum paludosum 'North Pole'
クリサンテムム パルドースム ‘ノースポール’
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名クリサンテムム(キク)属 Chrysanthemum
分 類一年草
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日2003-04-12
小菊のような花が早春から永い間咲く。強い霜で株が傷むことが多いので、冬期は軒下などに置く。耐寒性の強くない一年草だが、こぼれ種子も良く開花する優秀な一年草。

Cimicifuga acerina

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学 名Cimicifuga acerina
キミキフガ アケリナ
和 名オオバショウマ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名キミキフガ属(サラシナショウマ属) Cimicifuga
属英名Bugbane バグベイン
分 類多年草
大きさH80cm x S50cm ~
撮影日2005-10-12
本州から九州に分布、山林に生える多年草。長い花茎の上部に穂状花序となって咲く。花弁に見える萼片は白色で開花すると落ち、雄シベだけが残って目立つ。花だけ見るとサラシナショウマと似ているが、オオバショウマには花柄がない。葉は径7~10センチと大きめで三出複葉。いただきものを植え付け後、二年ほどは開花しなかったが三年目にやっと開花した。日陰が似合う清楚な花である。

Cirsium purpuratum

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学 名Cirsium purpuratum
キルシウム プルプラツム
和 名フジアザミ
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名キルシウム属(アザミ属) Cirsium
分 類多年草
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日2008-11-24
南アルプス市芦安の川辺に咲いていた株から、タネをもらってきて蒔いた。実際には放任していていつの間にか芽が出ていたもので、発芽したのはいつだか分からない。何と言う川か知らないがこの川ではサルの群れと遭遇し、民家もあるのに野生動物が近くにいて驚いた。フジアザミが咲いていた場所はほとんどが砂と大きな岩で、土は全くなかった。なので、私も定植の際には軽石を中心にした。フジアザミという名にもあるとおり富士山に咲いているのを見たことがあるが、やはり富士山も軽石ばかりで土などない。別名をスバシリゴボウというそうだ。軽石や砂地に自生するのであれば、確かにゴボウ根だろう。

一般的に花と呼ばれる部分は細い冠状の花が多数集まって頭状花をなす。この写真の頭状花で5-6センチの大きさだった。小花は管状で細く、夏から秋にかけて咲く。前年も咲きそうだったが蕾は咲かずに腐り、たった1個だけだが今回初めての開花となった。自生しているものは1メートル近くにもなる大株もあったが、このは株30センチくらいの大きさで咲いた。地上部と同じくらいの根を持っているのかもしれない。

Cistus albidus

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学 名Cistus albidus
キスツス アルビドゥス
和 名ゴジアオイ
科 名ハンニチバナ科 Cistaceae
英 名Rock rose
属 名キスツス(ゴジアオイ)属 Cistus
分 類叢状の常緑小低木
大きさH30m x S30m ~
撮影日2008-05-06

Cistus incanus

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学 名Cistus incanus キスツス インカヌス
異 名Cistus creticus キスツス クレティクス
Cistus villosus キスツス ヴィロースス
科 名ハンニチバナ科 Cistaceae
英 名Rock rose ロックローズ
Soft-Hairy Rockrose ソフトヘアリーロックローズ
Pink rockrose ピンクロックローズ
属 名キスツス属(ゴジアオイ属) Cistus
分 類叢状の常緑小低木
大きさH50m x S30m ~
撮影日2008-05-06
シスタスは乾燥した場所や岩の多い土壌で、ポルトガルやモロッコやカナリア諸島から、中東にかけての地中海地域全体に分布する常緑灌木。

タネ蒔き二年目には開花となり、その成長の早さにびっくりした。潅木なので開花株となるには数年を要すると思っていた。花の直径5-6cmで、花弁はシワシワになって萼につつまれていた。それが開いてくるとまるでポピーのような質感の花となった。葉長6-7cm、葉には全体にやわらかい毛が生えていて灰色がかって見える。花も葉もアルビダス種とそっくりだが、アルビダス種のほうが株がそれほど大きくならないかもしれない。

イスラエル花図鑑(オーリー・フラグマン/廣部千恵子著(株)ミルトス発行)という本によれば、その写真からCistus creticusに酷似している。Cistus creticusで検索すればまさにその通りのようである。タネの販売元のB&Tのラベル違いであろうか。良く検索するうち、異名 syn. と分かった。creticusとはラテン語でクレタ島のという意味があるが、現在では世界中の栽培適地に帰化しているようである。

Cistus ladanifer

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学 名Cistus ladanifer
キスツス ラダニフェル
科 名ハンニチバナ科 Cistaceae
英 名Rock rose
属 名キスツス(ゴジアオイ)属 Cistus
分 類叢状の常緑小低木
大きさH60m x S45m ~
撮影日2008-05-27
他のシスタスと違って、葉の表面は精油がべたべたして光っている。葉裏は灰色。比較的分枝も少なく直立性。何と言っても香りが素晴らしく、葉に触るとまるでローズマリーのような香りがある。アロマとして使われるシスタスはこれである。葉長10cmくらい。花は直径6-7cmで、栗色のスポットが入るはずだが、どういうわけかこの株はスポットがなかった。交雑種なのかも。

Cistus laurifolius

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学 名Cistus laurifolius
キスツス ラウリフォリウス
科 名ハンニチバナ科 Cistaceae
英 名Rock rose
属 名キスツス(ゴジアオイ)属 Cistus
分 類叢状の常緑中低木
大きさH45m x S30m ~
撮影日2008-05-19
花だけをみればラダニフェルにそっくりだが、葉性は違う。こちらはインカヌスやアルビダス同様に、葉は小型で分枝性がある。図鑑では常緑中低木となっていて、アルビダスの常緑小低木より大きくなるらしい。今のところはこちらの方が小さいが。花の直径3-4cmだった。

Citrus junos

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学 名Citrus junos
キトルス ユノス
和 名ユズ
科 名ミカン科 Rutaceae
属 名キトルス(ミカン)属 Citrus
分 類中低木
大きさH2.5m x S2m ~
撮影日2004-05-14
一才ユズで苗木から開花結実株となるのが早い。この地に引っ越してきた当初、苗を購入して植えつけたもの。豊産性だが毎年というわけではなく、豊産の翌年は開花を少し休むようだ。鈴なりでも実は小粒で、間引いたからと言って大粒になるわけではなかった。やはり品種の特性だろう。たくさん収穫できた実を、以前は冷凍してお風呂や料理に使ったが、最近ではゆず茶も作るようになった。

Clarkia 'Apple Blossom', 'Asterix Mix'

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学 名Clarkia 'Apple Blossom', 'Asterix Mix'
クラルキア ‘アップルブロッサム’ ‘アステリクスミックス’
異 名Godetia ゴデチア
科 名アカバナ科 Oenotheraceae/Onagraceae
属 名クラルキア(サンジソウ)属 Clarkia
分 類一年草
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2003-06-14
‘アップルブロッサム’はサーモンがかった濃い赤色が目立つ。花付き多く八重咲きのため倒れんばかりに咲いた。乾燥を好み、過湿や多肥料を嫌う。こうい植物は肥料気のない砂地などに植えつけて放任するのが一番。

‘アステリクスミックス’は一重の花色ミックスだが、八重花のようなものも咲いていた。花は‘アップルブロッサム’よりひとまわり大きくて、一重なため花びらの波打つ感じがよくわかって面白い。

Clarkia 'Asterix Mix'
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Clarkia 'Blue Magic'

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学 名Clarkia 'Blue Magic'
クラルキア ‘ブルーマジック’
異 名Godetia ゴデチア
科 名アカバナ科 Oenotheraceae/Onagraceae
属 名クラルキア(サンジソウ)属 Clarkia
分 類一年草
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2003-04-18
Godetia ゴデチア属は Clarkia クラルキア属として再分類されたと【新 花と植物百科】(RHS監修)に記載されている。発芽苗はなかなか気難しく、湿り気が多いのを嫌うと感じた。この特徴もクラルキア属と同じ。花はツキミソウのように大きめでシルキー。薄紫色がなんとも言えず素敵だった。

Clematis 'Rohguchi'

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学 名Clematis 'Rohguchi'
クレマティス ‘篭口’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2007-07-07
このフェンスは興ざめだが仕方ない。。。日当たり良く風通しの良い一等地なのだ。以前からほしかったが交配種でタネなどないので春に成株を購入し地植えした。すぐにも開花が始まり2ヶ月後にはこんなにたくさん。今度は挿し木増殖にチャレンジするかも。

花を見てわかるとおりインテグリフォリア系の交配種であるが、咲き進んでも花弁(実際は萼片)がねじれず付け根から開かない。花の大きさは2cmほど、濃い黒紫でなんとも素敵な花だ。

Clematis alpina 'Constance'

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学 名Clematis alpina 'Constance'
クレマティス アルピナ 'コンスタンス'
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2007-04-21
これも実生である。選抜種なのか園芸名がついていたが、同じ花が咲くかどうかはわからなかった。しかし、咲いた花は同じようである。花の直径4cmほど。キンポウゲ科の特徴として花弁のように見えるのは実は萼片である。柔らかいこのピンクの萼片はふわふわとしてうぶ毛におおわれていた。ツルは60cm以上に伸びている。アルピナと聞けば高山植物のような思い込みがあるが、栽培種は意外にも平地で栽培可能らしい。この株は地植えしてあるが今後はどうなるか気になるところ。アルピナ系やマクロペタラ系の剪定は弱剪定。

Clematis alpina 'Willy'

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学 名Clematis alpina 'Willy'
クレマティス アルピナ‘ウィリー’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2007-04-22
これも‘コンスタンス’と同様実生で、同時期に蒔いたもの。やはり選抜種か同じ花が咲いた。淡いピンクが楚々として可愛らしく、もっとたくさん咲いてほしいと願ったが、初花だったせいか三花で終わりだった。来年以降に期待する。

Clematis alpina var. ochotensis

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学 名Clematis alpina var. ochotensis
クレマティス アルピナ オコテンシス
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
和 名ミヤマハンショウヅル
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性 10~50cm位
撮影日2007-04-24
これも実生である。ハンショウヅルの仲間はこの年一度にたくさん蒔いたので一部はラベル落ちとなってしまったが、開花して判別できた。タネ蒔きから二年目にポット植えのまま開花という栽培経過である。草丈 横張りは各15cmほどと大きくならずに済んだ。自生するものは地域によって色に個体差があるようだが、これは一般的によく目にする暗紫色で野性味に富んで素晴らしい。

Clematis heracleifolia 'China Purple'

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学 名Clematis heracleifolia 'China Purple'
クレマティス ヘラクレイフォリア 'チャイナパープル'
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさ木立性 H60cm x S60cm
撮影日2007-09-14
もらいもののタネからだったが発芽率よく、生育も非常に旺盛で発芽二年目に開花となった。写真で見ていたときはクサボタン Clematis stans に酷似していると思ったが、実際にはクサボタンより株自体と葉も少し大型となる。花はほとんど同じ大きさだが色が濃い紫で園芸選抜種か。

Clematis integrifolia

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学 名Clematis integrifolia
クレマティス インテグリフォリア
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさ木立性 H60cm x S30cm ~
撮影日2004-05-05
処分品を購入したときは小株だったが、鉢増しをしておいたら葉も茎もおおきくなってしまった。一番花を切り戻すと二番花が咲いてくれるので長く楽しめる。ねじれたように咲く花が特徴で、ツルにならないため切り花にも向くクレマティス。木立性で古くなった枝は木質化するが、強剪定で毎年新枝に花が咲くタイプ。白花種には‘白麗’という園芸名がついている。

Clematis lasiandra

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学 名Clematis lasiandra
クレマティス ラシアンドラ
和 名タカネハンショウヅル
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさつる性
撮影日2007-10-12
タネから栽培した日本産原種クレマチス。実生一年目で開花株となるほど栽培容易で、生育も旺盛であった。小さなベル型の花で、花つき多く、ツルも旺盛に茂るが秋咲き。新枝に花が咲くので毎年冬に強剪定でよい。初夏からずっと分枝しながらツルを伸ばして、旺盛に茂るのでフェンスへの誘引や目隠しにもよい。この花は白っぽいが、野生株の花色には個体差があるようだ。

Clematis macropetala 'Markhams Pink'

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学 名Clematis macropetala 'Markhams Pink'
クレマティス マクロペタラ ‘マークハムズピンク’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2006-04-08
2003年末に蒔いたタネが、2006年春にやっと咲いた。品種名通りの花とは言い難く、少し花色が薄いが、葉性などからもマクロペタラ種には違いない。なかなか可愛い花で、鉢仕立てでたっぷり肥料もやり、豪華に咲かせている売り物を見かける。せっかくの実生株なので大事にしたい。冬期剪定は弱剪定。

Clematis patens

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学 名Clematis patens
クレマティス パテンス
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさつる性
撮影日2005-05-03
実家からもらってきた物で品種名不詳。劣悪な環境で開花まで長年月を要したが良くぞ咲いてくれた。真夏の直射日光にも耐え、厳寒期も保護なしに凌いでいたほど丈夫。品種を特定するために調べると、原種のカザグルマ Clematis patens の血を引くものではないかと思う。検索画像ではパテンス系の品種にそっくりなものがいくつかあった。カザグルマとテッセン Clematis florida の違いは、例外もあるがカザグルマが8枚の萼片でテッセンは6枚だそうである。

Clematis petriei

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学 名Clematis petriei
クレマティス ペトリエイ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさ枝垂れ性 H10cm x S30cm ~
撮影日2005-04-18
これは購入苗を植え付け二年後くらいに開花したものだが、園芸名はついていなかった。園芸名の付いているものは花が少し大きいらしい。花の直径2cmほどの緑色の花が枝いっぱいにつくのは圧巻。冬越しした葉の色はカーキ色のようになり、萌黄色の花と面白いコンビネーションだ。つるというよりは枝垂れる感じに咲く。

Clematis stans

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学 名Clematis stans
クレマティス スタンス
和 名クサボタン
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさ木立性 H60cm x S60cm
撮影日2002-09-24
シベ咲きのクレマティスだと思い込みイギリスのチルタンシードから購入したタネからで、思いがけず逆輸入となってしまった。ツルは伸びず、低い薮状になる。薄紫ベル型の花弁に見えるのはガクで、ほのかに芳香を放つのが素晴らしい。雌雄異株で上記写真は花が大きいので雄株。雌株は花弁状のガク先端部が少し反転するとシベが出るくらいに小さく、雌花のほうが開花が遅かった。

Clematis tangutica

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学 名Clematis tangutica
クレマティス タングチカ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2009-06-30
スイスのシュタインアムライン産で山草会のタネから。黄花としか情報はなかったが、同じ黄花が咲いたようだ。以前からタングチカ種が欲しかったのでとてもうれしかった。

シュタインアムラインという街を調べると、ライン川に沿った、中世期そのままの面影をとどめた旧市街、フレスコ画で有名なようだ。観光地らしいので野生種ではなく、現地の人の栽培種のタネだろうと思う。ということで、学名ははっきりしない。ツルの伸びは旺盛だが花に香りはなく、数日経っても花弁に見える萼片が開かずベル型のまま。このベルの大きさは2センチほどの長さ、平開すれば花の直径は4-5センチになるだろう。2008年1月播種で、2009年6月30日から開花となったので生育旺盛といえる。

黄花のクレマチスにはメクラテス節のタングチカ系とオリエンタリス系があるようだが、ここではどちらかに決めないと分類できないので、とりあえずタングチカ系とした。

Clematis terniflora

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学 名Clematis terniflora
クレマティス テルニフローラ
和 名センニンソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさつる性
撮影日2004-09-07
いただいたタネからだが、発芽には半年かかり真夏に発芽、その一年後には開花となった。クレマティスの園芸種ということだったがセンニンソウのようである。ボタンヅルとの違いは、ボタンヅルの葉には鋸歯がありセンニンソウにはない。千葉でも林縁部で良く見かけるが、野生でたくさん咲いている様はなかなか素晴らしい。庭植えでもナチュラルガーデンやコテージガーデンにマッチする。病気もないので放任も可。

Clematis texensis

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学 名Clematis texensis
クレマティス テキセンシス
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス属(センニンソウ属) Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2008-07-07
これがなんと実生株である。2003年1月にタネを蒔いて、同年11月から発芽が始まり翌年1月には10粒すべてが発芽していた。それ以前にクレマチスのタネを蒔いたことがなく、子葉の形も知らなかったので半信半疑だった。しかし本葉が展開してくると確実となった。意外と心配なく育ち2-3年は8株くらい残っていたが、最終的に残ったのは3株で4年目の今年は1株が開花となった。開花したものは'アップルレッド'という園芸名のついた品種に似ている。

剪定は強剪定でよい。用土は柔らかく水はけよく水持ちの良い市販の用土を真似てみた。一般的にクレマティスは株元や根が熱くなるのを嫌うと思うが、プラ鉢植えで夏も直射日光に当てっぱなしだった。そのせいかうどんこ病が発生した。ツル性とは言ってもあまり大きくならないので4-5号の鉢で十分。

Clematis tosaensis

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学 名Clematis tosaensis
クレマチス トサエンシス
和 名トリガタハンショウヅル
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2009-04-21
山草会のタネから。2008年1月播種で2009年4月にいつの間にか咲いていた。数日前から咲いていたようだが、気づくのが遅れた。おかげでよい写真がないが来年以降に期待したい。それにしても生育旺盛で驚いた。調べると、トサ(土佐)エンシスの名前通り、東北以外の本州と四国に自生するそうである。

Clematis viticella 'Porlish Spirit', 'Rubra'

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学 名Clematis viticella 'Porlish Spirit', 'Rubra'
クレマティス ヴィティケラ
'ポーリッシュスピリット', 'ルブラ'
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス属(センニンソウ属) Clematis
分 類多年草
大きさつる性
撮影日2008-07-15
小輪だが多花性で返り咲きする。ヴィティケラ系は耐寒耐暑性が強いので暖地にお奨め。そうはいってもやはり暑さと蒸れのせいか、我が家ではうどん粉病が出やすい。花後の剪定は今年の新枝を切る程度。冬の剪定は強剪定。

Cleome hassleriana

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学 名Cleome hassleriana
クレオメ ハッスレリアナ
異 名Cleome spinosa
クレオメ スピノサ
和 名セイヨウフウチョウソウ
科 名フウチョウソウ科 Capparaceae
属 名クレオメ(セイヨウフウチョウソウ)属 Cleome
属英名Spider flower スパイダーフラワー
分 類一年草
大きさH120cm x S50cm ~
撮影日2002-08-04
明治初期に渡来した一年草。直径15cm以上の球状になって咲く。蝶が舞うように白い花が集まって咲くさまは幻想的。酔蝶花ともいう。耐寒性弱いので晩春に露地で直播きすると、7月後半から開花となる。

Cleome marshalli 'White Spider'

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学 名Cleome marshalli 'White Spider'
クレオメ マルシャリィ ‘ホワイトスパイダー’
科 名フウチョウソウ科 Capparaceae
属 名クレオメ(セイヨウフウチョウソウ)属 Cleome
属英名Spider flower スパイダーフラワー
分 類一年草
大きさH20cm x S15cm ~
撮影日2004-06-16
‘ホワイトスパイダー’という名がぴったり。シベが蜘蛛のようにも見えるわい性のクレオメ。花は良く見かけるクレオメの花びらよりもずっと小さく1センチほど。優雅さには欠けるが、わい性なのでボーダー花壇の手中ほどから手前に植えつけるにには向く。タネからの栽培もとても簡単で夏花壇にお奨め。

Clitoria ternatea

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学 名Clitoria ternatea
クリトリア テルナテア
英 名Butterfly Pea バタフライピー
和 名チョウマメ
科 名マメ科 Leguminosae/Fabaceae
属 名クリトリア(チョウマメ)属 Clitoria
分 類多年草
大きさつる性
撮影日2003-09-05
花径5㎝以上の大輪できれいな青花。耐寒性はなく、15度以上が必要。コナジラミ、ハダニなどの被害を受けやすい。成株となるまでは潅水は控えめにする。いただき物のタネからだが開花は9月以降となってしまい、多年草のせいか生育が遅いのを実感した。地植えは避け、容器栽培で越年すれば翌年以降が本格開花となっただろう。

Clivia miniata

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学 名Clivia miniata
クリヴィア ミニアータ
英 名Bush lily  ブッシュリリー
Kaffir lily カフィーリリー
和 名クンシラン
科 名ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
属 名クリヴィア(クンシラン)属 Clivia
分 類根茎を持つ多年草
大きさH50cm x S50cm ~
撮影日2005-04-29
実家からもらったもので特に園芸名のない君子蘭。葉が一年で7枚以上増えないと翌年の花芽はできないとか。霜には弱いので厳寒期は室内だがある程度の寒さにあわないと花茎が伸びずに葉元付近で咲いてしまうので、12月くらいまでは屋外の霜のかからない場所に置いて寒さを経験させている。ランという名前でもラン科ではないが、太い根は水分をたっぷり蓄えるので潅水は控えめに。

Coelogyne 'Intermedia'

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学 名Coelogyne 'Intermedia'
セロジネ ‘インターメディア’
科 名ラン科 Orchidaceae
属 名セロジネ属 Coelogyne
分 類偽鱗茎を持つラン
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2003-04-19
耐寒性は5℃くらいまでと寒さに強い小型の洋ラン。花は5cmほどで1茎に5~8輪くらいしだれ咲く。

Commelina communis

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学 名Commelina communis
コンメリナ コンムニス
英 名Dayflower デイフラワー
Asiatic Dayflower アジアティックデイフラワー
和 名メガネツユクサ
科 名ツユクサ科 Commelinaceae
属 名コンメリナ(ツユクサ)属 Commelina
分 類通常一年草として栽培される多年草
大きさH50cm x S50cm ~
撮影日2003-08-01
水色に白覆輪の可愛いツユクサ。茎が倒れて根が出るのであっという間に大株になる。タネからの栽培容易。

Conospermum yedoense

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学 名Conospermum yedoense
コノスペルムム エドエンセ
異 名Alectorurus yedoensis
アレクトルルス エドエンシス
和 名ケイビラン/別名:ヤクシマケイビラン
科 名ユリ科 Liliaceae
属 名コノスペルムム属(ケイビラン属) Conospermum
分 類多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2009-07-18
検索画像の野生種は花の部分と比較して葉っぱが大きく見えるが、これは栽培種だからか、葉の幅は5ミリ弱、長さも10センチほどだった。花も5ミリほどで、シベが花弁から突出している。葉の様子が雄鶏の尾に似ていることからケイビ(鶏尾)ランとつけられたそうだが、ラン科ではなくユリ科。

Consolida ajacis

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学 名Consolida ajacis
コンソリダ アヤキス
異 名Consolida ambigua コンソリダ アンビグア
Delphinium consolida デルフィニウム コンソリダ
和 名ヒエンソウ/チドリソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida
属英名Larkspur ラークスパー
分 類一年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2003-06-08
購入苗からだが、デルフィニウム(チドリソウ)とラベルに書いてあった。花から見てコンソリダ属と思う。濃いブルーの花は印象的で、大型になり分枝してよく咲いたが、やはり一年草であった。

最近は花の構造が違うと言うことで、コンソリダ属をデルフィニウム属から分離する説がある。

Consolida ajacis 'Earl Grey'

Consolida ajacis 'Earl Grey'
学 名Consolida ajacis 'Earl Grey'
コンソリダ アヤキス ‘アールグレイ’
異 名Consolida ambigua コンソリダ アンビグア
Delphinium consolida デルフィニウム コンソリダ
和 名ヒエンソウ
チドリソウ(流通名)
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida
属英名Larkspur ラークスパー
分 類一年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2003-06-11
この‘アールグレイ’は2~3センチの花が密につき、分枝してたくさんの花が楽しめた。しかし多肥料にすると腐りやすいので注意。花色は灰色がかった薄桃色と言う感じに見える。

最近は花の構造が違うと言うことで、コンソリダ属をデルフィニウム属から分離する説がある。

Consolida ajacis 'Frosted Skies'

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学 名Consolida ajacis 'Frosted Skies'
コンソリダ アヤキス ‘フロステッドスカイズ’
異 名Consolida ambigua コンソリダ アンビグア
Delphinium consolida デルフィニウム コンソリダ
和 名ヒエンソウ/チドリソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida
属英名Larkspur ラークスパー
分 類一年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2003-06-08
‘フロステッドスカイズ’は、白地にブルーの覆輪の大き目の花がまばらにつく。倒れやすいが可憐な感じが魅力の花。最近は花の構造が違うと言うことで、コンソリダ属をデルフィニウム属から分離する説がある。

直下は新たに購入したタネからで、セミダブルに白に青の覆輪が少し入り、本来の‘フロステッドスカイズ’と思う。下の二枚がその二代目実生だが、濃い青や白っぽいものなどが出現した。

Consolida ajacis 'Kingsize Scarlet'

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学 名Consolida ajacis 'Kingsize Scarlet'
コンソリダ アヤキス ‘キングサイズスカーレット’
異 名Consolida ambigua
コンソリダ アンビグア
Delphinium consolida
デルフィニウム コンソリダ
和 名ヒエンソウ/チドリソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida
属英名Larkspur ラークスパー
分 類一年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2003-06-18
キングサイズというほど花穂は大きくなかったが花の部分だけで30センチ以上はあった。花は密につき、桃紅色が目立つが、その花は良く見るとまだら模様になっており芸があった。地植えにすればもっと分枝してたくさん咲いたかも。

Consolida ajacis 'Seven Dwarfs'

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学 名Consolida ajacis 'Seven Dwarfs'
コンソリダ アヤキス ‘セブンドワーフス’
異 名Consolida ambigua
コンソリダ アンビグア
Delphinium consolida
デルフィニウム コンソリダ
和 名ヒエンソウ/チドリソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida
属英名Larkspur ラークスパー
分 類一年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2003-06-08
T&M社のおまけのタネからだが、一年草はよくおまけについてくる。名前のとおりわい性のラークスパーで、花も詰まって咲き支柱が不要なので助かる。色は白っぽいブルーやピンクが多かったがこのように柔らかなライラック色もでた。多肥にすると腐りやすかった。

Convallaria majalis

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学 名Convallaria majalis
コンヴァラリア マヤリス
和 名ドイツスズラン
科 名ユリ科 Liliaceae
属 名コンヴァラリア(スズラン)属 Convallaria
属英名Lily of the valley リリーオブザバレー
分 類根茎を持つ多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2002-04-18
日陰に強いが、日当たりの良い方が花つきはよい。少し香りのある純白の花が清楚ですがすがしい。日本で流通するほとんどのスズランがドイツスズランという。日本に自生するスズラン(Convallaria keiskei)は、花茎が葉よりも短いので容易に判別できる。

Convolvulus sabatius

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学 名Convolvulus sabatius
コンヴォルヴルス サバティウス
異 名Convolvulus mauritanicus
コンヴォルヴルス モーリタニクス
和 名セイヨウヒルガオ
科 名ヒルガオ科 Convolvulaceae
属 名コンヴォルヴルス(セイヨウヒルガオ)属 Convolvulus
分 類多年草
大きさH15cm x S40cm ~
撮影日2004-05-30
耐寒性は0度までとなっていてそれほど強くないはずだが、千葉でも露地で越冬している。新枝に花をつけてくれるので、毎年新芽が出てくる直前に古い枝を刈り込んでいる。生長期に伸びすぎた枝の剪定をしても肥料が足りていれば、また新枝が出て花をつける。古い枝を刈り込まないでも春には側芽から新枝が出る。花径3㎝ほどの薄いブルーの花が滝のように伸びる茎に次々咲くので、グランドカバーの他、石垣などにも向いている。

Convolvulus tricolor 'Blue Ensign'

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学 名Convolvulus tricolor 'Blue Ensign'
コンヴォルヴルス トリコロル ‘ブルーエンサイン’
異 名Convolvulus minor
コンヴォルヴルス ミノル
英 名Dwarf morning glory ドワーフモーニンググローリー
和 名サンシキヒルガオ
科 名ヒルガオ科 Convolvulaceae
属 名コンヴォルヴルス(セイヨウヒルガオ)属 Convolvulus
分 類一年草
大きさH15cm x S30cm ~
撮影日2002-07-04
図鑑では直立性となっているが茎はそれほど強くなく、しなだれて咲くトレイリングのように感じた。直径4センチほどの花で、花弁の青と花芯の黄色が鮮やかな対比を見せる。耐寒性は Convolvulus sabatius より強く、図鑑ではマイナス15度までとなっている。

Coptis quinquefolia

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学 名Coptis quinquefolia  コプティス クインクエフォリア
和 名バイカオウレン
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コプティス(オウレン)属 Coptis
分 類多年草
大きさH10cm x S10cm
撮影日2009-01-31
実生で二年目の2007年初開花となった。タネは栽培種の株から採取後すぐに蒔いたが、発芽は翌年3月であった。非常に微細なタネで覆土しなかった。期待はしていなかったが、一年経過して発芽してくれたときは本当に感動した。その後の生育は順調で、初心者にも栽培容易と言えよう。

本来、本州や四国の山地の湿った場所に自生する。根生葉は5枚の小葉が輪になってつき光沢がある。白く花びらに見えるものはがく片が変化したもので、本来の花弁は黄色の柄杓状のものだそう。つぼみを見ると分かるが、がく片の裏側は赤褐色の筋が入っていた。非常に小型の植物で3号鉢で栽培できるが、花は径1センチほどでなかなか可愛いらしく見ごたえある。

Coreopsis basilis

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学 名Coreopsis basilis
コレオプシス バジリス
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名コレオプシス(ハルシャギク)属 Coreopsis
属英名Tickseed ティックシード
分 類一年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2006-10-21
TMのおまけのタネから。黄色の花はあまり好きじゃないので自分で買うことは滅多にないが、真夏に花がなくなる庭で初夏から晩秋まで咲き続けた。セルフシーディングで毎年咲く。

Coreopsis lanceolata

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学 名Coreopsis lanceolata
コレオプシス ランケオラータ
和 名オオキンケイギク
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名コレオプシス(ハルシャギク)属 Coreopsis
属英名Tickseed ティックシード
分 類多年草
大きさH90cm x S50cm ~
撮影日2002-05-22
花径5㎝ほどの花が初夏に満開になる。とても丈夫でこぼれ種子からも育つ。北アメリカ原産の帰化植物。繁殖力が強く、現在、各地で野生化しており、生態系に悪影響を及ぼしかねない状態になっている。このため2006年2月1日より外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止となった。なお、キンケイギクCoreopsis grandiflora 異名Coreopsis drummondii は外来生物法の対象ではない。

Coreopsis tinctoria 'Mahogany Midget'

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学 名Coreopsis tinctoria 'Mahogany Midget'
コレオプシス ティンクトリア ‘マホガニーミジェット’
和 名ハルシャギク
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名コレオプシス(ハルシャギク)属 Coreopsis
属英名Tickseed ティックシード
分 類一年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2002-06-12
コレオプシスのなかでも珍しいマットな暗赤色。根張りが良くてよく水を吸う。耐寒性強く、地植えでこぼれ種子からも良く繁殖する。一度タネから栽培した後、もう7~8年も花壇でセルフシーディングを繰り返しているが、私の好みの淡い色合いの花たちの中にあって、この特異な花色は他の植物と合わせるのが難しい。

Coreopsis tinctoria 'Seashells'

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学 名Coreopsis tinctoria 'Seashells'
コレオプシス ティンクトリア ‘シーシェルズ’
和 名ハルシャギク
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名コレオプシス(ハルシャギク)属 Coreopsis
属英名Tickseed ティックシード
分 類一年草
大きさH60cm x S40cm ~
撮影日2004-06-15
純黄色で濁りのない花色がすてき。平べったい筒状になった舌状花が珍しく、草丈は意外に高くなるので支柱が必要。この筒が開き普通の花になったものもあった。カタログを見ただけでは私の好みではなく、わざわざ購入しないような花だったが、咲いてみると意外と可愛らしく、切り花にもよいのでお気に入りとなった。

Coreopsis verticillata 'Moonbeam'

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学 名Coreopsis verticillata 'Moonbeam'
コレオプシス ウェルティキラータ ‘ムーンビーム’
和 名イトバハルシャギク
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名コレオプシス(ハルシャギク)属 Coreopsis
属英名Tickseed ティックシード
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2001-06-05
さわやかなレモン色のコレオプシス。ふわふわとして糸のように細い葉の中から、径2センチほどの花がたくさん咲く。購入した苗を最初は地植えしていたが、夏の蒸し暑さや土壌の過湿に弱いと感じ、鉢に植えなおしたところ良く咲いてくれた。しかし、鉢栽培で乾燥させ過ぎるとうどん粉病が発生し、適湿が必要だと感じた。北米原産なので夏涼しく、排水日当たりのよい場所で栽培するなら地植えにも好適な多年草。

Cortaderia selloana

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学 名Cortaderia selloana
コルタデリア セロアナ
異 名Cortaderia argentea
コルタデリア アルゲンテア
英 名Pampas grass パンパスグラス
和 名シロガネヨシ
科 名イネ科 Gramineae
属 名コルタデリア(シロガネヨシ)属 Cortaderia
分 類多年草
大きさH2.5m x S2.5m ~
撮影日2002-08-22
原産地はブラジル、アルゼンチン、チリなどの南米大陸の草原(パンパス)で、英名はそれからきている。大型の宿根草で横幅も2m以上にはなる。花穂は切り花やドライフラワーに利用できる。葉には鋸歯があり、気をつけないと体が傷つく。本来は広い庭園などに向く植物で雌雄異株、雌花は長い銀色の毛を持ち、より装飾的だそう。この株が雌株かどうか私には分からない。

我が家では40センチほどの苗を購入後、数年後にやっと1本花が咲いた。新しい芽は、花が終わったあとの古い株が枯死し、その上に乗るようにして出てくるのでどうしても盛り上がったようになる。そのため新株は地面よりだいぶ上の方にあり、そこから根が出ている。3年ほど経過後、この株を移植しようとしたら相当な重労働となったので、定植場所はよく考慮してから決めたほうが良い。

Cortusa matthioli

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学 名Cortusa matthioli
コルツサ マッティオリ
和 名サクラソウモドキ(広義)
科 名サクラソウ科 Primulaceae
属 名コルツサ(サクラソウモドキ)属 Cortusa
分 類多年草
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2007-05-12
開花の始まりが遅かったせいか、なんともぶよぶよとした株になってしまった。アメリカプリムローズ協会からのタネで、2005年2月播種、2007年5月開花となった。残念ながら、このあと維持できなかった。

Corydalis decumbens

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学 名Corydalis decumbens
コリダリス デクンベンス
和 名ジロボウエンゴサク
科 名ケシ科 Papaveraceae
属 名コリダリス(キケマン)属 Corydalis
分 類塊茎あるいは繊維状の根を持つ多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2005-04-09
ヤマエンゴサクより花はまばら。開花の始めはクリーム色に緑がのっていたが徐々に花色が変わっていった。花のつけ根にある苞葉に切れ込みがないのがジロボウで、切れ込みがあるのがヤマエンゴサクだそう。一番下の写真で分かるように、苞葉には切れ込みがないのでこれはジロボウエンゴサク。

Corydalis flexuosa

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学 名Corydalis flexuosa
コリダリス フレクソーサ
和 名アオバナケマンソウ(流通名)
ヒマラヤエンゴサク(流通名)
科 名ケシ科 Papaveraceae
属 名コリダリス(キケマン)属 Corydalis
分 類塊茎あるいは繊維状の根を持つ多年草
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2004-03-30
青いケマンソウで花色はまだらのブルー。肥料が効いてガラスの水槽で育てたせいか、大輪だが徒長気味となった。日本産のエンゴサク類のように少しばかりの花を期待していたので少しがっかりした。夏の暑さに弱いので休眠させてしまったが、晩秋にはまた芽が出てきても翌年開花しなかった。

Corydalis incisa

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学 名Corydalis incisa
コリダリス インキサ
和 名ムラサキケマン
科 名ケシ科 Papaveraceae
属 名コリダリス(キケマン)属 Corydalis
分 類二年草
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2005-04-14
毒 草 以下は「気をつけよう!毒草100種」(中井将善著 金園社刊)から引用したものです
ケシの仲間は我が国では園芸用として庭先によく植えられるが、いずれも有毒で、全草に毒分を含む。中毒症状は強烈ではないようだが、アルカロイドのけいれん毒でプロトピンなどを含む。間違って食すと、吐き気や脈の低下、体温低下、呼吸や心臓麻痺を起す。キケマン、ミヤマキケマン、ヤマキケマン、ツルキケマン、エゾキケマン、シマキケマン、ホザキキケマンなども同様に毒草。
秋に芽を出し、森林下で越冬する。茎が直立し無毛。葉は長い葉柄で2回3出羽状複葉。花は総状花序で、紅紫色や白色に一部紅紫色の斑点がある。果実はさく果で下に傾く楕円形。タネを採ろうと手でサヤに触れると、サヤが爆ぜるようにして開くのには驚いた。タネを遠くに飛ばす工夫らしい。

Corydalis magadanica

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学 名Corydalis magadanica
コリダリス マガダニカ
科 名ケシ科 Papaveraceae
属 名コリダリス(キケマン)属 Corydalis
分 類多年草または一年草
大きさH50cm x S50cm ~
撮影日2006-04-24
もらいもののタネからで詳細不明だが、繁殖力旺盛だった。最初はポットで咲き、こぼれ種子は軒下で50cm以上にもなり、ふさふさとした葉っぱで越冬してしまった。一番下の写真はそれが開花したものだが、残念ながら帰化する恐れもあると思って処分した。花はチョコレート色の斑がついて面白い色だった。

Corydalis sempervirens

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学 名Corydalis sempervirens
コリダリス センペルウィレンス
和 名オボロエンゴサク(流通名)
科 名ケシ科 Papaveraceae
属 名コリダリス(キケマン)属 Corydalis
分 類多年草または一年草
大きさH30cm x S20cm ~
撮影日2004-07-15
桃と黄色の複色花が珍しいが、意外と丈夫に育った。シダにも似た灰緑の葉がきれいで、蒸し暑くなるとこの葉っぱが黒く枯れこんで溶けてくる。秋蒔きしても開花は全て6月以降(夏咲き)という特徴があったので、春に蒔けば小株で開花となり、株姿が良いかもしれない。千葉では秋蒔きしても軒下で十分越冬できた。

Corylopsis pauciflora

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学 名Corylopsis pauciflora
コリロプシス パウキフローラ
和 名ヒュウガミズキ
科 名マンサク科 Hamamelidaceae
属 名コリロプシス(トサミズキ)属 Corylopsis
分 類落葉低木
大きさ90cm ~
撮影日2006-03-22
上の画像は購入苗から。購入したことを忘れて、もらいもののタネを蒔いてみたところちゃんと発芽した。一番下はそのタネが発芽したようす。下から順に成長していく様子で、このすぐ下の画像がその実生株が咲いたもの。2003年9月播種、2004年5月発芽、2006年4月に少しだが初花となった。

Cosmos bipinnatus

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学 名Cosmos bipinnatus
コスモス ビピンナツス
和 名アキザクラ
コスモス(流通名)
オオハルシャギク(別名)
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名コスモス属 Cosmos
分 類一年草
大きさH50cm x S40cm ~
撮影日2002-10-11
いただきもののミックス種子から。ピコティという複輪花が出てラッキー。短日開花性なので遅くタネを蒔き、草丈を低くして咲かせると倒れにくい。

Cosmos bipinnatus 'Double Click'

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学 名Cosmos bipinnatus 'Double Click'
コスモス ビピンナツス ‘ダブルクリック’
和 名アキザクラ
コスモス(流通名)
オオハルシャギク(別名)
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名コスモス属 Cosmos
分 類一年草
大きさH60cm x S50cm ~
撮影日2007-06-22
TMのタネからだが、忘れてしまって購入翌年に蒔くことになった。冷蔵庫に入れておいたが発芽能力は落ちず、たくさん発芽した。パステル系の八重咲きのはずだが、一重も、花弁が筒状になっているものも出現した。

Cosmos sulphureus

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学 名Cosmos sulphureus
コスモス スルフレウス
和 名キバナコスモス
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名コスモス属 Cosmos
分 類一年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2002-09-19
濃いオレンジ黄色の一重の花はとても目立つ。摘心して育てると枝数が増え、丈低く咲いてくれるので倒れにくい。

Cotula barbata

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学 名Cotula barbata
コツラ バルバタ
和 名ハナホタル(流通名)
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名コツラ属 Cotula
分 類一年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2003-04-14
1センチほどの球状で可愛い花がびっしりと咲く。意外に寒さに強く根張りがすごい。5号鉢に1ポットを植え付ければ十分。

Crataegus cuneata f. lutea

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学 名Crataegus cuneata f. lutea
クラタエグス クネアタ ルテア
和 名キミノサンザシ (別名キミサンザシ)
科 名バラ科 Rosaceae
属 名クラタエグス(サンザシ)属 Crataegus
属英名Hawthorn ホーソーン
Thorn ソーン
分 類低木
大きさH100cm x S100cm ~
撮影日2004-04-28
落葉性の花木で実(写真一番下)は1センチ位の黄色。この実は完熟しても赤色にならない。春に枝の頂点にかたまって花をつけ、蜂がたくさんやってくる。その割には実つきは多くない。枝には棘がある。しかしどのような土壌でも良く生育する。

盆栽を地植えしたものだが、食用にもなるサンザシとは実の大きさや色がいかにも違うので、改めて調べなおすと、数年前よりもネットの情報は充実していてキミノサンザシだとすぐに分かった。

Crataegus laevigata 'Paul's Scarlet'

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学 名Crataegus laevigata 'Paul's Scarlet'
クラタエグス ラエウィガタ ‘ポールズスカーレット’
英 名Midland hawthorn
ミッドランドホーソン
和 名セイヨウサンザシ
科 名バラ科 Rosaceae
属 名クラタエグス(サンザシ)属 Crataegus
分 類開帳性小高木
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日2006-05-06
紅花サンザシの八重などとも呼ばれるようだが、図鑑では和名セイヨウサンザシとなっていた。これはもう何年も前に、近所の店で処分品を100円で買ったもの。5~6年して、初めて開花してくれた。大きさは2年ほど前に植え場所を移動したときのまま、丈は30センチぐらいだ。良い場所を得て、これからは十分生長できるだろう。日当たりを好み、水はけの良い場所に植える。八重の赤花は直径1センチちょっとで、枝の頂点に多数まとまって付くのでとても目立つ。秋には実が赤く色づくらしいので、これも楽しみ。

Crocus sativus

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学 名Crocus sativus
クロクス サティウス
和 名サフラン
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名クロクス属 Crocus
分 類球茎
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2002-11-18
香りが独特な赤いめしべを、食用や染料などに使う。毎年放任で咲いてくれるとありがたいのだが、肥料不足では年々花つきが悪くなる。

Cucubalus baccifer var. japonicus

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学 名Cucubalus baccifer var. japonicus
ククバルス バッキフェル ヤポニクス
和 名ナンバンハコベ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ククバルス(ナンバンハコベ)属 Cucubalus
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2003-07-20
日本在来種で帰化植物ではない。ツリガネのようなおもしろい形に白い花びらで腋果が実る。清楚であるがたくさん分枝して花付き良い。

Cuphea lanceolata 'Fire Fly'

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学 名Cuphea lanceolata 'Fire Fly'
クフェア ランケオラータ ‘ファイアフライ’
科 名ミソハギ科 Lythraceae
属 名クフェア(タバコソウ)属 Cuphea
分 類一年草
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2003-07-29
中心が黒紫で目立つちょっと変わった花。上弁の二枚の花びらが大きくそのほかは小さい。こぼれ種子からも開花した。直射日光と肥沃で排水の良い土を好む。

Cuphea lanceolata 'Purple attraction'

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学 名Cuphea lanceolata 'Purple attraction'
クフェア ランケオラータ 'パープルアトラクション'
英 名Cigar Flower シガーフラワー
科 名ミソハギ科 Lythraceae
属 名クフェア属(タバコソウ属) Cuphea
分 類一年草
大きさH45cm x S45cm ~
撮影日2008-07-04
4-5cmほどの葉は柔らかくうぶ毛が多かったが、茎や葉などの全体から粘液が出ていてベトベトする。キャッチフライと呼ぶにもふさわしいと思うくらい、あちこちに小虫がついていた。比較的寒さに強いようで、赤花のファイアフライはこぼれ種子も越冬してしたが、これはどうだろうか。非常にタネつきが良い。

Cyclamen coum ex BSBE form 1

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学 名Cyclamen coum ex BSBE form 1
キクラメン コウム BSBEform1から
科 名サクラソウ科 Primulaceae
属 名キクラメン(シクラメン)属 Cyclamen
分 類多年草
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2009-02-19
BSBEform1とはシルバーリーフばかりを交配したものらしく、その実生株である。播種は2005年9月、発芽は翌年4月下旬で、3年目の今年2月に初開花だった。コウム種は何種か蒔いたが、一番生育が緩慢で、初開花したのが遅かった。結果は葉を見ればわかるとおり、シルバー地に葉縁は緑色、中心にもアイビーの葉模様が入った。表面がすべてシルバー地だったらさぞや観賞価値も上がっただろう。しかし、他の原種シクラメンでもこの濃桃紫色の花はなかったのでインパクトがあってなかなか良かった。球根は直径2センチちょっとだと思うが、初花が3個着いた。

Cyclamen coum 'Albiflora'

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学 名Cyclamen coum 'Albiflora'
キクラメン コウム ‘アルビフローラ’
科 名サクラソウ科 Primulaceae
属 名キクラメン(シクラメン)属 Cyclamen
分 類多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2007-02-04
山草会のタネから開花株までになった。葉はヘデリフォリウムと違って鋸歯がなく、丸っこいハート型、濃い緑色で薄く斑が見え、照りもある。ごく淡いピンクにえんじ色の目が入っていたので調べると、これが白花タイプということだった。白花からのタネということだったので、まさに同じ花が咲いたわけ。感謝。

ヘデリフォリウムの花弁は園芸種のシクラメンのように比較的長いが、このコウムの花弁は短く、花はずんぐりむっくりした感じに見える。

Cyclamen coum subsp. caucasicum

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学 名Cyclamen coum subsp. caucasicum
キクラメン コウム カウカシクム
科 名サクラソウ科 Primulaceae
属 名キクラメン(シクラメン)属 Cyclamen
分 類多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2007-01-30
山草会のタネから。コームの亜種ということで斑入り葉がとてもきれい。白花のコームと同じ花色なのでこれも白花種だろう。受粉すると、茎がくるくるとコイル状に丸まってしまうのが特徴。

Cyclamen hederifolium

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学 名Cyclamen hederifolium
キクラメン ヘデリフォリウム
科 名サクラソウ科 Primulaceae
属 名キクラメン(シクラメン)属 Cyclamen
分 類多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2008-10-13
山草会からのタネで咲いた原種シクラメン。まさかこんなに早く開花させられるとは思わなかった。雨の多い平暖地での夏越しは苦手だと思っていたが、夏は葉を落として休眠してしまうせいだろう、意外にも今まで永らえている。ということで生育期間が短いが、球根は毎年少しずつ大きくなって3年目に開花となった。それ以降も葉が増えていたので丈夫そうに思い、秋に地植えしてみた。花は1.5cmほどだが、斑入り葉もきれいである。

地植えした翌年もよく咲いていたが、やはり堀上げてプラ鉢に植え替えた。葉が少なくて花茎ばかりがすっきりとまとまって咲いて見ごたえがあった。実生とはいえ桃花と白花2球ずつとがあって、白花の方が球根が小さく、若干性質も弱いように思うが、実に清楚で素晴らしい。そして、丈夫なのが何より。

Cymbalaria muralis

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学 名Cymbalaria muralis
キンバラリア ムラリス
英 名Ivy-leaved toadflax アイビーリーブドトードフラックス
Kenilworth ivy ケニルワースアイビー
和 名ツタガラクサ
科 名ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
属 名キンバラリア属 Cymbalaria
分 類多年草
大きさH5cm x S20cm ~
撮影日2003-09-15
花は小さく1センチもないが良く見ると可愛い。アイビー(ツタの葉)のような葉は常緑で地表を覆う。日陰でも花をつけ、いつの間にかタネをこぼしてあちこちで繁茂している。

Cymbidium 'Apple Tea'

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学 名Cymbidium 'Apple Tea'
シンビディウム ‘アップルティ’
科 名ラン科 Orchidaceae
属 名シンビディウム属 Cymbidium
分 類多年草
大きさH90cm x S90cm ~
撮影日2002-02-24
いただきものの大型シンビジウム。花形も丸くて色合いも優しい。花持ち抜群。ありがとうございました。

Cynoglossum amabile 'Pink Shower'

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学 名Cynoglossum amabile 'Pink Shower'
キノグロッスム アマビレ ‘ピンクシャワー’
英 名Chinese forget-me-not チャイニーズフォゲットミーノット
和 名シナワスレナグサ
科 名ムラサキ科 Boraginaceae
属 名キノグロッスム属 Cynoglossum
分 類一年草
大きさH60cm x S50cm ~
撮影日2006-05-23
高性のワスレナグサで花期が長く、自家実生容易。購入したタネから咲いた花は淡いピンクでほとんど白花のようにもみえ、日当たりのよい花壇では見栄えがしなかった。セルフシーディングで翌年咲いた花は濃いピンク色になった。このままいくと、ミヨソティスのようにだんだん紫色になり、果ては青い色になるのか。

高性のワスレナグサで青花のものは、TMではパラカリューム属 Paracaryum coelestinum (ヒマラヤワスレナグサ)となっていて、別種のように扱っている。でも実際咲いた花は両方とも同じように見えるが。

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