アヤメ科のブログ記事

Anomatheca laxa

Anomatheca laxa
学 名Anomatheca laxa
アノマテカ ラクサ
異 名Anomatheca cruenta  アノマテカ クルエンタ
Lapeirousia laxa ラペイルウジア ラクサ
Lapeirousia cruenta ラペイルウジア クルエンタ
英 名False Freesia ファルスフリージア
和 名ヒメヒオウギ
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名アノマテカ属 Anomatheca
分 類球茎
大きさH20cm x S20cm~
撮影日2004-04-27
タネの発芽は時間差があり散発的であったが、ほとんど発芽して翌年には開花株となった。冬期は保護してやったほうが春にきれいに咲いてくれる。意外にも実生栽培が容易でびっくりした。秋蒔きで発芽に時間がかかったが、霜に当てなければ順調に生育する。この花色は白っぽいが、もっと濃い朱色の花(下写真)もある。

Belamcanda chinensis 'Leopard Lily Mixed'

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学 名Belamcanda chinensis 'Leopard Lily Mixed'
ベラムカンダ キネンシス ‘レオパードミックス’
英 名Blackberry Lily ブラックベリーリリー
和 名ヒオウギ
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ベラムカンダ(ヒオウギ)属 Belamcanda
分 類多年草
大きさH70cm x S70cm ~
撮影日2006-09-30
実生一年目から一部が開花となり、比較的生育旺盛で派手な花である。花の直径4-5cm、花茎は枝分かれして頂部にたくさん花をつける。名前通り、豹柄のように斑点がついて夏咲き。タネは真っ黒。葉が写真でわかるように扇状になり、檜扇とよばれる所以である。

Crocus sativus

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学 名Crocus sativus
クロクス サティウス
和 名サフラン
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名クロクス属 Crocus
分 類球茎
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2002-11-18
香りが独特な赤いめしべを、食用や染料などに使う。毎年放任で咲いてくれるとありがたいのだが、肥料不足では年々花つきが悪くなる。

Dierama 'Black Bird'

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学 名Dierama 'Black Bird'
ディエラマ ‘ブラックバード’
和 名天使の釣竿
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ディエラマ属 Dierama
属英名Angel's fishing rod エンジェルスフィッシングロッド
Wandflower ワンドフラワー
分 類多年草
大きさH50cm x S20cm ~
撮影日2005-06-15
「天使の釣竿」と呼ばれる最近流通するようになった植物。栽培株についたタネをいただいて蒔いたもの。親株は蕾のときに暗濃桃色で黒っぽかったが、開花したらピンクだったそうだ。この花も全く同じで園芸名からはちょっと期待はずれ。しかし、実生3年目で開花となった優秀な園芸種。葉長25センチ、花茎長45センチ程と思ったよりも小型だったがそれゆえか、花数が少なかったからか、花茎がしな垂れなかった。図鑑によると本来は1メートルを越す大型植物である。

発芽は採り蒔きで真夏に蒔いたら、10日ほどで発芽した。発芽苗は冬期保護した。翌春に地植えしたがその年には開花とならず、3年目の初夏に開花した。

Dierama dracomontanum

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学 名Dierama dracomontanum
ディエラマ ドラコモンタヌム
英 名Angel's Fishing Rod エンジェルスフィッシングロッド
和 名天使の釣竿
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ディエラマ属 Dierama
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2008-06-21
イギリスの購入種子からだが Dierama pulcherrimum よりは大きくなるのが早く、また性質も丈夫なように感じた。実生3年目で初開花となった。しかし、ディエラマの参考文献を調べられないまま、検索すればするほど品種の特徴は分からなくなる。ピンクの花弁は白っぽい部分と濃い桃色の部分がある。蕾のうちは暗濃桃色だった。

Dierama igneum

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学 名Dierama igneum
ディエラマ イグネウム
英 名Angel's Fishing Rod エンジェルスフィッシングロッド
和 名天使の釣竿
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ディエラマ属 Dierama
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2007-06-07
英国からのタネで、秋蒔きで1か月ほどで発芽し、2年半後の初夏に開花となった。プルケリムム種より小型ではあるが、このような淡桃赤色はプルケリムム種にはない色だろう。葯が黒いのでなかなか素敵。

ディエラマは輸入のタネでも比較的良く発芽する。ディエラマ原種ミックスのタネはどのような環境で栽培されていたのかわからないが、秋蒔きで越冬後に発芽してきたという経験もある。実生では開花までに時間を要し、大株となって多年草の醍醐味が味わえるまでに相当かかるが、自分で育ててきたという満足感や達成感は何にも代えがたい。最近人気の高い高価な品種は株を購入するより、タネからの栽培もチャレンジしてみたい。

Dierama pulcherrimum

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学 名Dierama pulcherrimum
ディエラマ プルケリムム
英 名Angel's Fishing Rod エンジェルスフィッシングロッド
和 名天使の釣竿
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ディエラマ属 Dierama
分 類多年草
大きさH90cm x S50cm ~
撮影日2007-06-10
実生で開花には3年ほどかかったが、とても好もしい植物である。花も可愛いが、葉幅が狭く灰色がかった葉色も可憐な感じさえする。今後、大株になるのがとても楽しみな多年草である。

'ブラックバード'は栽培株についたタネをいただいて蒔いた。親株は蕾のときに暗濃桃色で黒っぽかったが、開花したらピンクだったそうだ。これも実生3年目で開花となった園芸種。葉長25センチ、花茎長45センチ程と思ったよりも小型種だったが、それゆえか花茎がしなだれなかった。

Gladiolus

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学 名Gladiolus hyb.
グラディオルス
和 名トウショウブ/オランダアヤメ
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名グラジオラス属 Gladiolus
分 類多年草
大きさH90cm x S30cm
撮影日2007-06-22
アヤメ科という以外は何もわからずにタネから育て、花茎が伸びてくるまではグラジオラスとは思えなかった。実生三年目にして初開花のこの花を見て「グラジオラスだった!」と自分でも驚愕した。タネからの栽培を中心とする私にとっては、達成感でいっぱい。球根植物はなにもタネからじゃなくて構わないのだが、たまたま実っていたタネを蒔いてみると、意外にも可愛らしい花が咲いたというのがこの花の由来。下3枚の写真の花は球根からだが、安い袋売りを買ったらほとんど咲かなかったというのが実態だった。

Gladiolus tristis var.concolor

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学 名Gladiolus tristis var.concolor
グラディオルス トリスティス コンコロル
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名グラジオラス属 Gladiolus
分 類多年草
大きさH90cm x S30cm
撮影日2007-04-20
植えつけてから2年以上経過して開花した。いままでは葉が細かったが今年は少し葉が太って、葉幅6-7ミリとなっている。花茎は細く、直径3-4ミリ。その割に花は大きく5㎝以上ある。香りもあり、グリーンがかったクリーム色花が素敵。球根はそれほど大きくなく2.5cmほど。

Herbertia amoena

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学 名Herbertia amoena
ヘルベルティア アモエナ
異 名Alophia amoena
アロフィア アモエナ
和 名チリアヤメ
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ヘルベルティア属 Herbertia
分 類球根
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2007-05-28
実生二年目で開花となった。いちばん上のたくさん咲いている様子は、植え替えせずに2年目を迎えたコンテナ。小型の球根植物だが、花は直径8cmほどもあった。淡いブルーに芯が濃い色で平開するとてもさわやかな花だ。

Iris ensata

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学 名Iris ensata var. ensata
イリス エンサタ エンサタ
異 名Iris ensata var. hortensis
イリス エンサタ ホルテンシス
和 名ハナショウブ
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名イリス(アヤメ)属 Iris
分 類多年草
大きさH50cm x S40cm ~
撮影日2004-06-08
古典園芸植物として伝統的に伊勢系、江戸系、肥後系の三種がある。もらい物なのでこの系統はわからない。水辺の際などに自生しており水中でも陸でも育つが、一年中水に漬けておくと腐るそうだ。私の場合、5月から9月ごろの生長期だけ鉢受け皿に水を入れて底水栽培している。その間、玉肥えを適宜に施すと生長がもっと良くなる。鉢植え栽培では毎年、株分け植替えすることになる。

Iris sanguinea

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学 名IIris sanguinea
イリス サングイネア
和 名アヤメ
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名イリス(アヤメ)属 Iris
分 類多年草
大きさH90cm x S40cm ~
撮影日2007-05-04
タネから栽培して三年目の今年、初開花となりアヤメとわかった。3年前の秋、旅先で何か良くわからぬまま路傍のタネをもらって蒔いたもの。何度か植えかえして育て、今年やっと開花した時には本当に歓喜した。つぼみは真っ黒ですごく野性的。この花が五月の節句に使われるのが十分納得いくほど、花茎は潔くまっすぐだ。強風にも負けないほど強い花茎だったので、本当にびっくりした。

アヤメは文目で、花(外花被片=垂れ下がる方)の付け根に黄色と紫の虎斑模様があることから名付けられたとか。花が開いたときは15cmほどにもなり、意外と大きな花でまたも感動させられた。

Iris x hybrida

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学 名Iris x hybrida
イリス x ヒブリダ
英 名Tall Bearded Iris トールベアデッドアイリス
和 名ドイツアヤメ/ジャーマンアイリス/レインボーリリー
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名イリス(アヤメ)属 Iris
分 類多年草
大きさH60cm x S45cm ~
撮影日2002-04-24
ドイツアヤメ Iris germanica をもとに交配改良された品種で、現在でも改良が進んでおり非常にたくさんの品種がある。花は大型でヒゲがあり、品種によっては強く素晴らしい香りもある。植え場所は乾いた畑のような場所で、良く日の当たる場所を好む。アヤメ科植物は一般的に酸性土を好むが、ジャーマンアイリスは酸の抜けたアルカリ気味の土を好む。窒素肥料が多いと軟腐病が発生しやすくなるので窒素肥料は控えめに。

この写真の品種は非常に強い香りがあり、大きな花を1本の花茎に5-6個つける。日当たりの良い乾燥した場所では花後に子芋が良くつき、その子芋は翌年に咲く。一度咲いた親株(根茎)は開花しないことが多いようだ。丈夫で、肥料なしでも毎年良く咲く。

Neomarica northiana

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学 名Neomarica northiana
ネオマリカ ノルティアナ
英 名Walking iris ウォーキングイリス
和 名アメリカシャガ
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ネオマリカ属 Neomarica
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2005-06-26
2003年秋に種苗会社より苗を購入。ニカラグアからブラジルに分布する非耐寒性常緑多年草。地下茎というより、匍匐茎の花がつく部分の基部から根を出して増殖する。花茎は60センチ以上にもなり倒れながら咲く一日花だが、アヤメのような素晴らしい花だった。

Sisyrinchium 'North Star'

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学 名Sisyrinchium 'North Star'
シシリンキウム 'ノーススター'
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名シシリンキウム(ニワゼキショウ)属 Sisyrinchium
分 類多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2007-05-18
チルタンのタネからで、Sisyrinchiumb bermdianum var. album とラベルはなっていたが、'ノーススター'のラベルから咲いたものもまったく同じだった。ベルムディアヌムの青花は地植えでもっと大型(草丈30cmほど)になっているので、'ノーススター'という園芸種の方だと思う。葉幅も成株で3-4ミリと狭く、草丈は10-15cmほどだ。灰青色の葉もなかなかで、花はシルクホワイトに黄色の目が鮮やかに輝く丈夫な植物である。

Sisyrinchium bermudianum

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学 名Sisyrinchium bermudianum
シシリンキウム ベルムディアヌム
英 名Bermudan Blue-eyed Grass
バーミューダンブルーアイグラス
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名シシリンキウム(ニワゼキショウ)属 Sisyrinchium
分 類多年草
大きさH25cm x S25cm ~
撮影日2006-05-06
タネ蒔きからちょうど1年経過後に開花となった。濃い紫の花は直径2センチ弱で、帰化植物のニワゼキショウより少しだけ大きいくらい。花茎は20センチ以上もある。多肥、多水のせいかもしれない。これだけ大型になってしまうと、花が小さく感じてしまい少し物足りない感じもする。しかし、濃紫の花はなかなか良い。

検索すると、『園芸植物として流通しているほとんどの Sisyrinchium bermudianum は、実は Sisyrinchium idahoense であり、本当の bermudianum 種はバミューダ原産で小さい、ブルーラベンダー色の花である』と出ていた。しかしRHSの図鑑では『花色は淡~濃紫紅色』となっており、なんとも言えない。これは山草会から配布されたタネなので、本当の bermudianum と思うが種。

Sisyrinchium idahoense

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学 名Sisyrinchium idahoense
シシリンキウム イダホエンセ
英 名Idaho Blue-eyed Grass
アイダホブルーアイグラス
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名シシリンキウム(ニワゼキショウ)属 Sisyrinchium
分 類多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2007-05-12
ベルムディアヌム種と瓜二つだが、草丈はこちらの方が小さい。

Sisyrinchium macrocarpon

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学 名Sisyrinchium macrocarpon
シシリンキウム マクロカルポン
英 名Willow Spring blue-eyed grass
ウィロースプリングブルーアイグラス
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名シシリンキウム(ニワゼキショウ)属 Sisyrinchium
分 類多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2006-05-06
北米原産の原種ニワゼキショウ属で、黄色の花は直径3センチほどもありインパクト十分。丈は15センチほどなどのずんぐりむっくりとした感じだが、輝く黄色にチョコレート色の輪が入り、なかなかチャーミング。一輪咲いただけでも、存在感のある花だ。葉もシルバーがかっていて素敵。日向から半日陰で、土壌が湿っているほうを好む。耐寒性が気になるところだが北米大陸(アリゾナ州)原産で、USDAゾーンでは 9b から 8b (摂氏 -3.8 ~ -9.4 度)となっている。関東なら十分越冬できる耐寒性だ。タネ蒔きからちょうど一年で開花した。実生栽培容易。

Sisyrinchium striatum

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学 名Sisyrinchium striatum
シシリンキウム ストリアツム
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名シシリンキウム(ニワゼキショウ)属 Sisyrinchium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2004-05-08

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