学 名 | Hypericum kamtschaticum var. hondoense
ヒペリカム カムチャッチクム ホンドエンセ |
和 名 | イワオトギリ |
科 名 | オトギリソウ科 Guttiferaceae |
属 名 | ヒペリクム属(オトギリソウ属) Hypericum |
分 類 | 多年草 |
大きさ | H30m x S15m ~ |
撮影日 | 2005-07-10 |
萼片の縁には黒点があり、萼片全体に黒点と黒線がある。花弁の外側にも少し黒線が入ることがあり、花弁内側の先端部分に黒点が少し現れることもある。葉は長さ2.5-4センチくらいまでの楕円形、葉全体と葉縁に黒点があり、明点はない。以上のことと、長野産のタネなので、私はイワオトギリと思うがはっきりは分からない。そして、葉の長さ5-8ミリ程度の新葉の頃には、葉の縁に黒点が少しあり、葉全体は透かしてみると透明な明点ばかりであった。このような状況からも、素人が同定するのは困難であるが、とりあえずどれかに分類するためにここではイワオトギリとした。ご教示いただける方はメールをいただけると幸いです。(alba0220@YAHOO.CO.JP)
オトギリソウ属の茎や葉、花には「腺体」があり、赤い色素を含み黒く見えるものを「黒点」や「黒線」といって、赤の色素を含まないものを「明点」や「明線」というそうである。
名前の由来が、仲の良い兄弟の兄がこのオトギリソウから作る秘伝の妙薬の秘密を漏らした弟を、斬り殺したという伝説から来ているという。そのときに弟の血がこの植物に飛び散り、その跡が黒い斑点として残ったということから。