フウロソウ科のブログ記事

Erodium manescaui

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学 名Erodium manescaui
エロディウム マネスカウイ
異 名Erodium manescavii
エロディウム マネスカウィー
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名エロディウム属 Erodium
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2003-05-22
濃桃色の大輪花で花びらのうち2枚にだけブロッチが入る。全草にウブ毛が生えているので、蒸し暑さや雨には弱いかも。日当たりと排水の良い土が必要。夏越し出来ずにこのあと枯死した。

Geranium 'Rozanne'

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学 名Geranium 'Rozanne'
ゲラニウム 'ロザンネイ'
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム属(フウロソウ属) Geranium
分 類多年草
大きさH40cm x S60cm ~
撮影日2007-07-05
この'ロザンネイ'を探している(他の植物と交換希望)とブログで公開したところ、知人が送ってくださった。大感謝。<(_ _)> 花はプラテンセにも似ているが、花茎は這うようにして伸びながら花をつけ続けるのでロングラン。微妙な花色は咲き進むと赤紫色がかって素晴らしい。タネはつかなかったので株分けで繁殖するしかないようだ。

Geranium biumcinatum

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学 名Geranium biuncinatum
ゲラニウム ビウンキナツム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類一年草
大きさH15cm x S10cm ~
撮影日2006-05-04
購入したタネからだが、発芽後、5ヶ月もせずに開花株となった。開花一ヶ月前から蕾が見えたが、閉鎖花だった。この株も下の節から出ている花梗には、すべて閉鎖花がついている。上部の2節分に通常の花がついた。花径は1センチほど、ピンクの花弁に中心部はチョコレート色の目が入り、葯、花糸も同色。葯が開くと、花粉は乳白色だった。葉は明るい緑で、直径2センチほど。丈も15センチ弱と小さい割には花が大きいと思う。アフリカやアジアに自生する原種で一年草だそう。

Geranium bohemicum

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学 名Geranium bohemicum
ゲラニウム ボヘミクム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類一年草
大きさH80cm x S80cm ~
撮影日2003-05-13
大株になるわりには花は径1センチほどでそれほど多く咲かない。花はウブ毛の多いガクに包まれている。薄紫青の花びらで青の筋が入る。小さな庭なら、1株あれば十分である。

Geranium cinereum 'Ballerina'

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学 名Geranium cinereum 'Ballerina'
ゲラニウム キネレウム ‘バレリーナ’
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH10cm x S20cm ~
撮影日2003-05-06
スブコーレッセンスと葉性や株全体の様子はそっくり。淡い桃色の花弁に濃い赤褐色の脈が素晴らしく、愛らしい。しかし、どちらも千葉では夏越し困難であった。

Geranium cinereum var. subcaulescens

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学 名Geranium cinereum var. subcaulescens
ゲラニウム キネレウム スブカウレスケンス
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH10cm x S30cm ~
撮影日2007-05-10
私にしては珍しく山野草店で購入したもの。直径2.5cmほどの花は黒い花芯がアクセントでチャーミング。しかし、開花後の夏には枯死してしまった。ヨーロッパ、バルカン半島原産だそうだがタネも採れず、その栽培の難しさを今更ながら思い知らされる。

Geranium clarkei 'Kashmir Blue'

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学 名Geranium clarkei 'Kashmir Blue'
ゲラニウム クラーケイ ‘カシュミールブルー’
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S50cm ~
撮影日2003-05-05
冬期は地上部がなくなったが、早春に萌芽して薄紫の大輪花をたくさんつける。葉はプラテンセ種より切れ込みが深い。花びらも細めで隙間が開く。

Geranium eriostemon

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学 名Geranium eriostemon
ゲラニウム エリオステモン
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2003-05-13
葉の切れ込みは浅く、大きく5~7裂する。ウブ毛が多く生えて、さわり心地はふわふわと柔らかい。花はプラテンセ種より小さく2センチほど。葯は広がらずに花柱にまとわり付くように出ている。茎や葉柄に開出毛があるのが特徴だ。

青葉山植物ガイドブックさん 用語解説より
開出毛とは毛の種類にかかわらず、茎葉の面から直角に出ている毛のことをいう。

グンナイフウロにそっくりだが、外国産なので詳しいことはわからない。グンナイフウロだとしたら、日本産フウロソウ属の中で一番花が大きいとか。

Geranium harveyi

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学 名Geranium harveyi
ゲラニウム ハルベイ
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム属(フウロソウ属) Geranium
分 類多年草
大きさH20cm x S50cm ~
撮影日2009-05-10
外国山草会とのタネ交換から入手したタネより。検索すると原産は南アフリカの岬とTranskeiという所らしい。寿命は短いようだが、セルフシーディングで更新する、とも書いてあった。

絹のような手触りがある白いうぶ毛の多い葉は、径1.5センチから2センチほどで、節間が詰まってびっしりとつく。初夏を迎えた今でもシルバーのままのこの葉はマットを形成し、花のない時期でも観賞価値がある貴重なゲラニウムと言える。茎は立ち性ではなく横に広がるタイプで、ロックガーデンや花壇のグランドカバーにも向く。花色はマゼンタで、日照により色味が違って見えるのが不思議だ。

タネからの栽培ではタネ蒔き2年目に開花株となり、多年草としては生長が早い。しかし、南アフリカ原産の植物はけっこうデリケートなものが多く、前述したように短命らしいのでこの種を維持するためにもタネを必ず採ろうと思う。

Geranium incanum

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学 名Geranium incanum
ゲラニウム インカヌム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム属(フウロソウ属) Geranium
分 類多年草
大きさH30cm x S40cm ~
撮影日2009-04-28
いただき物のタネから。発芽率が非常に良く、たくさんの株がとれた。これも南部アフリカの原産で、カーペットゲラニウムと呼ばれるそうだ。パセリのように細かく切れる濃緑の葉が特徴で、茎は横に這うように伸びる。花は2-3センチの濃桃紫色。

検索では、干ばつにも潮害にも強い海岸性で日照を好む、となっていた。自生地ではこぼれ種子で繁茂するようである。

Geranium macrorrhizum

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学 名Geranium macrorrhizum
ゲラニウム マクロリズム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH45cm x S45cm ~
撮影日2007-05-09
アメリカ イリノイのDeb氏と山草会のタネから。茎や葉に香りがあるのが特徴で、少しスパイシーで甘い香りがあった。暑さや乾燥に強く、鉢植えで夏もろくに水もやらなかったが無事に夏越しした。茎葉はすこしべたべたした粘液がでていて、触ってもその感じはあったが小さい虫もくっついていた。

つぼみは萼が赤くコロンとしていて可愛らしい。花も赤いのかと思ったらDeb氏のも山草会のも白花種だった。多花性で丈夫なこの品種は、日本でももっと普及してもよい園芸植物だと思う。

Geranium maculatum

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学 名Geranium maculatum
ゲラニウム マクラツム
英 名Wild geranium ワイルドゲラニウム
Spotted geranium スポッテッドゲラニウム
Spotted cranesbill スポッテッドクレインズビル
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム属(フウロソウ属) Geranium
分 類多年草
大きさH25cm x S30cm ~
撮影日2008-10-05
オーストラリアのDeb氏と交換したタネから。播種後3年目に開花となった。大きく切れ込みのある葉は10cm以上ある。その割には、花茎は伸びずに20-25cmほどの高さで、直径3cmほどのピンクの花が1節から2花咲いた。咲き進むと花色はラベンダーブルーに変化した。

前年は、夏には地上部がなくなったのでもうダメになったと思ったが、冬を越して翌春には再萌芽して生長が始まる、という様子だった。日本の夏の暑さに半休眠を決め込んだのかも。アメリカ北東部原産だそう。その後、晩秋からまた蕾をつけ12月も咲いていた。陽だまりにコンテナを置いていたせいかもしれない。

Geranium maderense

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学 名Geranium maderense
ゲラニウム マデレンセ
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH90cm x S90cm ~
撮影日2007-05-09
ポルトガル マデイラ諸島原産。彼の地は温暖な気候のようで寒過ぎるのも暑過ぎるのも苦手らしい。山草会で入手したタネを春に蒔き2週間で全部発芽、その冬は室内で育苗、翌年初夏には開花となった。成長の早い本来なら多年草だが、開花後に枯死してしまった。検索画像ではものすごい花つきのよい株も出ているが、我が家では初花でこの程度だった。この株が維持できれば検索画像通りの花つきも夢ではなかったろう。大型となり、寒さは無暖房室内でもしのげたが蒸し暑さに弱い植物だった。

葉は照りがあり10cm以上にもなる大きさで、萼や花梗には毛が生えていた。花の直径3cm強で細めの花弁だが、愛らしいピンクの花が分枝した茎にそれぞれ咲いた。株もとから出る花茎は全部で4本出て、なかなかロングランで楽しめた。

Geranium phaeum 'Samobor'

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学 名Geranium phaeum 'Samobor'
ゲラニウム ファエウム ‘サンボー’
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2004-05-06
たった一株だけ実生で発芽したものだが、今では株分けでたくさん増えている。発芽苗には葉に黒斑が入っていなかったが、翌年に斑が入って‘サンボー’と分かった。これを蒔いた当初は一芽ごとにラベルをつけなかったので、散発的に発芽したものはラベル落ちとなってしまったのだ。この‘サンボー’の実生で、ごく淡いラベンダー色と黒赤色の花が開花した。

ラベンダーの方は蕾のときにはその色が濃いが、開花すると白に近いが純白とはいえない。そして、脈が透き通っているようにも見える。黒赤色がファエウム種の基本色だろう。ラベンダーの方には、葉に斑が全く入らず、黒赤の方は斑は入っているがその量が少ない。‘サンボー’の由来についてはこちらに。

上記リンクのサイトでは、実生株にその園芸名をつけるべきではないと主張している。私が買ったタネも実生なんだから、そもそも‘サンボー’とは言えないことになる。

Geranium pratense

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学 名Geranium pratense
ゲラニウム プラテンセ
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
和 名ノハラフウロ
属 名ゲラニウム属(フウロソウ属) Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2008-05-24
山草会のタネからで、Geranium sylvaticumのはずだったが、葉の様子から違うと思われる。プラテンセにそっくりなので学名はプラテンセとした。花色はきれいなブルーが多かったのでよかった。

Geranium pratense 'Mrs. Kendall Clark'

http://seedsman.jp/gardenblog/jpg-blue/geranium_mrskendallclark1-thumb.jpg
学 名Geranium pratense 'Mrs. Kendall Clark'
ゲラニウム プラテンセ  ‘ミセスケンドールクラーク’
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2003-05-03
大輪で薄い紫がかった水色に白っぽい筋が入り、シベは紺色で気品のある花。大輪で花付きも良い。日向の方が良く咲くが、太陽の光で淡い花色がしらけてみえる。開花期にあたる梅雨の曇り空に良く似合う花色だ。

Geranium pratense 'Purple Haze'

http://seedsman.jp/gardenblog/jpg-blue/geranium_pratensePurpleHaze0605172-thumb.jpg
学 名Geranium pratense 'Purple Haze'
ゲラニウム プラテンセ  ‘パープルヘイズ’
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2006-05-17
プラテンセ種は3-4センチもの大輪の花が次々と咲き、夏の暑さにも比較的強いのが特徴だ。暖地向けの Hardy Geranium といえよう。種苗会社のカタログでは、紫の葉に青い花だった。しかし、紫葉が出たのは発芽した5芽のうち2芽だった。 栽培するうち1株はダメになったので紫葉はあと一株しかないが、生長が遅くこれらと同時期に開花株にはならなかった。翌年に期待する。

開花したうち青花のほうは、緑葉だが少し紫がかっている。白花が開花したほうは普通の緑葉だった。これも園芸交配種だったということだろう。実生では色々な花が咲いて面白い。そしてゲラニウムは、ファエウムやサンギネウムを含めて今が花盛り。蜂も毎日たくさん訪れて受粉に一役買っている。ゆえに、タネつきは良いかもしれないが、どんな花が咲くのかと思うと悩ましい。ファエウムがそばにあるが、交雑するのだろうか。

Geranium pratense 'Silver Queen'

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学 名Geranium pratense 'Silver Queen'
ゲラニウム プラテンセ 'シルバークィーン'
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
和 名ノハラフウロ
属 名ゲラニウム属(フウロソウ属) Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2008-07-31
チルタンシーズのタネからだが、シークレットシーズのアルビフロールス種と大差ない。外国産のタネで保存状態がわからないが、一般的に輸入物のタネは発芽がそろわないことが多い。このプラテンセ種は、国内産タネも含めて発芽はぽつぽつと散漫で長期にわたった。ゲラニウムは全般的に、発芽には根気が必要である。この株は極く淡いピンクがかった花で、花弁は少しほっそりして長めだった。切り戻したあとに咲いた花は、色が少し変化したものもあった。

Geranium pratense var. albiflorum

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学 名Geranium pratense var. albiflorum
ゲラニウム プラテンセ アルビフロールム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
和 名白花ノハラフウロ
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2007-07-05
英国のタネからだが、日本の山草会でもタネが配布された。花弁の先が丸かったり尖っていたりと多少の違いがあったが、どちらも良く咲いてタネもたくさん着けた。そのせいか、夏は葉を枯らしてしまうが秋にはまた盛り返して生育する。白花種とはいえ極々淡いピンクがかった花をつける株も多かった。

ゲラニウムの中で、我が家で唯一宿根しているのがこれらプラテンセ種とファエウム種だけ。両種とも猛暑 酷寒に耐えるが、2-3年ごとに株分け、植え替えしたほうが枯死せずによく宿根する。

Geranium pratense var. striatum 'Splish Splash'

http://seedsman.jp/gardenblog/jpg-white/geranium_pratense_splishsplash1-thumb.jpg
学 名Geranium pratense var. striatum 'Splish Splash'
ゲラニウム プラテンセ ストリアツム
‘スプリッシュスプラッシュ’
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2003-06-24
大輪で花つきの良いプラテンセで、花びらに条班や斑点が入る。淡い紫の斑なので、日向では見分けにくい。蜂が良く訪れる。

Geranium pyrenaicum

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学 名Geranium pyrenaicum
ゲラニウム ピレナイクム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH90cm x S60cm ~
撮影日2002-06-11
桃花というよりラベンダー色が‘サマースカイ’ 'Summer Sky'で、白花(写真下)が‘サマースノー’ 'Summer Snow' という園芸名がある。花径1㎝ほどと小輪であるが、非常に花つきが良い。夏越しも乾燥気味を心がければ比較的容易だった。夏越しできなくともたくさんのタネが飛ぶので、ほとんど一年草扱いでかまわない。それ以降は気をつけないと繁茂しすぎるので、こぼれ種子の発芽を見つけたら抜くようにしたほど。花期が長いので、コンテナの寄せ植えにも向く。

Geranium pyrenicum album

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学 名Geranium pyrenicum album
ゲラニウム ピレニクム アルブム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH90cm x S90cm ~
撮影日2007-05-09
これもアメリカ イリノイのDeb氏から。花は1cmほどと小さいが大株になって非常にたくさんの花をつける。タネも着きやすいので花茎は早めに切りたいが、花茎が伸びながら先端に花をつけ続けるので下のほうのタネが飛ぶ前にどこかで諦めるしかない。または、タネが実ったところから取り去る。

Geranium robustum

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学 名Geranium robustum
ゲラニウム ロブスツム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム属(フウロソウ属) Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2009-05-02
山草会のタネから。節は間延びして株が比較的大きくなるが、花は淡いピンクからラベンダーの3-4センチほどもある大輪だった。タネ蒔きから1年で開花となり生育は旺盛。葉も多少うぶ毛があって灰色になる。

検索すると、 南部アフリカのレソト、南アフリカのケープ州などに分布するらしい。また、南部アフリカの木質多年生原種とも出ていた。排水の良いのを好むとも。

Geranium sanguineum

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学 名Geranium sanguineum
ゲラニウム サンギネウム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
和 名アケボノフウロ
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH10cm x S30cm ~
撮影日2007-05-12
アメリカはイリノイのDeb氏とアサガオのタネ交換で入手したもの。原産はヨーロッパからコーカサスだそう。草丈は高くならず横這い性で、小さい割に2.5cmほどの大きい花を咲かせた。花茎は伸びながら花をつけ続けロングランだった。しかし、棚に置いておいたがタネは採れなかった。人口受粉か虫媒が必要らしい。夏も傷まずに越して、意外と丈夫だとわかった。

Geranium sanguineum var. striatum

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学 名Geranium sanguineum var. striatum
ゲラニウム サンギネウム ストリアツム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH40cm x S60cm ~
撮影日2007-05-10
購入した株からだが、2-3年ごとの株分け植え替えで数年来宿根している。草丈は高くならず、どちらかというと横這い性である。花は3cm強と大きめで受け咲き(上向き)に咲く。ごく淡いピンクの花弁にピンクの脈が入る可愛らしい品種。開花が進むとその脈の色は透明に抜けていくようだ。夏には地上部は著しく傷むが、秋の気配と共に再び生育が始まる。

実生では、幼苗のうち葉の切れ込みが浅くもっと丸っこい葉だった。成株になるに従って切れ込みの深い葉が多く出るようになった。しかし、ほとんどがしいなであり、しいなでなくしっかり身の入ったタネを蒔いても発芽率は著しく悪かった。人工授粉すればもっとましなタネが採れるのかもしれないが、私は人工受粉をすすんでやったことがない。

Geranium sp. 'Silver Shadow'

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学 名Geranium sp. 'Silver Shadow'
ゲラニウム スピシーズ ‘シルバーシャドー’
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH100cm x S100cm ~
撮影日2007-05-31
トンプソンモーガンのタネからだが、発見されたばかりの新種ということで種小名がついていない。園芸名どおり、葉はうぶ毛が多くシルバーで切れ込みが深い。茎は徐々に木質化してくる。花は直径3-4cmくらいの桃色、脈も濃い色で比較的はっきりと目立つ。花がプラテンセほどに大きい上、一年でシルバーリーフの大株になるので、非常に観賞価値がある。写真の株は発芽一年目に地植えしてほとんどが生き残り、翌年の発芽二年目に大株となって開花したもの。

Geranium sylvaticum

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学 名Geranium sylvaticum
ゲラニウム シルヴァチクム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2007-06-28
ゲラニウム シルヴァチクムということで配布されたタネだったが、葉や株姿はプラテンセに酷似し、検索した画像と少し違っているように見える。交雑したものかもしれない。比較的暑さにも強かった。青花の他に白花もあった。

Geranium thunbergii

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学 名Geranium thunbergii
ゲラニウム ツンベルギィ
和 名ゲンノショウコ/フウロソウ(別名)
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH10cm x S50cm ~
撮影日2008-06-19
山草会のタネからだったが、開花すると西日本に多く自生するといわれる桃花のゲンノショウコだと分かった。立ち性ではなく、茎が匍匐しながら伸びて行く。

Geranium wallichianum 'Buxtons Blue'

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学 名Geranium wallichianum 'Buxtons Blue'
ゲラニウム ワッリキアヌム ‘バクストンズブルー’
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム(フウロソウ)属 Geranium
分 類多年草
大きさH30cm x S60cm ~
撮影日2003-07-19
園芸名の‘バクストンズブルー’という名前から、誰でもが青花を思い浮かべるだろう。しかし、実生のせいなのかあるいはその品種の特性かわからないが何回蒔いてもピンク(正確には桃紫色とでもいうのか)の花だ。カタログの写真では青い花弁の花芯部に白い目が輪状に入り、葯が黒っぽくて実にセクシー。そんな花を期待してもう3-4回蒔いた。

チルタンにはクレームもした。しかしその返事は、人の色の表現にはいろいろあるとかなんとか    「ブルーをパープルと言ったり、ラベンダーと言ったりラベンダーブルー、ラベンダーピンク、ピンクなどなど。。。」そういえばそうかと納得はしたが、タネを再送してもらった年もあった。それでもこのような色合いで何とも不満足ではある。実生で同じ花が咲かないF1品種かも知れない。

性質は決して強くなくて、残念ながら3回とも開花後の夏に枯死した。夏の蒸れに弱いようだ。日陰に地植えした年は2年ほど株が維持できたが、掘り上げて人にあげてしまったのでその後はわからない。カタログ通りの花色ならもっと頑張ったのだが、性質がこの地になじまないこともあって未練はなかった。

Geranium wilfordii

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学 名Geranium wilfordii
ゲラニウム ウィルフォルディ
和 名ミツバフウロ
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ゲラニウム属(フウロソウ属) Geranium
分 類多年草
大きさH10cm x S50cm ~
撮影日2008-10-22
長野県の方からもらいもの。花はゲンノショウコによく似て小さいが葉は三つに分かれており、ミツバフウロの由来となった。ゲンノショウコのように葉がロゼット状(根出葉)ではなく、長くなる茎に対生する。この茎は倒れやすく、まるで匍匐性のように見える。ゲンノショウコは茎や花柄の毛が開出して腺毛があるが、ミツバフウロには腺毛や開出毛がないことで区別するそう。

Pelargonium grossularioides

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学 名Pelargonium grossularioides
ペラルゴニウム グロッスラリオイデス
和 名ココナッツゼラニウム
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ペラルゴニウム属 Pelargonium
分 類多年草
大きさH40cm x S50cm ~
撮影日2003-05-14
草に非常に良い香りがある。通路などに植えれば、歩くたびにぶつかって香りがするのでお勧め。花は5ミリほどで観賞向きといえないが、タネは良くつく。これもタネからで成長が早い。耐寒性弱。

Pelargonium sidoides

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学 名Pelargonium sidoides
ペラルゴニウム シドイデス
科 名フウロソウ科 Geraniaceae
属 名ペラルゴニウム属 Pelargonium
分 類多年草
大きさH20cm x S30cm ~
撮影日2004-06-24
いただきもののタネから。タネを蒔いて、一年目で開花するとは思わなかった。花は1センチほどと小さめだが、個性の強い黒赤色で、シルバーリーフにも冴えて目立つ。

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