キンポウゲ科のブログ記事

Aconitum japonicum

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学 名Aconitum japonicum
アコニツム ヤポニクム
和 名ヤマトリカブト
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アコニツム属(トリカブト属) Aconitum
分 類多年草
大きさH60cm x S30cm~
撮影日2006-09-29
毒 草 以下は「図解猛毒植物マニュアル」(和田宏著 同文書院刊)より引用したものです
保有する毒の成分:アコニチン
死に至る症状:呼吸麻痺、呼吸困難
アコニチンは猛毒性アルカロイド。最初に刺激があり、次に中枢神経系、末梢神経系、骨格筋などを抑制。おう吐、頭痛、めまい、意識不明、全身けいれんなどを経て二時間後に循環器、呼吸虚脱で死亡するという速さ。24時間持てば快復する。致死量は1グラム。
トリカブトは全草に毒があり、特に根には多いらしい。早春には、山菜としてニリンソウと間違って食することがあるので要注意だとか。たしかにニリンソウの葉っぱとは似ているが、根の部分はまったく違う。トリカブトの根は2-3cmほどの紡錘形の根茎だった。

Aconitum napiforme

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学 名Aconitum napiforme
アコニツム ナピフォルメ
和 名タンナトリカブト
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アコニツム属(トリカブト属) Aconitum
分 類多年草
大きさH50cm x S30cm~
撮影日2006-09-29
毒 草 以下は「図解猛毒植物マニュアル」(和田宏著 同文書院刊)より引用したものです
保有する毒の成分:アコニチン
死に至る症状:呼吸麻痺、呼吸困難
アコニチンは猛毒性アルカロイド。最初に刺激があり、次に中枢神経系、末梢神経系、骨格筋などを抑制。おう吐、頭痛、めまい、意識不明、全身けいれんなどを経て二時間後に循環器、呼吸虚脱で死亡するという速さ。24時間持てば快復する。致死量は1グラム。
山草会のタネからで中国山地産。2005年5月播種、翌年3月発芽、2008年10月初開花である。夏にはしぜんと地上部がなくなってしまうので、いつも腐ったと思いガッカリしたが、翌春には再萌芽してホッとするのを繰り返した。平暖地の夏の暑さは好まないようなので日陰で栽培していたが、茎は曲がって細くなってしまうので、今度は春から直射日光に当てて栽培してみようと思う。

ヤマトリカブトAconitum japonicumと良く似ているが、良く調べるとタンナトリカブトの別の学名はAconitum japonicum subsp. napiformeで、ヤマトリカブトの亜種であった。タンナトリカブトの葉は3深裂するのが特徴だそうである。開花時期には葉がチリチリになることが多くて見苦しいため撮影したことがなかったが、今度はその前のきれいな時に葉を撮影しておこうと思う。

Adonis aestivalis

Adonis aestivalis
学 名Adonis aestivalis
アドニス エスティワリス
英 名Pheasant's Eye フェザンツアイ
和 名アカバナフクジュソウ/ナツザキフクジュソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アドニス(フクジュソウ)属 Adonis
分 類一年草
大きさH40cm x S40cm~
撮影日2005-04-23
輝くシルクサテンのような真紅の花びらに、花芯部は黒で、フェザンツアイの名の通り『雉の目』のようだ。花径2㎝ほどで分枝した枝先に数個の花をつける。草丈は比較的大きくなり、花を見ないとフクジュソウとは思えない。秋蒔きの一年草だがこぼれ種子でも発芽する。というか、こぼれ種子の方が発芽率が良かったので、タネは未熟で落下し、湿性状態で夏を越す間に完熟する習性らしい。株は寒さに強いが、多肥にすると腐りやすい。開花は4月下旬~5月頃から始まり、思ったよりも長く開花していて十分楽しめた。『夏咲きフクジュソウ』とも呼ばれる。

Anemone blanda

Anemone blanda
学 名Anemone blanda
アネモネ ブランダ
英 名Windflower ウィンドフラワー
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone
属英名Windflower ウィンドフラワー
分 類こぶ状塊茎を持つ多年草
大きさH10cm x S10cm~
撮影日2004-04-11
購入株から開花したもので、澄んだ青花がきれいだが勉強不足で維持するのがやっと。翌年にはかろうじて球根が残ったものの開花には至らなかった。地中海沿岸産で、ややアルカリ土壌で乾燥気味を好む。地上部が枯れたら水を切って休眠させ、晩秋から水を軽く与え始めると翌春に開花というサイクル。

Anemone hupehensis var. japonica

Anemone hupehensis var. japonica
学 名Anemone hupehensis var. japonica
アネモネ フペヘンシス ヤポニカ
異 名Anemone x hybrida アネモネ x ヒブリダ
Anemone japonica アネモネ ヤポニカ(園芸上)
和 名シュウメイギク
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone
属英名Windflower ウィンドフラワー
分 類多年草
大きさH60cm x S50cm~
撮影日2004-10-16
苗を植付け後5年程してやっと開花。いつも場所を動かしていたからだと思う。地下茎を掘り残すとそこからまた芽が出てしまう。半日陰の湿った粘土質でもよく生育したが、花つきは今ひとつなので日向で湿潤の場所が良いと思う。

Anemone keiskeana

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学 名Anemone keiskeana
アネモネ ケイスケアナ
和 名ユキワリイチゲ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone
分 類多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2007-03-10
12月ごろから展開する、チョコレート色に灰斑点がある葉がなかなか良い感じ。根茎には直径5ミリほどの平べったい丸いものがついていたが、何だか分からない。深植えしたらポリポットの底穴から葉がでてしまうほど、日照に敏感なようだ。しかしこれら地下茎で繁殖し、真夏は地上部がなくなって半休眠するので手間いらず。花は直径1.5-2cmほどで、淡い青紫がかっていてとてもきれいだった。

Anemone multifida

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学 名Anemone multifida
アネモネ ムルティフィダ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone
分 類多年草
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2007-05-05
これはオークションで購入したタネからだったが、小型の割りに大きめの花を咲かせてなかなか良かった。最初に開花した株が乳白色の花だったこともあって、二番めの株に赤花が咲くとは夢にも思っていなかった。実生栽培の面白さと言えよう。花の外側、茎、葉裏は長めの絹のような毛が生えている。花の直径は平開したときで2cm弱、高さ横張りとも5cmほどで非常に可愛らしかった。

Anemone nemorosa 'Alba Plena'

Anemone nemorosa 'Alba Plena'
学 名Anemone nemorosa 'Alba Plena'
アネモネ ネモローサ ‘アルバプレナ’
英 名European thimbleweed ヨーロピアンシンブルウィード
Wood anemone ウッドアネモネ
Windflower ウィンドフラワー
和 名ヤブイチゲ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone
属英名Windflower ウィンドフラワー
分 類こぶ状塊茎を持つ多年草
大きさH10cm x S10cm~
撮影日2003-04-18
はじめは一重のように見えたが徐々に八重がはっきりしてくる。森林性の清楚な花。維持できずに2年くらい後にダメになってしまった。

Anemone rupicola

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学 名Anemone rupicola
アネモネ ルピコラ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone
分 類多年草
大きさH40cm x S20cm ~
撮影日2007-04-29
山草会のタネからで2年ほど容器栽培していた。場所がないので地植えしたら意外にも多花性と分かった。千葉で地植えするのはもちろんチャレンジだったが、以外にも順応した。午前中だけ日の当たる東側で用土は粘土質。アネモネの仲間は根が深く張ると花がたっぷり咲くようだ。花径4cm前後、草丈は15cmほど、花茎は次第に長く伸びて40cmほどにもなった。花色は淡い黄色で、咲き進むと乳白色となっていく。タネはまるで色づかないうちのイチゴの果実のような形をしたものの表面にあり、完熟したタネはこの果実のような部分からなるモコモコした綿毛に包まれる。

Anemone stolonifera

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学 名Anemone stolonifera
アネモネ ストロニフェラ
和 名サンリンソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone
分 類多年草
大きさH15cm x S10cm ~
撮影日2007-05-01
一茎から三輪咲くからサンリンソウというらしいが、本当に一茎から三輪が咲いた。この花の花梗の付け根にはまだ二つの蕾が見える。花径1.5cmくらいの白花で、柔らかい明るい緑の葉。これが藪の中にでも群生して咲いているのを見つけたら素敵だろう。もっと咲いてほしかったが、タネ蒔きから二年以上経過しての初開花はこれで終わった。実生での山野草栽培は忍耐が必要だが、その開花の嬉しさは例えようも無い。

Anemone sylvestris

Anemone sylvestris
学 名Anemone sylvestris
アネモネ シルウェストリス
英 名Snowdrop Anemone スノードロップアネモネ
Snowdrop windflower スノードロップウィンドフラワー
和 名バイカイチゲ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone
属英名Windflower ウィンドフラワー
分 類多年草
大きさH20cm x S20cm~
撮影日2003-03-27
学名の sylvestris とは『森林の』という意味で、その通り森林帯の下草として育つ。高温多湿に弱く私は夏越しが出来なかったが、耐寒性は強いので寒地のシェードガーデンに向くと思う。花びらに柔らかいウブ毛が生えていて花径5cmほどの大輪の花だった。機会があればまたチャレンジしたい。

Anemonopsis macrophylla

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学 名Anemonopsis macrophylla
アネモノプシス マクロフィラ
和 名レンゲショウマ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アネモノプシス属(レンゲショウマ属) Anemonopsis
分 類多年草
大きさW60cm x H60cm ~
撮影日2009-07-30
日本特産の一属一種の花だそう。御岳山に群生しているのを見に行ったことがあるが、大きな杉林の下で、真夏にもほとんど日が差さない場所であった。うちの庭ではそのような涼しい場所はなく、置き場所に苦労したが、意外にもバラの棚下で初めて開花となった。

苗をいただいて以来、ずっと建物の陰(北側)に置いていたが、3年にわたり毎年蕾が出ても開花したことはなかった。今年の天候が、7月が低温だったせいもあるかもしれない。間近に見た花は色合いもかわいらしく、苗を下さった方に感謝。

Aquilegia

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学 名Aquilegia
アクイレギア
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
英 名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日2002-06-26
フウリンオダマキ Semiaquilegia ecalcarata という事で購入した苗だったが、咲いたものはこのように距があるため、フウリンオダマキではないと思うのでアクイレギア属とした。良いほうに考えればフウリンオダマキとオダマキの交雑種かも。小型で小豆色の花は和風の半日陰の庭に良く似合う。また、フウリンオダマキは Semiaquilegia (ヒメウズ)属とせず、Aquilegia 属とする説もある。

Aquilegia 'Blue Bonnets'

Aquilegia 'Blue Bonnets'
学 名Aquilegia 'Blue Bonnets'
アクイレギア ‘ブルーボネッツ’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm~
撮影日2003-05-05
バレリーナのドレスのようなプリーツで紫と白色のコントラストも素敵。しかし短命で花後に枯死することが多い。もともとこの‘ボネット’は、T&Mでタネを買ったときに間違って送られてきたもの。開花に2年を要しているのでクレームしそこなったが、咲いた花はとっても可愛くてお気に入りとなった。画像はその購入種子の二代目で、少し変化して来てわい性となり山野草の趣きがある。オリジナルはもっと高性種だった。

Aquilegia 'Clementine Salmon Rose'

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学 名Aquilegia 'Clementine Salmon Rose'
アクイレギア 'クレメンタインサーモンローズ'
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア属(オダマキ属) Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH45cm x S45cm~
撮影日2009-04-30
プランツオブディスティンクション社のタネから。新色だと思うが菊咲き系の花は以前からあり、花色豊富なので新しい色ではないのかもしれない。一般的にオダマキはタネ蒔きから一年以上経過して開花し、開花後は枯死することが多いので二年草ともいえるが、この一株だけは一年以内に開花株となった。交雑しないように気を付けてタネを採る。

Aquilegia buergeriana var. oxysepala

Aquilegia buergeriana var. oxysepala
学 名Aquilegia buergeriana var. oxysepala
アクイレギア ブエルゲリアナ オキシセパラ
和 名オオヤマオダマキ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH40cm x S30cm~
撮影日2005-05-17
下向きに咲く花は海老茶と黄色の渋い色合い。本種はヤマオダマキよりも距の先端が内側に曲がっていることが特徴だそう。山林の明るい場所に自生。自生地では丈100センチにもなる。実生では淡青色の花も出現した。

Aquilegia canadensis

Aquilegia canadensis
学 名Aquilegia canadensis
アクイレギア カナデンシス
英 名Canadian columbine カナディアンコロンバイン
和 名カナダオダマキ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH20cm x S20cm~
撮影日2003-04-26
少し小さめのオダマキで花色は目立ってかわいい。粘土質土壌でも夏越しできたが、北米産なのでロックや水はけの良い用土が最適。多年草と言っても短命で、開花するとほとんど枯死する。

Aquilegia chrysantha 

Aquilegia chrysantha
学 名Aquilegia chrysantha
アクイレギア クリサンタ
異 名Aquilegia leptoceras var. chrysantha
アクイレギア レプトケラス クリサンタ
Aquilegia coerulea var. chrysantha
アクイレギア コエルレア クリサンタ
英 名Golden Columbine ゴールデンコロンバイン
和 名キバナオダマキ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH40cm x S30cm~
撮影日2004-05-13
非常に似たものに Aquilegia longissima ツメナガオダマキがあるが、他サイトによればその距は8センチ以上となっており、この Aquilegia chrysantha キバナオダマキでは距が5センチとなっている。また、同ページには『ほとんどの植物学者が longissima 種と chrysantha 種は別種であるとしている』と書かれている。

花が大きい割りにそれほど丈が大きくならず、葉は紫がかったシルバーリーフでポイントになる。どちらかというと山野草の趣き。 距の長い黄色のオダマキで Aquilegia longissima の画像を検索すると、距は相当長く10センチほどもあるものがあった。それに比べると私の持っているこのオダマキは距が長くても6-7センチで、やはり chrysantha 種だと思われる。

Aquilegia fragrans

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学 名Aquilegia fragrans
アクイレギア フラグランス
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH60cm x S45cm~
撮影日2007-04-29
このオダマキは、フィンランドの Marita と交換したタネから栽培したもの。私はこの学名を知るまで、オダマキに香りのある品種があるとは全く知らなかった。種小名から香りがあるだろうと想像し、開花するまでの二年間は楽しみに待っていた。今年初開花でさっそく香りを確かめてみたところ、非常に素晴らしい柑橘系の香りがあった。柑橘系の香りとは、我が家の柚子の木の葉と同じ匂いなのだ。花色は白っぽい乳白色から淡い黄色で、距の部分に少し青味が残ってなんとも楚々とした色合いにも感激。花の大きさは4-5cmと比較的大きめで、下向きに咲く。

Aquilegia hyb.



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学 名Aquilegia hyb.
アクイレギア
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH90cm x S50cm~
撮影日2004-04-27
草丈の高いオダマキで花も大きく5cmほどもある。交雑しやすく、多年草といってもほとんど二年草扱いで開花後に枯れることが多い。林床性なので日陰から半日陰でもよく生育する。苗の間は冬期、少し保護したり霜のかからないところに置いたほうが良い。これらの花は苗を植えた覚えもなく、タネを蒔いた覚えも植えた覚えもないので、交配種の先祖返りか交雑だろう。

Aquilegia longissima

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学 名Aquilegia longissima
アクイレギア ロンギッシマ
英 名Longspur columbine ロングスパーコロンバイン
和 名ツメナガオダマキ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH40cm x S30cm~
撮影日2009-05-13
愛好家間ではいつものことだが、植物の同定は写真を見るだけでなく、現物を見ても難しい。その中でもこの黄色いオダマキはクリサンタなのかロンギッシマなのか、はたまた交配種のマッカナジャイアント系なのか、頭の痛い話である。しかし、シークレットシーズ社で買ったロンギッシマのタネなので、販売元の学名通りにロンギッシマと表記した。

花の外側に赤味のある花は野性的に見え、花径12センチ以上あり、距は6センチほど。背丈は20センチほどと比較的低い。

花冠からシベが突出している方は開く前はまるでエイリアンのようだが、これが徐々に平開すると花径3-6センチとなり、距は長いもので6センチほどと同じくらいで、背丈は30-40センチほど。以前から栽培していたクリサンタと瓜二つだった。

この二つは同じタネ袋からだが、同品種とは思えないのは私だけだろうか。

Aquilegia viridiflora

Aquilegia viridiflora
学 名Aquilegia viridiflora
アクイレギア ビリディフローラ
英 名Green-flowered Columbine
グリーンフラワードコロンバイン
和 名クロバナオダマキ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm~
撮影日2004-03-29
チョコレート色のようなオダマキ。多花性で他品種より1ヶ月ほど開花が早かった。葉脈が白く目立ち斑入りのようにも感じる。香りもあるようだが私にはわからなかった。他のオダマキは開花後に枯死することが多いがこの品種は強健で、我が家の庭でもほとんどが越夏し宿根している。中国西部原産、和名は黒花オダマキだが外国では緑花オダマキとも呼ばれ、緑色の萼の方が印象深いようだ。

Aquilegia vulgaris 'Tower Light Blue' Double Pleats

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学 名Aquilegia vulgaris 'Tower Light Blue'
アクイレギア ウルガリス ‘タワーライトブルー’
和 名セイヨウオダマキ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH50cm x S30cm~
撮影日2004-05-05
コロンとした八重のプリーツ咲きはペチコートのよう。花数も多く可愛い。実生で同じ花は咲かない可能性が高いが、このダブルプリーツはいつも庭にほしいので毎年タネを蒔く。2年越しの開花はうれしい。他にもボネットという爪白のダブルプリーツがあるが、その‘ボネット’とこの‘タワーライトブルー’それぞれの実生を数年繰り返し、現在では花色 花形が変化している。

Aquilegia vulgaris 'William Guinness Doubles'

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学 名Aquilegia vulgaris 'William Guinness Doubles'
アクイレギア ウルガリス ‘ウィリアムギネスダブルス’
和 名セイヨウオダマキ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH90cm x S60cm~
撮影日2007-05-06
タネから栽培すると、ほとんどのオダマキは一年以上経過してから開花となり、開花後にタネをどっさりつけて枯死することが多い。まるで二年草扱いだ。そして異品種を多数栽培しているときに親株と同じ花を咲かせるタネを採るには、虫による雑交をできるだけ防ぐため、開花期には分離して栽培するしかない。そして葯が開いて花粉が出てきたら、なるべくすぐに人工授粉してやる。人工授粉といっても私は手でなでてやったり、同じ株の花同士をくっつけてやるくらいだが。

この‘ウィリアムギネスダブル’はもらい物のタネからで、非常に大型となり、ダブルの濃い紫に下の方が白でとても可愛い。開花した中にはこの色と同じでシングル咲きの‘ウィリアムギネス’もあったし、青い花のダブルもあった。オダマキは非常にたくさんの種類のタネが流通していて、園芸植物としてとても面白い。

Aquilegia vulgaris Woodside variegated

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学 名Aquilegia vulgaris Woodside variegated
アクイレギア ウルガリス ウッドサイドバリエゲィテッド
和 名セイヨウオダマキ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm~
撮影日2007-05-02
明るい黄色の斑入り葉に、暗紫色の花が良くマッチしている。夏は日陰に置くべき。この実生で、同じ斑入りが出現する。

Aquilegia vulgaris var. stellata 'Black Barlow'

Aquilegia vulgaris var. stellata 'Black Barlow'
学 名Aquilegia vulgaris var. stellata 'Black Barlow'
アクイレギア ウルガリス ステラータ
‘ブラックバーロー’
和 名セイヨウオダマキ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名アクイレギア(オダマキ)属 Aquilegia
属英名Columbine コロンバイン
分 類多年草
大きさH70cm x S50cm~
撮影日2005-05-05
菊咲き品種‘ノラバーロー’の黒花。いただきもののタネからだが同じ花が咲いてくれてうれしい。日照により赤っぽく見えたり黒っぽく見えたりするが、黄色の葯とのコントラストや葉がシルバーがかっているのもなかなか良い。交雑しやすいので植え場所には気を使い、タネ蒔きから開花するまでには2年かかった。

Cimicifuga acerina

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学 名Cimicifuga acerina
キミキフガ アケリナ
和 名オオバショウマ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名キミキフガ属(サラシナショウマ属) Cimicifuga
属英名Bugbane バグベイン
分 類多年草
大きさH80cm x S50cm ~
撮影日2005-10-12
本州から九州に分布、山林に生える多年草。長い花茎の上部に穂状花序となって咲く。花弁に見える萼片は白色で開花すると落ち、雄シベだけが残って目立つ。花だけ見るとサラシナショウマと似ているが、オオバショウマには花柄がない。葉は径7~10センチと大きめで三出複葉。いただきものを植え付け後、二年ほどは開花しなかったが三年目にやっと開花した。日陰が似合う清楚な花である。

Clematis 'Rohguchi'

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学 名Clematis 'Rohguchi'
クレマティス ‘篭口’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2007-07-07
このフェンスは興ざめだが仕方ない。。。日当たり良く風通しの良い一等地なのだ。以前からほしかったが交配種でタネなどないので春に成株を購入し地植えした。すぐにも開花が始まり2ヶ月後にはこんなにたくさん。今度は挿し木増殖にチャレンジするかも。

花を見てわかるとおりインテグリフォリア系の交配種であるが、咲き進んでも花弁(実際は萼片)がねじれず付け根から開かない。花の大きさは2cmほど、濃い黒紫でなんとも素敵な花だ。

Clematis alpina 'Constance'

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学 名Clematis alpina 'Constance'
クレマティス アルピナ 'コンスタンス'
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2007-04-21
これも実生である。選抜種なのか園芸名がついていたが、同じ花が咲くかどうかはわからなかった。しかし、咲いた花は同じようである。花の直径4cmほど。キンポウゲ科の特徴として花弁のように見えるのは実は萼片である。柔らかいこのピンクの萼片はふわふわとしてうぶ毛におおわれていた。ツルは60cm以上に伸びている。アルピナと聞けば高山植物のような思い込みがあるが、栽培種は意外にも平地で栽培可能らしい。この株は地植えしてあるが今後はどうなるか気になるところ。アルピナ系やマクロペタラ系の剪定は弱剪定。

Clematis alpina 'Willy'

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学 名Clematis alpina 'Willy'
クレマティス アルピナ‘ウィリー’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2007-04-22
これも‘コンスタンス’と同様実生で、同時期に蒔いたもの。やはり選抜種か同じ花が咲いた。淡いピンクが楚々として可愛らしく、もっとたくさん咲いてほしいと願ったが、初花だったせいか三花で終わりだった。来年以降に期待する。

Clematis alpina var. ochotensis

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学 名Clematis alpina var. ochotensis
クレマティス アルピナ オコテンシス
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
和 名ミヤマハンショウヅル
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性 10~50cm位
撮影日2007-04-24
これも実生である。ハンショウヅルの仲間はこの年一度にたくさん蒔いたので一部はラベル落ちとなってしまったが、開花して判別できた。タネ蒔きから二年目にポット植えのまま開花という栽培経過である。草丈 横張りは各15cmほどと大きくならずに済んだ。自生するものは地域によって色に個体差があるようだが、これは一般的によく目にする暗紫色で野性味に富んで素晴らしい。

Clematis heracleifolia 'China Purple'

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学 名Clematis heracleifolia 'China Purple'
クレマティス ヘラクレイフォリア 'チャイナパープル'
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさ木立性 H60cm x S60cm
撮影日2007-09-14
もらいもののタネからだったが発芽率よく、生育も非常に旺盛で発芽二年目に開花となった。写真で見ていたときはクサボタン Clematis stans に酷似していると思ったが、実際にはクサボタンより株自体と葉も少し大型となる。花はほとんど同じ大きさだが色が濃い紫で園芸選抜種か。

Clematis integrifolia

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学 名Clematis integrifolia
クレマティス インテグリフォリア
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさ木立性 H60cm x S30cm ~
撮影日2004-05-05
処分品を購入したときは小株だったが、鉢増しをしておいたら葉も茎もおおきくなってしまった。一番花を切り戻すと二番花が咲いてくれるので長く楽しめる。ねじれたように咲く花が特徴で、ツルにならないため切り花にも向くクレマティス。木立性で古くなった枝は木質化するが、強剪定で毎年新枝に花が咲くタイプ。白花種には‘白麗’という園芸名がついている。

Clematis lasiandra

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学 名Clematis lasiandra
クレマティス ラシアンドラ
和 名タカネハンショウヅル
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさつる性
撮影日2007-10-12
タネから栽培した日本産原種クレマチス。実生一年目で開花株となるほど栽培容易で、生育も旺盛であった。小さなベル型の花で、花つき多く、ツルも旺盛に茂るが秋咲き。新枝に花が咲くので毎年冬に強剪定でよい。初夏からずっと分枝しながらツルを伸ばして、旺盛に茂るのでフェンスへの誘引や目隠しにもよい。この花は白っぽいが、野生株の花色には個体差があるようだ。

Clematis macropetala 'Markhams Pink'

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学 名Clematis macropetala 'Markhams Pink'
クレマティス マクロペタラ ‘マークハムズピンク’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2006-04-08
2003年末に蒔いたタネが、2006年春にやっと咲いた。品種名通りの花とは言い難く、少し花色が薄いが、葉性などからもマクロペタラ種には違いない。なかなか可愛い花で、鉢仕立てでたっぷり肥料もやり、豪華に咲かせている売り物を見かける。せっかくの実生株なので大事にしたい。冬期剪定は弱剪定。

Clematis patens

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学 名Clematis patens
クレマティス パテンス
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさつる性
撮影日2005-05-03
実家からもらってきた物で品種名不詳。劣悪な環境で開花まで長年月を要したが良くぞ咲いてくれた。真夏の直射日光にも耐え、厳寒期も保護なしに凌いでいたほど丈夫。品種を特定するために調べると、原種のカザグルマ Clematis patens の血を引くものではないかと思う。検索画像ではパテンス系の品種にそっくりなものがいくつかあった。カザグルマとテッセン Clematis florida の違いは、例外もあるがカザグルマが8枚の萼片でテッセンは6枚だそうである。

Clematis petriei

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学 名Clematis petriei
クレマティス ペトリエイ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさ枝垂れ性 H10cm x S30cm ~
撮影日2005-04-18
これは購入苗を植え付け二年後くらいに開花したものだが、園芸名はついていなかった。園芸名の付いているものは花が少し大きいらしい。花の直径2cmほどの緑色の花が枝いっぱいにつくのは圧巻。冬越しした葉の色はカーキ色のようになり、萌黄色の花と面白いコンビネーションだ。つるというよりは枝垂れる感じに咲く。

Clematis stans

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学 名Clematis stans
クレマティス スタンス
和 名クサボタン
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさ木立性 H60cm x S60cm
撮影日2002-09-24
シベ咲きのクレマティスだと思い込みイギリスのチルタンシードから購入したタネからで、思いがけず逆輸入となってしまった。ツルは伸びず、低い薮状になる。薄紫ベル型の花弁に見えるのはガクで、ほのかに芳香を放つのが素晴らしい。雌雄異株で上記写真は花が大きいので雄株。雌株は花弁状のガク先端部が少し反転するとシベが出るくらいに小さく、雌花のほうが開花が遅かった。

Clematis tangutica

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学 名Clematis tangutica
クレマティス タングチカ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2009-06-30
スイスのシュタインアムライン産で山草会のタネから。黄花としか情報はなかったが、同じ黄花が咲いたようだ。以前からタングチカ種が欲しかったのでとてもうれしかった。

シュタインアムラインという街を調べると、ライン川に沿った、中世期そのままの面影をとどめた旧市街、フレスコ画で有名なようだ。観光地らしいので野生種ではなく、現地の人の栽培種のタネだろうと思う。ということで、学名ははっきりしない。ツルの伸びは旺盛だが花に香りはなく、数日経っても花弁に見える萼片が開かずベル型のまま。このベルの大きさは2センチほどの長さ、平開すれば花の直径は4-5センチになるだろう。2008年1月播種で、2009年6月30日から開花となったので生育旺盛といえる。

黄花のクレマチスにはメクラテス節のタングチカ系とオリエンタリス系があるようだが、ここではどちらかに決めないと分類できないので、とりあえずタングチカ系とした。

Clematis terniflora

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学 名Clematis terniflora
クレマティス テルニフローラ
和 名センニンソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさつる性
撮影日2004-09-07
いただいたタネからだが、発芽には半年かかり真夏に発芽、その一年後には開花となった。クレマティスの園芸種ということだったがセンニンソウのようである。ボタンヅルとの違いは、ボタンヅルの葉には鋸歯がありセンニンソウにはない。千葉でも林縁部で良く見かけるが、野生でたくさん咲いている様はなかなか素晴らしい。庭植えでもナチュラルガーデンやコテージガーデンにマッチする。病気もないので放任も可。

Clematis texensis

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学 名Clematis texensis
クレマティス テキセンシス
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス属(センニンソウ属) Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2008-07-07
これがなんと実生株である。2003年1月にタネを蒔いて、同年11月から発芽が始まり翌年1月には10粒すべてが発芽していた。それ以前にクレマチスのタネを蒔いたことがなく、子葉の形も知らなかったので半信半疑だった。しかし本葉が展開してくると確実となった。意外と心配なく育ち2-3年は8株くらい残っていたが、最終的に残ったのは3株で4年目の今年は1株が開花となった。開花したものは'アップルレッド'という園芸名のついた品種に似ている。

剪定は強剪定でよい。用土は柔らかく水はけよく水持ちの良い市販の用土を真似てみた。一般的にクレマティスは株元や根が熱くなるのを嫌うと思うが、プラ鉢植えで夏も直射日光に当てっぱなしだった。そのせいかうどんこ病が発生した。ツル性とは言ってもあまり大きくならないので4-5号の鉢で十分。

Clematis tosaensis

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学 名Clematis tosaensis
クレマチス トサエンシス
和 名トリガタハンショウヅル
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス(センニンソウ)属 Clematis
分 類多年草
大きさツル性
撮影日2009-04-21
山草会のタネから。2008年1月播種で2009年4月にいつの間にか咲いていた。数日前から咲いていたようだが、気づくのが遅れた。おかげでよい写真がないが来年以降に期待したい。それにしても生育旺盛で驚いた。調べると、トサ(土佐)エンシスの名前通り、東北以外の本州と四国に自生するそうである。

Clematis viticella 'Porlish Spirit', 'Rubra'

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学 名Clematis viticella 'Porlish Spirit', 'Rubra'
クレマティス ヴィティケラ
'ポーリッシュスピリット', 'ルブラ'
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名クレマティス属(センニンソウ属) Clematis
分 類多年草
大きさつる性
撮影日2008-07-15
小輪だが多花性で返り咲きする。ヴィティケラ系は耐寒耐暑性が強いので暖地にお奨め。そうはいってもやはり暑さと蒸れのせいか、我が家ではうどん粉病が出やすい。花後の剪定は今年の新枝を切る程度。冬の剪定は強剪定。

Consolida ajacis

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学 名Consolida ajacis
コンソリダ アヤキス
異 名Consolida ambigua コンソリダ アンビグア
Delphinium consolida デルフィニウム コンソリダ
和 名ヒエンソウ/チドリソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida
属英名Larkspur ラークスパー
分 類一年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2003-06-08
購入苗からだが、デルフィニウム(チドリソウ)とラベルに書いてあった。花から見てコンソリダ属と思う。濃いブルーの花は印象的で、大型になり分枝してよく咲いたが、やはり一年草であった。

最近は花の構造が違うと言うことで、コンソリダ属をデルフィニウム属から分離する説がある。

Consolida ajacis 'Earl Grey'

Consolida ajacis 'Earl Grey'
学 名Consolida ajacis 'Earl Grey'
コンソリダ アヤキス ‘アールグレイ’
異 名Consolida ambigua コンソリダ アンビグア
Delphinium consolida デルフィニウム コンソリダ
和 名ヒエンソウ
チドリソウ(流通名)
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida
属英名Larkspur ラークスパー
分 類一年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2003-06-11
この‘アールグレイ’は2~3センチの花が密につき、分枝してたくさんの花が楽しめた。しかし多肥料にすると腐りやすいので注意。花色は灰色がかった薄桃色と言う感じに見える。

最近は花の構造が違うと言うことで、コンソリダ属をデルフィニウム属から分離する説がある。

Consolida ajacis 'Frosted Skies'

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学 名Consolida ajacis 'Frosted Skies'
コンソリダ アヤキス ‘フロステッドスカイズ’
異 名Consolida ambigua コンソリダ アンビグア
Delphinium consolida デルフィニウム コンソリダ
和 名ヒエンソウ/チドリソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida
属英名Larkspur ラークスパー
分 類一年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2003-06-08
‘フロステッドスカイズ’は、白地にブルーの覆輪の大き目の花がまばらにつく。倒れやすいが可憐な感じが魅力の花。最近は花の構造が違うと言うことで、コンソリダ属をデルフィニウム属から分離する説がある。

直下は新たに購入したタネからで、セミダブルに白に青の覆輪が少し入り、本来の‘フロステッドスカイズ’と思う。下の二枚がその二代目実生だが、濃い青や白っぽいものなどが出現した。

Consolida ajacis 'Kingsize Scarlet'

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学 名Consolida ajacis 'Kingsize Scarlet'
コンソリダ アヤキス ‘キングサイズスカーレット’
異 名Consolida ambigua
コンソリダ アンビグア
Delphinium consolida
デルフィニウム コンソリダ
和 名ヒエンソウ/チドリソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida
属英名Larkspur ラークスパー
分 類一年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2003-06-18
キングサイズというほど花穂は大きくなかったが花の部分だけで30センチ以上はあった。花は密につき、桃紅色が目立つが、その花は良く見るとまだら模様になっており芸があった。地植えにすればもっと分枝してたくさん咲いたかも。

Consolida ajacis 'Seven Dwarfs'

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学 名Consolida ajacis 'Seven Dwarfs'
コンソリダ アヤキス ‘セブンドワーフス’
異 名Consolida ambigua
コンソリダ アンビグア
Delphinium consolida
デルフィニウム コンソリダ
和 名ヒエンソウ/チドリソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コンソリダ(ヒエンソウ)属 Consolida
属英名Larkspur ラークスパー
分 類一年草
大きさH60cm x S30cm ~
撮影日2003-06-08
T&M社のおまけのタネからだが、一年草はよくおまけについてくる。名前のとおりわい性のラークスパーで、花も詰まって咲き支柱が不要なので助かる。色は白っぽいブルーやピンクが多かったがこのように柔らかなライラック色もでた。多肥にすると腐りやすかった。

Coptis quinquefolia

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学 名Coptis quinquefolia  コプティス クインクエフォリア
和 名バイカオウレン
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名コプティス(オウレン)属 Coptis
分 類多年草
大きさH10cm x S10cm
撮影日2009-01-31
実生で二年目の2007年初開花となった。タネは栽培種の株から採取後すぐに蒔いたが、発芽は翌年3月であった。非常に微細なタネで覆土しなかった。期待はしていなかったが、一年経過して発芽してくれたときは本当に感動した。その後の生育は順調で、初心者にも栽培容易と言えよう。

本来、本州や四国の山地の湿った場所に自生する。根生葉は5枚の小葉が輪になってつき光沢がある。白く花びらに見えるものはがく片が変化したもので、本来の花弁は黄色の柄杓状のものだそう。つぼみを見ると分かるが、がく片の裏側は赤褐色の筋が入っていた。非常に小型の植物で3号鉢で栽培できるが、花は径1センチほどでなかなか可愛いらしく見ごたえある。

Delphinium 'Pacific Giant'

学 名Delphinium 'Pacific Giant'
デルフィニウム ‘パシフィックジャイアント’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名デルフィニウム(オオヒエンソウ)属 Delphinium
分 類一年草
大きさH60cm x S40cm ~
撮影日2002-07-28
タネからやっと1株だけが開花となった。発芽率も悪く、やっと発芽した苗の育苗も難しいと感じた。夏に乾燥して涼しい環境を好むので、高温下での過湿や直射日光を嫌う。多肥料でも株が腐りやすくなるが、花房が大きくなるので、ある程度は肥料も与えなければならない。

Delphinium grandiflorum 'Summer Blues'

Delphinium grandiflorum 'Summer Blues'
学 名Delphinium grandiflorum 'Summer Blues'
デルフィニウム グランディフロールム ‘サマーブルーズ’
異 名Delphinium chinense
デルフィニウム キネンセ
和 名オオヒエンソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名デルフィニウム(オオヒエンソウ)属 Delphinium
分 類多年草
大きさH50cm x S40cm ~
撮影日2004-05-28
T&Mのタネから。短命の多年草で通常一年草として栽培される。開花期は日本の梅雨に当たるので、容器栽培がお奨め。秋蒔きでも晩秋の方が気温が低いのでうまく発芽し、その後の育苗も多少は楽になる。低温には強いが過湿の用土での低温では傷むので、冬は乾燥気味にして霜のかからないように越冬すると良い。3月に入ったら定植できる。花色は淡いブルーのグラデーションで非常に綺麗。ぜひタネから楽しみたい植物です。

Delphinium grandiflorum 'Summer Night'

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学 名Delphinium grandiflorum 'Summer Night'
デルフィニウム グランディフロールム ‘サマーナイト’
異 名Delphinium chinense
デルフィニウム キネンセ
和 名オオヒエンソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名デルフィニウム(オオヒエンソウ)属 Delphinium
分 類多年草
大きさH50cm x S40cm ~
撮影日2006-06-22

Delphinium hyb.

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学 名Delphinium hyb.
デルフィニウム
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名デルフィニウム(オオヒエンソウ)属 Delphinium
分 類一年草
大きさH30cm x S20cm ~
撮影日2005-05-16
開花株を購入後、毎年実生更新している。少しわい性種であるが発芽率、生育ともに良く花数も多い。外側の花弁に見えるものが萼で、内側の小さめのものが花弁。横から見るとその花弁が筒状になっており、他の原種デルフィニウムに見られない花型で、交配種と思われるがはっきりしない。

Delphinium tatsienense 'Mediterranean Seas'

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学 名Delphinium tatsienense 'Mediterranean Seas'
デルフィニウム タチエネンセ ‘メデテレニアンシーズ’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名デルフィニウム(オオヒエンソウ)属 Delphinium
分 類多年草
大きさH40cm x S30cm ~
撮影日2004-07-15
T&Mのおまけのタネから。タネの入数の割には3株ほどとれて楽しめた。学名の tatsienense は、中国の四川省  康定 Kangting =旧名 Tatsienlu (ミニヤコンカのそば)からきていると思われる。花はグランディフロールム種同様に2-3センチほどと大きめで、色は薄いブルー。やはり原種で、花はまばらに付く。園芸名がついているのは選抜種かも。この株の二代目実生株も開花した。

Helleborus lividus subsp. corsicus

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学 名Helleborus lividus subsp. corsicus
ヘレボルス リビドゥス コルシクス
異 名Helleborus argutifolius
ヘレボルス アルグチフォリウス
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名ヘレボルス(クリスマスローズ)属 Helleborus
分 類多年草
大きさH70cm x S70cm
撮影日2004-04-16
有茎種の原種の一つ。緑白色で花つきも良い。花後に花茎を根元から切ると弱るようなので、花のすぐ下で切る。

Helleborus niger

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学 名Helleborus niger   ヘレボルス ニゲル
英 名Christmas rose クリスマスローズ
和 名クリスマスローズ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名ヘレボルス(クリスマスローズ)属 Helleborus
分 類多年草
大きさH30cm x S30cm
撮影日2007-01-19
株の大きさの割りに大輪の花を咲かせる。タネ蒔きから3年半経過で初開花となった。古い葉はほとんど取り去ったので、花だけがすっきりと良く観賞できるようになった。ヘレボルスは立ち枯れ病にかかりやすく、タネ蒔き当初から消毒が欠かせない。オリエンタリス種の実生栽培では、発芽後に消毒しなかった時は苗数が激減したが、1ヶ月ごとに3回ほど消毒したらほとんどの苗は生き残ったという経験もある。このニゲルは消毒しなかったので残った数株のうちの一株である。

耐寒性は強いが、霜が直接当たる場所では古葉を取り去らないほうが良いだろう。その場合、古葉の下で開花する可能性もある。秋から冬は良く日に当てるが、夏は半日陰から日陰で涼しいのを好む。以前には、クリスマスローズとはこのヘレボルス ニゲル(クリスマス頃開花)のことだけを指していたが、最近のわが国ではヘレボルス属全体をクリスマスローズ属としているようである。

Helleborus orientalis

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学 名Helleborus orientalis
ヘレボルス オリエンタリス
英 名Lenten Rose  レンテンローズ
和 名クリスマスローズ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名ヘレボルス(クリスマスローズ)属 Helleborus
分 類多年草
大きさH50cm x S50cm
撮影日2002-03-01

Helleborus orientalis 'Ruse Rose'

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学 名Helleborus orientalis 'Ruse Rose'
ヘレボルス オリエンタリス 'ルーセローズ'
英 名Lenten Rose  レンテンローズ
和 名クリスマスローズ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名ヘレボルス(クリスマスローズ)属 Helleborus
分 類多年草
大きさH50cm x S50cm
撮影日2004-03-18
ラベルの花色より黒っぽかった。大輪ではあるが、ラベルの写真とは花色がちょっと違うので不満足かな。処分苗を購入してから3年経過して、2003年から本格開花。昨年よりさらに花数は増え大株となっている。 我が家にある他のオリエンタリス種より、花も株姿もずっと大型で選抜種だと思う。

英名クリスマスローズとは、本来クリスマス頃に開花となる Helleborus niger のことをさすが、日本では一般的にヘレボルス属全体をさすことが多い。最近では図鑑でもクリスマスローズ属と記述するようになっている。

Helleborus orientalis 'Spotted Hybrids'

学 名Helleborus orientalis 'Spotted Hybrids'
ヘレボルス オリエンタリス 'スポッテッドホワイト'
英 名Lenten Rose  レンテンローズ
和 名クリスマスローズ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名ヘレボルス(クリスマスローズ)属 Helleborus
分 類多年草
大きさH50cm x S50cm
撮影日2007-03-20
いただき物の苗から。オリエンタリス系交配種は花色も豊富で、その上栽培も簡単。丈夫で長生きな多年草は多々あるが、草丈が大きくなりすぎずに樹木の下草としても好都合。赤系や黄色系などの色物や華やかな八重咲きも良いが、このようなスポットタイプも庭を明るくしてくれる。

Helleborus orientalis Deep Purple

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学 名Helleborus orientalis Deep Purple
ヘレボルス オリエンタリス ディープパープル
英 名Lenten Rose  レンテンローズ
和 名クリスマスローズ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名ヘレボルス(クリスマスローズ)属 Helleborus
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm
撮影日2008-03-13

Helleborus orientalis White Double

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学 名Helleborus orientalis White Double
ヘレボルス オリエンタリス ホワイトダブル
英 名Lenten Rose  レンテンローズ
和 名クリスマスローズ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名ヘレボルス(クリスマスローズ)属 Helleborus
分 類多年草
大きさH50cm x S50cm
撮影日2008-03-15
ホワイトダブルとラベルはなっていたが、実際にはクリーム黄色の八重咲きに見え、純白ではなかった。早春の3月から咲くせいで、寒さからか外側の花弁(実際は萼片)は赤く染まっている。苗を購入後2年半経過で本格開花となった。

Hepatica nobilis

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学 名Hepatica nobilis (広義)
ヘパティカ ノビリス
和 名雪割草/オオミスミソウ/ミスミソウ/ケスハマソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名ヘパティカ属 Hepatica
分 類多年草
大きさH10cm x S10cm~
撮影日2007-02-16
標準学名として以下があった。
Hepatica nobilis var. japonica ミスミソウ別名雪割草
Hepatica nobilis var. japonica f. magna オオミスミソウ
Hepatica nobilis var. japonica f. variegata スハマソウ
Hepatica nobilis var. pubescens ケスハマソウ

異名として以下があった。
Anemone hepatica var. japonica ミスミソウ
Anemone hepatica var. japonica f. magna オオミスミソウ
Anemone hepatica var. japonica f. nipponica スハマソウ
Anemone hepatica var. japonica f. variegata スハマソウ
Anemone hepatica var. pubescens ケスハマソウ

原生地での自然交配の他、愛好家による人工交配も盛んに行われている。ヨーロッパでも改良種が作出されており、一部は日本にも導入されているそう。これら数種の原種や改良種を総称して、雪割草(ゆきわりそう)と呼ぶ。園芸上一般的には、ユキワリソウとカタカナで表記される場合は Primula farinosa subsp. modesta をさす。

Nigella damascena 'Persian Juwels'

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学 名Nigella damascena 'Persian Juwels'
二ゲラ ダマッセナ ‘ペルシャンジュエルズ’
英 名Love-in-a-mist ラブインナミスト
和 名クロタネソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名ニゲラ(クロタネソウ)属 Nigella
分 類一年草
大きさH50cm x S30cm ~
撮影日2005-05-27
一度蒔いたら翌年以降はこぼれ種子で楽しめる。ふわふわした葉にブルー系の花がすてきだが、和名クロタネソウという名の通り、タネの様子も面白い。膨らんだタネのサヤを乾燥してドライフラワーとしても。

Nigella papilosa 'Curiosity', 'African Bride'

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学 名Nigella papilosa 'Curiosity', 'African Bride'
ニゲラ パピローサ ‘キュリオシティ’, ‘アフリカンブライド’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名ニゲラ(クロタネソウ)属 Nigella
分 類一年草
大きさH50cm x S30cm ~
撮影日2005-05-26
ダマッセナ系も花持ちが良いがこれも同様。花弁のように見えるのはガクで、径5-6センチもある大輪、シベが特徴的で面白い。寒さにも強かった。ガクの色が白となる 'African Bride' と色違い。

Pulsatilla vulgaris

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http://seedsman.jp/gardenblog/jpg-blue/Pulsatilla_SHIGA070314-thumb.jpg
学 名Pulsatilla vulgaris
プルサティラ ウルガリス
英 名Pasque flower パスクフラワー
和 名ヨウシュオキナグサ/セイヨウオキナグサ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名プルサティラ(オキナグサ)属 Pulsatilla
分 類多年草
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2008-03-25
日本に自生するオキナグサとの違いは花は上向きに咲き、葉はオキナグサが2回羽状複葉なのに対し3回羽状複葉で、切れ込みが深く小葉が細い。オキナグサと同じく花のように見えるのは萼片で花弁はない。英名は復活祭( Pasch )の頃に咲くことから。

タネ蒔きは2005年8月にいただき物のタネを蒔き、2週間で発芽、その後早春に二年(二回)植え替えて2007年初開花となった。濃い紫のつぼみを見つけたときは感激した。開花すると花色は思ったほど濃くなくて灰味がかった紫色となった。白花種は購入株だが実生株も開花。その実生株は色素が抜けて黄色味を帯びた色になった。

Shibateranthis pinnatifida

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学 名Shibateranthis pinnatifida
シバテランティス ピンナーティフィダ
異 名Shibateranthis keiskei
シバテランティス ケイスケイ
Eranthis pinnatifida
エランティス ピンナーティフィダ
和 名セツブンソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名シバテランティス(セツブンソウ)属 Shibateranthis
分 類多年草
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2006-02-11

Thalictrum delavayi

thalictrum_delavayi070624.jpg

学 名Thalictrum delavayi
タリクトルム デラヴァイ
英 名Yunnan meadow rue 雲南メドゥルー
和 名雲南カラマツソウ(流通名)
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名タリクトルム(カラマツソウ)属 Thalictrum
属英名Meadow rue メドゥルー
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2007-06-24
シキンカラマツは蕾が正球状に近かったが、こちらはラグビーボールのような楕円形だった。葉はオダマキのような羽状複葉で、一枚の葉はシキンカラマツが1-2cmと大きめだったの対し、こちらは5-10ミリほどと小さい。丈はシキンカラマツが1メートルを超えるのに対し、こちらは40-50cm程度の大きさだった。萼片の色は個体差があると思うが、シキンカラマツが濃い目の桃紫色だったのに対して、こちらは淡桃色だった。この大きさなら鉢でも十分育てられると思う。いずれもタネから栽培し、開花するまで2-3年かかったが、ふわふわとした感じにたくさん付く花が素晴らしく、育て甲斐のある多年草と思う。

Thalictrum hyb.

http://seedsman.jp/gardenblog/jpg-other/thalictrum_delavayi060506-thumb.jpg
学 名Thalictrum hyb.
タリクトルム
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名タリクトルム(カラマツソウ)属 Thalictrum
属英名Meadow rue メドゥルー
分 類多年草
大きさH120cm x S60cm ~
撮影日2006-05-06
Thalictrum delavayi タリクトルム デラバイとしてT&M社からタネを購入した。タネ蒔きから二年半で開花。しかし、開花してみるとデラバイ種とは違った。

この発芽はゆっくりとして散漫だった。しかし、この優美な姿を観賞したいがために、根気良く頑張る甲斐はある。シキンカラマツと同じようにコロンとした蕾が割れると、淡いライラックピンクの花糸で葯が乳白色、葯が開くと花粉は黄色だった。なんとも柔らかい色合いで可愛らしい。そしてビックリすることに、すてきな香りがあるのも特筆すべき点だ。

徐々に花糸の色は濃くなるようで、朝開いた花糸を午後にまた見ると、もう淡いライラックピンクとは言えないほどのピンクになっていた。そして、うちの株では萼は色づいておらず、ほとんどが緑色で、徐々に薄くなったり少しピンクを帯びてから割れる萼もあった。花びらはなくて、この花糸が垂れて咲く様を観賞する。

Thalictrum minus var. hypoleucum

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学 名Thalictrum minus var. hypoleucum
タリクトルム ミヌス ピポレウクム
和 名アキカラマツ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名タリクトルム(カラマツソウ)属 Thalictrum
属英名Meadow rue メドゥルー
分 類多年草
大きさH150cm x S60cm ~
撮影日2004-07-10
非常に大きくなる。花色は目立たないが、半日陰でひっそりと咲く風情は日本の庭にふさわしい。

Thalictrum rochebrunianum

thalictrum_rochebrunianum.jpg

学 名Thalictrum rochebrunianum
タリクトルム ロケブルニアヌム
和 名シキンカラマツ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名タリクトルム(カラマツソウ)属 Thalictrum
属英名Meadow rue メドゥルー
分 類多年草
大きさH120cm x S60cm ~
撮影日2005-06-29
チルタンシーズよりタネを購入して蒔いたもの。日本原産の植物で逆輸入ということになる。発芽は播種後8ヶ月経過して、 2003年11月から翌春にかけてポツポツという感じだった。紫色の茎が特長だそうで、2年目以降の生長はとても旺盛で背が高くなった。思ったより花は大きく、1センチ以上と目立つ。マゼンタ色の花弁に見えるものは萼で、葯が黄色で紫錦(しきん)唐松と呼ばれる。何とも可愛い花だ。

Trollius chinensis

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学 名Trollius chinensis  トロリウス キネンシス
和 名カンムリキンバイ(流通名)
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名トロリウス(キンバイソウ)属 Trollius
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm
撮影日2007-05-21
山草会のタネから。一株しか咲いていないのでちゃんとした比較ができないが、キンバイソウとあまり変わらないように見える。しかし、花弁のように見える萼片はキンバイソウより幅広で大きく、枚数も多い。また、本来の花弁や葯もキンバイソウより長く見えて、全体に大型のようだ。

Trollius europaeus

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学 名Trollius europaeus  トロリウス エウロパエウス
英 名Globe flower グローブフラワー
和 名西洋キンバイソウ(流通名)
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名トロリウス(キンバイソウ)属 Trollius
分 類多年草
大きさH30cm x S20cm
撮影日2007-07-01
実生二年ぐらいから開花したが、キンバイソウに比べて性質が弱い。暑さにも弱く、半日蔭に地植えしたが、このあとどうなるか分からない。花色はレモンイエローで可愛らしく上品。キンバイソウのように花が平開しないのが特徴で、グローブフラワーと呼ばれる。

Trollius hondoensis

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学 名Trollius hondoensis  トロリウス ホンドエンシス
和 名キンバイソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名トロリウス(キンバイソウ)属 Trollius
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm
撮影日2007-06-09
実生三年目くらいから開花した。本来は山地の高原などに自生するので、湿潤を好み根元が乾燥するのを嫌うと思う。これは地植えしてしまったので夏は周辺の雑草を茂るに任せていたが、それでも夏は枯れ込むことが多い。でも春にはまた出芽してくるので、意外に平暖地でもなんとかなるものだ。

外側の黄色い花弁のように見えるのは萼片で、本来の花弁はシベのまわりをぐるりと囲むようにある細長い橙色のもの。

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