Dのブログ記事

Dahlia

dahlia020622.jpg
学 名Dahlia
ダリア
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名ダリア属 Dahlia
分 類塊根を持つ多年草
大きさH180cm x S100cm ~
撮影日2002-06-22
花径は15㎝ほどもある大輪のカクタス咲き。残念ながら夏の暑さに弱く、千葉では姿良く咲かせられないが毎年咲くので非常に丈夫な品種である。真夏は少し開花を休んで、秋になるとまた花数が増える。

Dahlia 'Early Bird'

dahlia_Earlybird0207242.jpg
学 名Dahlia 'Early Bird'
ダリア ‘アーリーバード’
科 名キク科 Compositae/Asteraceae
属 名ダリア属 Dahlia
分 類塊根を持つ多年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2002-07-24
いただき物のタネから育てた花径5センチ程のダリア。記録を見ると4月後半に蒔いて、開花は2ヵ月後の6月後半だった。タネからでもこのように生長が早く、わい性で支柱が要らないという花壇向けの魅力的な多年草だ。夏の暑さに弱いが、秋になるとまた花数が盛り返す。冬に掘り上げてみたところ塊根は大きくなっていたのでそのまま埋め戻したが、越年後思ったほど開花しなかったので越冬中に塊根が傷んだのかもしれない。

Daphne alpina

daphne_alpina090515.jpg

学 名Daphne alpina
ダフネ アルピナ
科 名ジンチョウゲ科 Thymelaceae
属 名ジンチョウゲ属(ダフネ属) Daphne
英 名Alpine daphne アルパインダフネ
分 類常緑潅木
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2009-05-15
チルタンシーズのタネから足かけ6年で初開花となった。花が2個咲いた時点で素晴らしい甘い香りを体験した。うまく表現できないが日本のジンチョウゲとは少し香りが違っていた。あれほど強く甘い香りではなく、もう少しすがすがしい香りというかさわやかな香りだったように思う。花の数が少なかったせいかも知れないが。

本来常緑らしいがうちでは落葉した。冬期もフレームで葉を落とさないように育てれば、もっと生育が良かったのかもしれない。白い花はやがてオレンジ色の液果をつけるそう。花は全部で6個ほど咲いたが、このあとオレンジ色の液果はつけなかった。

Datura metel

daturaY020728.jpg
学 名Datura metel ダツラ メテル
和 名チョウセンアサガオ
科 名ナス科 Solanaceae
属 名ダツラ(チョウセンアサガオ)属 Datura
分 類一年草または多年草
大きさH80cm x S80cm ~
撮影日2002-07-28
Datura metel は白、薄紫、黄花がある。香りはなく一日花。花が上向きに咲く草本一年草をダツラ(チョウセンアサガオ)属、下向きに咲く木本をブルグマンシア(キダチチョウセンアサガオ)属として、ダツラ属ブルグマンシア節から最近分離されたそう。全草有毒。

ブルグマンシアの属の白いエンジェルストランペットを1本持っていたが、とても良い香りがあった。夕方から香り始め、夜にはものすごい香りとなる。大株になると室内で持て余すほど。ある夜、玄関先の大株に大きな蛾が訪れ、花の中に潜り込みばたばたと吸蜜に来ていて驚かされたことがある。挿し木が容易で、増殖した苗はずいぶんと知人に差し上げた。越冬は室内に入れなければならないので、挿し木苗の小株を室内越冬させると、春に植えつけて夏以降開花株となる。

Delosperma floribunda 'Stardust'

delosperma_floribunda_Stardust070621.jpg

学 名Delosperma floribunda 'Stardust'
デロスペルマ フロリブンダ ‘スターダスト’
科 名ツルナ科 Tetragoniaceae
ハマミズナ科 Aizoaceae
属 名デロスペルマ属 Delosperma
分 類多年草
大きさH15cm x S20cm ~
撮影日2007-06-21
マツバギクといえば通常は Lampranthus 属(0度まで)で、こちらの Delosperma 属は耐寒性マツバギク(マイナス30度まで)として区別されているようだ。科は、ツルナ科をハマミズナ科に含め、これらの属をハマミズナ科とする考え方もある。写真で見るとマツバギクとほとんど変わらないように見えるが、マツバギクより花が一回り小さかった。ツルナ科と言われるのは納得で、多肉質の葉はマツバギクよりは少し平べったくツルナのようにも見える。

TMで購入したタネからだが、カタログではラベンダーブルーに見えたし、解説にもラベンダーと書いてあったが、良く見かけるマツバギクと同じピンクだった。発芽率は抜群で移植にも耐え、意外に丈夫だったので花壇植物としてタネ蒔き栽培にお勧め。

Delphinium 'Pacific Giant'

学 名Delphinium 'Pacific Giant'
デルフィニウム ‘パシフィックジャイアント’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名デルフィニウム(オオヒエンソウ)属 Delphinium
分 類一年草
大きさH60cm x S40cm ~
撮影日2002-07-28
タネからやっと1株だけが開花となった。発芽率も悪く、やっと発芽した苗の育苗も難しいと感じた。夏に乾燥して涼しい環境を好むので、高温下での過湿や直射日光を嫌う。多肥料でも株が腐りやすくなるが、花房が大きくなるので、ある程度は肥料も与えなければならない。

Delphinium grandiflorum 'Summer Blues'

Delphinium grandiflorum 'Summer Blues'
学 名Delphinium grandiflorum 'Summer Blues'
デルフィニウム グランディフロールム ‘サマーブルーズ’
異 名Delphinium chinense
デルフィニウム キネンセ
和 名オオヒエンソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名デルフィニウム(オオヒエンソウ)属 Delphinium
分 類多年草
大きさH50cm x S40cm ~
撮影日2004-05-28
T&Mのタネから。短命の多年草で通常一年草として栽培される。開花期は日本の梅雨に当たるので、容器栽培がお奨め。秋蒔きでも晩秋の方が気温が低いのでうまく発芽し、その後の育苗も多少は楽になる。低温には強いが過湿の用土での低温では傷むので、冬は乾燥気味にして霜のかからないように越冬すると良い。3月に入ったら定植できる。花色は淡いブルーのグラデーションで非常に綺麗。ぜひタネから楽しみたい植物です。

Delphinium grandiflorum 'Summer Night'

delphinium_grandiflorum_SummerNight060622.jpg

学 名Delphinium grandiflorum 'Summer Night'
デルフィニウム グランディフロールム ‘サマーナイト’
異 名Delphinium chinense
デルフィニウム キネンセ
和 名オオヒエンソウ
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名デルフィニウム(オオヒエンソウ)属 Delphinium
分 類多年草
大きさH50cm x S40cm ~
撮影日2006-06-22

Delphinium hyb.

delphinium_hyb050516.jpg
学 名Delphinium hyb.
デルフィニウム
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名デルフィニウム(オオヒエンソウ)属 Delphinium
分 類一年草
大きさH30cm x S20cm ~
撮影日2005-05-16
開花株を購入後、毎年実生更新している。少しわい性種であるが発芽率、生育ともに良く花数も多い。外側の花弁に見えるものが萼で、内側の小さめのものが花弁。横から見るとその花弁が筒状になっており、他の原種デルフィニウムに見られない花型で、交配種と思われるがはっきりしない。

Delphinium tatsienense 'Mediterranean Seas'

delphinium_tatsienense040715.jpg
学 名Delphinium tatsienense 'Mediterranean Seas'
デルフィニウム タチエネンセ ‘メデテレニアンシーズ’
科 名キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 名デルフィニウム(オオヒエンソウ)属 Delphinium
分 類多年草
大きさH40cm x S30cm ~
撮影日2004-07-15
T&Mのおまけのタネから。タネの入数の割には3株ほどとれて楽しめた。学名の tatsienense は、中国の四川省  康定 Kangting =旧名 Tatsienlu (ミニヤコンカのそば)からきていると思われる。花はグランディフロールム種同様に2-3センチほどと大きめで、色は薄いブルー。やはり原種で、花はまばらに付く。園芸名がついているのは選抜種かも。この株の二代目実生株も開花した。

Dendrobium kingianum

dendrobium_kingianum070421-2.jpg

学 名Dendrobium kingianum
デンドロビウム キンギアヌム
科 名ラン科 Orchidaceae
属 名デンドロビウム属 Dendrobium
分 類多年草
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日2007-04-21

Dendrobium sylsiflorum

dendrobium_sylsiflor0204242.jpg
学 名Dendrobium sylsiflorum
デンドロビウム シルシフロールム
科 名ラン科 Orchidaceae
属 名デンドロビウム属 Dendrobium
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2002-04-24
白とオレンジ黄色の花が穂状となって咲く。比較的低温でも冬越し可。丈夫できれいな花ではあるが、香りがないのが残念。

Deutzia gracilis

deutzia_gracilis050503.jpg
学 名Deutzia gracilis
ドイツィア グラキリス
和 名ヒメウツギ
科 名ユキノシタ科 Saxifragaceae
属 名ドイツィア(ウツギ)属 Deutzia
分 類低木
大きさH40cm x S50cm ~
撮影日2005-05-03
我が家では30㎝くらいに丈を抑えているが、放任すればもっと大きくなるようだ。枝が地面につけばそこから根がでて株が増やせる。花付きがよい。

Dianthus 'Castell','Flamingo','Margarita'

dianthus_Castell050511.jpg
学 名Dianthus 'Castell','Flamingo','Margarita'
ディアンツス ‘キャステル’,‘フラミンゴ’,‘マルガリータ’
和 名ガーデンカーネーション (流通名)
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草または一年草
大きさH20cm x S30cm ~
撮影日2005-05-11
写真上は Dianthus 'Castell' それぞれ購入物の苗からだが、覆輪がかわいらしく多花性で存分に楽しめた。酸性土壌や高温多湿を嫌うのでコンテナ栽培向き、土は排水の良いものを。耐寒性は弱いとラベルにあった。

Dianthus 'La Bourboule'

dianthus_LaBourboule090511-1.jpg

学 名 Dianthus 'La Bourboule'
ディアンツス 'ボーボワール'
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス属(ナデシコ属) Dianthus
分 類一年草、二年草、多年草
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2009-05-11
外国山草会とのタネ交換から。園芸種名がついているが、小型で、まるで高山植物のような趣きがあった。検索したところアルパインピンクとも書かれていたので高山性の血が入っているのかもしれない。

小型でマットを形成し、シルバーの葉は小さくて1センチくらい、花は1.5センチくらい。花茎はまるで針のように細く、長さ5-6センチ。萼筒は黒赤で目立ち、その下の2枚の苞葉も同じ色。今までも小型のダイアンサスを探して栽培したが、高山性でありどれもうまくいかなかった。これは園芸交配種なのか選抜種なのか詳細は不明だが、平暖地でも栽培できたので素晴らしい小型のダイアンサスだと思う。

Dianthus amurensis 'Siberian Blues'

dianthus_SiberianBlues080625.jpg

学 名Dianthus amurensis 'Siberian Blues'
ディアンツス アムレンシス 'シベリアンブルーズ'
和 名アムールナデシコ (流通名)
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス属(ナデシコ属) Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日2008-06-25
アムールという地名が種小名となり、園芸名も「シベリアの青」となっているので、アムール地方(東部シベリア)原産だろうと思われる。カタログの写真も園芸名からも青を想像していたが、実際は暗濃桃色で花径3-4センチほどの花だった。しかし開花が進むと、褪せたような紫色となった。他の品種より開花が遅かったが、株元からは20-30センチほどの花茎が多数出て分枝もするので、最盛期は小山のようになって咲いた。多年草のためか、秋蒔きで株を霜にあてないと花芽が付かない性質がある。

Dianthus anatolicus

dianthus_anatolicus090724-2.jpg

学 名Dianthus anatolicus
ディアンツス アナトリクス
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス属(ナデシコ属)   Dianthus
分 類多年草
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2009-07-24
外国山草会のタネから。検索すると、アナトリクスはトルコからチベットに自生するハーディアルパインで、高さ4インチ幅6インチほど、画像ではマットを形成する高山植物らしい。しかしうちでは平暖地で栽培したためか、20cmほどと大きくなってしまった。検索画像と花は良く似ているが、全体を写した写真では苔のようにマットを形成しているので、やはりこれは品種違いのように思う。そうはいっても青灰色の葉は針のように細く、なかなか素晴らしい。また、開花二年目を迎えてもそれほど花つきは多くない。そして花の中心部にある暗赤色の目はとても素敵だが、きれいに出ないことが多い。

Dianthus armeria

dianthus_glacialis070516.jpg
学 名 Dianthus armeria
ディアンツス アルメリア
和 名ノハラナデシコ
英 名Deptford pink デトフォードピンク
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス属(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類一年草
大きさH90cm x S30cm ~
撮影日2007-05-19
Dianthus glacialis ダイアンサス・グラキアリス (ヒョウガナデシコ)という名でタネを山草会より譲り受けたが、開花時の丈は90cmほどにもなってしまった。直径1cmほどの花で、濃桃紫色の花弁に白の斑点が入っている。萼片は最初のうち花筒よりも長い。学名が違うかもしれないとずっと調べていたところ「日本帰化植物写真図鑑 -Plant invader 600種-」に、ノハラナデシコ Dianthus armeria と掲載されていた。ヨーロッパ原産の一年草で、日本に帰化しているそうである。

Dianthus barbatus

dianthus_barbatus030513.jpg
学 名Dianthus barbatus
ディアンツス バルバツス
英 名Sweet William スイートウィリアム
和 名ビジョナデシコ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類二年草または多年草
大きさH50cm x S30cm ~
撮影日2003-05-13
ヒゲのある高性のナデシコで切り花にも向く。花色は薄桃から濃赤、覆輪とバリエーションに富む。夏越しは容易で、切り戻しておいたらまた秋に返り咲いた。

Dianthus barbatus 'Black Bear'

dianthus_Backbear020521.jpg
学 名Dianthus barbatus 'Black Bear'
ディアンツス バルバツス ‘ブラックベアー’
英 名Sweet William スイートウィリアム
和 名ビジョナデシコ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類二年草または多年草
大きさH50cm x S30cm ~
撮影日2002-05-21
茎や葉が少し黒っぽい緑で、花はもう少し黒い色を期待していたが、日当たりの良い場所では暗赤色に見える。株が寒さに十分あたらないと花芽ができない性質がある。一番下の写真はエゾカワラナデシコとの葉色の比較(真冬の越冬時)。上の濃紫の苗がこのビジョナデシコ Dianthus barbatus で、下の明るい黄緑の苗が Dianthus superbus

Dianthus caryophyllus

dianthus_caryoS050529.jpg
学 名Dianthus caryophyllus
ディアンツス カリョフィルス
和 名カーネーション (流通名)
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草
大きさH40cm x S20cm ~
撮影日2005-05-29
種苗会社の購入種子からだが「黄色」となっていたのに花色、花型は混合だったので「交配種の黄色の花から採取したタネ」ということだろうか。一重、八重、ストライプなど色々な花が出たが、香りは無くスプレー咲きでも花茎は少なかった。 caryophyllus 種は地中海沿岸原産なので耐寒性が弱く、温室植物として主に流通する。

Dianthus chinensis var. heddewigii

dianthus_c_heddewigii040617.jpg
学 名Dianthus chinensis var. heddewigii
ディアンツス キネンシス ヘッデウィギィ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類一年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2004-06-17
いただき物のタネから。耐寒性はあまり強くないらしいが、秋蒔きで千葉では屋外越冬した。赤味のある黒い花びらに白覆輪が印象的。多花性で根張りも旺盛なので水切れに注意。自家実生でもまた同じ花が咲いた。 Dianthus chinensis var. heddewigii はセキチク Dianthus chinensis の変種。

Dianthus deltoides 'Arctic Fire'

dianthus_ArticFire0405132.jpg
学 名Dianthus deltoides 'Arctic Fire'
ディアンツス デルトイデス ‘アークティックファイア’
英 名Maiden Pink メイデンピンク
和 名ヒメナデシコ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草
大きさH20cm x S30cm ~
撮影日2004-05-13
オランダのEmmyと交換したタネから。花径1.5センチほどの小さい花だがやはり園芸種で、園芸名のないデルトイデス種より非常に多花性だった。葉は灰緑色。丈も小型でグランドカバーにも良い。実生でも同じ花が咲いた。夏に多少弱るので蒸れないように。

下3枚の写真は桃花と赤花、それぞれの別のタネから開花したもの。葉色は赤花が灰色がかった濃緑色で、桃花は灰色がかった明緑色だった。赤花の方が少し性質が弱く、桃花は旺盛に成長した。

Dianthus japonicus

dianthus_japonicus031116.jpg
学 名Dianthus japonicus
ディアンツス ヤポニクス
和 名ハマナデシコ/フジナデシコ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草
大きさH50cm x S40cm ~
撮影日2003-11-16
つるつるとした厚い革質の濃緑葉で、薄いピンクからマゼンタ色の花が頂部でまとまって咲く。砂質土壌や海岸の岸壁のような場所に自生している。暑さにも乾燥にも強く、実生栽培もいたって容易だった。

Dianthus japonicus f. albiflorus

dianthus_japonicus_Alba070624-1.jpg

学 名 Dianthus japonicus f. albiflorus
ディアンツス ヤポニクス アルビフロールス
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
和 名シロバナハマナデシコ
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2007-06-24
海岸で良く見かけるハマナデシコの白花種。英国からのタネから栽培した。堆肥の入ったところに植え付けてしまったせいもあり、生育旺盛で、3株で横張り1.5メートルほどにもなってしまった。照りのある濃い緑の葉と純白な花はなかなか見事であった。

Dianthus knappi

dianthus_knappi050619-2.jpg
学 名Dianthus knappi
ディアンツス ナッピ
和 名キバナナデシコ
英 名Yellow Dianthus イエローディアンツス
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日2005-06-19
花色が黄色ということでタネを購入してみた。原産地はハンガリーということである。葉は細く小さい芝状で、花茎は1株に7~8本上り、頂部に1センチほどの小さい花が数花咲いた。花色は思ったより淡い黄色で可愛いらしく、かすかに香りがあった。

このディアンツスも寒冷経験がないと花芽がつかない。以前に実生栽培したときは、冬期ガラスフレームで苗を保護したせいで、夏になっても花芽がつかずそのうち腐らせてしまった。また、他のディアンツスより蒸し暑さに弱いと感じたので、水はけのよい土でコンテナ栽培している。外国のサイトでは短命な多年草で、ロックガーデンに良いと出ていた。

Dianthus myrtinervius

dianthus_myrtinervius070516.jpg

学 名 Dianthus myrtinervius
ディアンツス ミルティネルヴィウス
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草
大きさH15cm x S20cm ~
撮影日2007-05-29
葉や花の形状はデルトイデス(deltoides)種に酷似しているが、全体として株姿が一回り小さい。小型のデルトイデス(deltoides)種、と紹介している外国サイトもあったほどで確かにそっくりである。全体に小型のため、花壇のヘッジなどのほかコンテナ寄せ植えなど鉢栽培にも適している。タネ着きも容易でたくさん採れるし、実生栽培も容易。

Dianthus nanus giganteus 'Super Parfait Raspberry'

dianthus_SuperParfaitRaspberry070527.jpg

学 名Dianthus nanus giganteus 'Super Parfait Raspberry'
ディアンツス ナヌス ギガンテウス
‘スーパーパーフェイトラズベリー’
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類一年草
大きさH15cm x S20cm ~
撮影日2007-05-27
F1ハイブリッドで、学名通り株の姿は小型でも大ぶりの花をつける。TMのタネからだが、日本で同じような花の‘チェリーマジック’というのも見つけた。苗を買って育ててみると、TMのほうが花つきがよくロングランだった。肥料や用土のせいかもしれないが。

Dianthus neglectus

dianthus_neglectus070505.jpg

学 名 Dianthus neglectus
ディアンツス ネグレクツス
異 名 Dianthus pavonius
ディアンツス パヴォニウス
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
分 類多年草
大きさH20cm x S20cm ~
撮影日2007-05-05
草丈が高くならない割に直径2.5cmほどと大きめの花を咲かせる。ピンクの花弁の中心部は黒くアクセントになっていて、花弁の裏側はマットな白という対比をなしていた。多花性で丈夫な多年草。

Dianthus plumarius

dianthus_plumarius050601.jpg
学 名Dianthus plumarius
ディアンツス プルマリウス
英 名Cottage Pink コテージピンク
和 名タツタナデシコ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日0205-06-01
葉が密生し、マット状に広がる細いシルバーグレイの葉はとても綺麗。花弁の中央から喉にかけて暗色の斑紋がある。ヨーロッパ東部から南部にかけて分布する多年草で、カーネーションをはじめ種々の園芸品種の交配親として利用されてきたそうである。これもいただき物のタネからだが、一年目に咲いたのは数花のみ。二年目以降に本領発揮か。

Dianthus superbus var. amoenus

dianthus_superbus_v_amoenus080620.jpg

学 名 Dianthus superbus var. amoenus
ディアンツス スペルブス アモエヌス
和 名クモイナデシコ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
分 類多年草
大きさH10cm x S15cm ~
撮影日2008-06-20
北海道の方よりいただいたタネからで、最近流通するようになった新種ナデシコだそう。検索するとこの学名で、カワラナデシコの変種だということだった。花色には赤、白、桃などがあり、私が蒔いた中では桃と白が咲いた。その桃色の花でも蕾のうちは赤味が強く、赤花が咲くと思っていたがそうでもなかった。

Dianthus superbus var. longicalycinus

dianthus_superbusp030805.jpg
学 名Dianthus superbus var. longicalycinus
ディアンツス スペルブス ロンギカリキヌス
和 名カワラナデシコ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草
大きさH60cm x S40cm ~
撮影日2003-08-05
このディアンツスも株が寒さにあたらないと花芽がつかないと聞いていたが、上の写真はいただき物のタネからで、3月に蒔いても7月末には開花した。野生種ではなく交配していたのかもしれない。背が高く、上部で分枝して花をつけるので切り花にも良い。

種苗会社から購入したタネのカワラナデシコ‘ミーティアホワイト’‘ミーティアピンク’は特に多花性種だったのでお奨め。茎は柔らかくしなだれて、その様がなんとも言えず優しい風合いをかもし出す。カワラナデシコはエゾカワラナデシコ Dianthus superbus の変種。

Dianthus superbus var. nanus

dianthus_superbus_v_nanus070529-3.jpg
学 名 Dianthus superbus var. nanus
ディアンツス スペルブス ナヌス
和 名チシマイワナデシコ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類二年草または多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2007-05-29
納沙布岬産で北方性のカワラナデシコ。小型で丈は15-20cmくらい。その割に直径3cmもの大き目の花を咲かせる。カワラナデシコと同様に花びらには細い切れ込みが多数入り、桃色で中心部は濃桃紫色。なんといっても素晴らしいのはブルーグレーの葉で、萼、茎ともに同様である。また、葉は2-3cmの長さで硬く、きゅうりのブルームのようなものも早春には観察できた。写真の株は千葉の方の栽培種より実生した株で、タネ蒔き後一年以上経過して5月より開花が始まった。

Dianthus superbus var. superbus f. leucanthus

dianthus_superbus_subsp_superbus_f_leucaunthus090519-2.jpg

学 名 Dianthus superbus var. superbus f. leucanthus
ディアンツス スペルブス スペルブス レウカンツス
和 名シロバナエゾカワラナデシコ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類二年草または多年草
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日2009-05-19
いただき物のタネから。タネ蒔きから初開花となるまで1年半を要した。株には青灰色、明緑色、暗濃緑色の3種類があったが、交雑したらしく、青灰色の株は白花で緑色の目が入り、暗濃緑色の株はピンクの花だった。正当なシロバナエゾカワラナデシコと思われるのは明緑色の株だった。

Dianthus turkestanicus

dianthus_turkestanicus070515-2.jpg

学 名 Dianthus turkestanicus
ディアンツス ツルケスタニクス
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草
大きさH30cm x S30cm ~
撮影日2007-05-29
原産地は中央ロシアから中央アジアのカザフスタン、四川省、キルギスなどとなっていた。温暖な気候を好み弱そうに思ったが、夏越し後、他のディアンツスが地上部は茶枯れているのに対し、ロゼット葉はしっかりと生気を保って元気である。淡いピンク色でシルキーに輝く花は控えめで2-3cmの大きさ。葉色は年中シルバーグリーンでこれも見ごたえがあり、耐寒耐暑性があって素晴らしい品種である。

Dianthus x hybrida 'Rainbow Loveliness Mixed'

dianthus_RainbowLovelinessMixed070519.jpg
学 名 Dianthus x hybrida 'Rainbow Loveliness Mixed'
ディアンツス x ヒブリダ ‘レインボーラブリネスミックス’
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類二年草または多年草
大きさH45cm x S45cm ~
撮影日2007-05-19
トンプソンモーガンのタネからで、白からピンク濃淡の花色混合だった。花びらには細かい切れ込みが入り、イセナデシコのようでもあった。香りもあり、開花盛期には虫が多く訪れた。F1というわけではなく、このタネを蒔いても同じく切れ込みのある花が咲いた。成長が早く、秋蒔きだと春からの開花が早くなる。冬の室内蒔きも可能。我が家では、秋蒔きで晩秋に地植えし、霜に当っていたものは4月から開花となったが、早春の室内蒔きではその年の開花とならなかったので、多少の霜にあたることによって花芽分化する習性と思われる。

Dianthus x isensis

dianthus_isensis050612.jpg
学 名Dianthus x isensis
ディアンツス x イセンシス
和 名イセナデシコ
科 名ナデシコ科 Caryophyllaceae
属 名ディアンツス(ナデシコ)属 Dianthus
属英名Carnation カーネーション
Pink ピンク
分 類多年草
大きさH50cm x S20cm ~
撮影日2005-06-12
いただき物のタネから。花径6~7センチもある大輪で、深い切れ込みのある細い一重の花びらが垂れ下がるのが特徴。甘くてやさしい香りがあった。

Dicentra spectabilis

dicentra_spectabilis080721.jpg

学 名Dicentra spectabilis
ディケントラ スペクタビリス
英 名Bleeding Heart ブリーディングハート
和 名タイツリソウ/ケマンソウ
科 名ケシ科 Papaveraceae
属 名ディケントラ属(コマクサ属) Dicentra
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2008-07-21
毒 草 以下は「図解猛毒植物マニュアル」(和田宏著 同文書院刊)より引用したものです
保有する毒の成分:ビククリン
死に至る症状:心臓麻痺、痙攣
有毒成分は草全体にある。茎にはビククリンというアルカロイドがあり、けいれんを引き起こす作用がある。
春に安価で出回った苗を購入したもの。ヨレヨレだったが、植え付け一年目に少し開花してくれた。これもケシ科なので直根らしいが、販売されている苗はその根をビニールポットに収めるため、短く切り詰めて販売していると聞く。だから生き残るものが少ないとも。その点、自家実生した苗は根を傷める心配もなく育てられるので、やはりタネから栽培したいものだ。この株の今後に期待している。

Dicentra spectabilis 'Albiflora'

dicentra_spectabilis0604132.jpg

学 名Dicentra spectabilis 'Albiflora'
ディケントラ スペクタビリス 'アルビフローラ'
英 名Bleeding Heart ブリーディングハート
和 名白花タイツリソウ/ケマンソウ
科 名ケシ科 Papaveraceae
属 名ディケントラ(コマクサ)属 Dicentra
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2006-04-13
毒 草 以下は「図解猛毒植物マニュアル」(和田宏著 同文書院刊)より引用したものです
保有する毒の成分:ビククリン
死に至る症状:心臓麻痺、痙攣
有毒成分は草全体にある。茎にはビククリンというアルカロイドがあり、けいれんを引き起こす作用がある。
タネからだが2年以上経過で開花株となった。明るい黄緑の葉に白のハートが垂れ下がる様は面白い。木陰など半日蔭を好み、夏は涼しい所に。用土も比較的湿り気の多いのを好む。

Dichroa febrifuga 'Jozan'

dichroa_febrifuga.jpg

dichroa_febrifuga_Jozan050623.jpg
学 名Dichroa febrifuga 'Jozan'
ディクロア フェブリフガ ‘常山’
和 名中国アジサイ (流通名)
科 名アジサイ科 Hydrangeaceae
属 名ディクロア属 Dichroa
分 類常緑低木
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2005-06-23
中国南部、ヒマラヤ、マレーシアなどの高山から亜高山帯に生える装飾花無しの常緑低木。アジサイに近縁のディクロア属。秋には濃青色の液果がなる。「常山アジサイ」「中国アジサイ」「常緑アジサイ」とも呼ばれる。原色高山植物大図鑑では「葉は皮針形または倒卵状皮針形で長さ20センチくらい、尖鋭頭、葉縁に鋸歯がある。花は径30センチに及ぶ大円錐花序を作る」となっている。

種苗会社の通販で購入したものだが、我が家の株では、葉の長さが10-15センチほどと今のところだいぶ小型ではある。他のサイトの画像では葉が微妙に違い、交配種も多く流通しているらしい。 最近ではアジサイは、ユキノシタ科ではなくアジサイ科に分類される。

Dierama 'Black Bird'

dierama_BlackBird050615.jpg
学 名Dierama 'Black Bird'
ディエラマ ‘ブラックバード’
和 名天使の釣竿
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ディエラマ属 Dierama
属英名Angel's fishing rod エンジェルスフィッシングロッド
Wandflower ワンドフラワー
分 類多年草
大きさH50cm x S20cm ~
撮影日2005-06-15
「天使の釣竿」と呼ばれる最近流通するようになった植物。栽培株についたタネをいただいて蒔いたもの。親株は蕾のときに暗濃桃色で黒っぽかったが、開花したらピンクだったそうだ。この花も全く同じで園芸名からはちょっと期待はずれ。しかし、実生3年目で開花となった優秀な園芸種。葉長25センチ、花茎長45センチ程と思ったよりも小型だったがそれゆえか、花数が少なかったからか、花茎がしな垂れなかった。図鑑によると本来は1メートルを越す大型植物である。

発芽は採り蒔きで真夏に蒔いたら、10日ほどで発芽した。発芽苗は冬期保護した。翌春に地植えしたがその年には開花とならず、3年目の初夏に開花した。

Dierama dracomontanum

dierama_dracomontanum080621.jpg

学 名Dierama dracomontanum
ディエラマ ドラコモンタヌム
英 名Angel's Fishing Rod エンジェルスフィッシングロッド
和 名天使の釣竿
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ディエラマ属 Dierama
分 類多年草
大きさH60cm x S60cm ~
撮影日2008-06-21
イギリスの購入種子からだが Dierama pulcherrimum よりは大きくなるのが早く、また性質も丈夫なように感じた。実生3年目で初開花となった。しかし、ディエラマの参考文献を調べられないまま、検索すればするほど品種の特徴は分からなくなる。ピンクの花弁は白っぽい部分と濃い桃色の部分がある。蕾のうちは暗濃桃色だった。

Dierama igneum

dierama_igneum070607.jpg

学 名Dierama igneum
ディエラマ イグネウム
英 名Angel's Fishing Rod エンジェルスフィッシングロッド
和 名天使の釣竿
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ディエラマ属 Dierama
分 類多年草
大きさH40cm x S40cm ~
撮影日2007-06-07
英国からのタネで、秋蒔きで1か月ほどで発芽し、2年半後の初夏に開花となった。プルケリムム種より小型ではあるが、このような淡桃赤色はプルケリムム種にはない色だろう。葯が黒いのでなかなか素敵。

ディエラマは輸入のタネでも比較的良く発芽する。ディエラマ原種ミックスのタネはどのような環境で栽培されていたのかわからないが、秋蒔きで越冬後に発芽してきたという経験もある。実生では開花までに時間を要し、大株となって多年草の醍醐味が味わえるまでに相当かかるが、自分で育ててきたという満足感や達成感は何にも代えがたい。最近人気の高い高価な品種は株を購入するより、タネからの栽培もチャレンジしてみたい。

Dierama pulcherrimum

dierama_pulcherrimum070610-2.jpg

学 名Dierama pulcherrimum
ディエラマ プルケリムム
英 名Angel's Fishing Rod エンジェルスフィッシングロッド
和 名天使の釣竿
科 名アヤメ科 Iridaceae
属 名ディエラマ属 Dierama
分 類多年草
大きさH90cm x S50cm ~
撮影日2007-06-10
実生で開花には3年ほどかかったが、とても好もしい植物である。花も可愛いが、葉幅が狭く灰色がかった葉色も可憐な感じさえする。今後、大株になるのがとても楽しみな多年草である。

'ブラックバード'は栽培株についたタネをいただいて蒔いた。親株は蕾のときに暗濃桃色で黒っぽかったが、開花したらピンクだったそうだ。これも実生3年目で開花となった園芸種。葉長25センチ、花茎長45センチ程と思ったよりも小型種だったが、それゆえか花茎がしなだれなかった。

Digitalis 'Super Exicent Mixed'

digitalis_SEMix0305162.jpg
学 名Digitalis 'Super Exicent Mixed'
ディギタリス 'スーパーエキセントミックス'
和 名キツネノテブクロ
科 名ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
属 名ディギタリス(キツネノテブクロ)属 Digitalis
属英名Foxglove フォックスグローブ
分 類二年草または多年草
大きさH60cm x S40cm ~
撮影日2003-05-16
毒 草 以下は「図解猛毒植物マニュアル」(和田宏著 同文書院刊)より引用したものです
保有する毒の成分:ジギトキシン、ギトキシン
死に至る症状:心臓麻痺
ジキトキシンは完全かつ急速に胃腸管より吸収される。20日以上かかって尿中にゆっくり排泄される。多量投与はおう吐、下痢、腹痛を起こす。視覚障害、不規則な脈拍、心室細動により死亡。推定致死量は5ミリグラム。ジキタリスの葉で2グラム。
有毒植物ではあるが、花は日陰に耐えてよく咲く。土壌は乾燥気味のほうが株が締まり、倒れにくいように思う。ミックス種子で咲きはじめクリーム色に褐色の斑点があったが、徐々にピンクに変化していくものや、花の内側がクリームから薄桃に変化していくものなどがあり、比較的わい性だった。

Digitalis purpurea 'Apricot'

digitalis_purpurea_Apricot090512-D4007.jpg

学 名Digitalis purpurea 'Apricot'
ディギタリス プルプレア 'アプリコット'
和 名キツネノテブクロ
科 名ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
属 名ディギタリス属(キツネノテブクロ属) Digitalis
属英名Foxglove フォックスグローブ
分 類二年草または多年草
大きさH90cm x S50cm ~
撮影日2009-05-12
毒 草 以下は「図解猛毒植物マニュアル」(和田宏著 同文書院刊)より引用したものです
保有する毒の成分:ジギトキシン、ギトキシン
死に至る症状:心臓麻痺
ジキトキシンは完全かつ急速に胃腸管より吸収される。20日以上かかって尿中にゆっくり排泄される。多量投与はおう吐、下痢、腹痛を起こす。視覚障害、不規則な脈拍、心室細動により死亡。推定致死量は5ミリグラム。ジキタリスの葉で2グラム。
プランツオブディスティンクション社のタネからだが、意外にも全部がこの色だったので、花色は固定しているのか。柔らかい杏色は私好みで、とても気に入っている。以前からあるアルビフローラの葉は暗めの濃い緑色、鋸歯があって多少縁が波打っているが、こちらの葉色は明るい緑で縁は波打っていない。

Digitalis purpurea f. albiflora

digitalis_alba010526.jpg
学 名Digitalis purpurea f. albiflora
ディギタリス プルプレア アルビフローラ
異 名Digitalis purpurea f. alba
ディギタリス プルプレア 品種 アルバ
和 名キツネノテブクロ
科 名ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
属 名ディギタリス(キツネノテブクロ)属 Digitalis
属英名Foxglove フォックスグローブ
分 類二年草または多年草
大きさH90cm x S50cm ~
撮影日2001-05-26
毒 草 以下は「図解猛毒植物マニュアル」(和田宏著 同文書院刊)より引用したものです
保有する毒の成分:ジギトキシン、ギトキシン
死に至る症状:心臓麻痺
ジキトキシンは完全かつ急速に胃腸管より吸収される。20日以上かかって尿中にゆっくり排泄される。多量投与はおう吐、下痢、腹痛を起こす。視覚障害、不規則な脈拍、心室細動により死亡。推定致死量は5ミリグラム。ジキタリスの葉で2グラム。
スポットがない純白花の株の実生。何度実生を繰り返しても同じ花が咲く。しかし、良く見ないとわからないほどのごく薄いスポットがあった。日陰から半日陰にも向き、シェードガーデン向き。適湿な土壌でこぼれ種子で増え、群落となる。和名がジギタリスだとは、図鑑で調べて始めて知った。

Dodecatheon

dodecatheon070411.jpg

学 名Dodecatheon
ドデカテオン
科 名サクラソウ科 Primulaceae
属 名ドデカテオン(カタクリモドキ)属 Dodecatheon
分 類多年草
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2007-04-11
種小名はわからないが、日本に流通しているドデカテオンのタネをもらいうけて栽培し、開花株となった。2003年11月播種、2005年春ごろに発芽、2007年4月から開花となった。記録があいまいになってしまったのは発芽したのが1年半後で、その発芽した芽が雑草かどうかしばらくの間は判断できなかったため。でも、少し大きくなってくると雑草とは違うと確信し、そのラベルにあったドデカテオンだと思うようになった。毎年夏には地上部が消えてしまうため、そのつどダメになったと思って何もしてやらなかったが、それがかえって功を奏し成株まで育てられたのかも。

この株は花つきも多く、花弁には切れ込みが入っていてちょっと変わっている。

Draba aizoides

draba_TienshanMt050312.jpg
学 名Draba aizoides
ドラバ アイゾイデス
科 名アブラナ科 Brassicaceae/Cruciferae
属 名ドラバ(イヌナズナ)属 Draba
分 類多年草
大きさH8cm x S2cm ~
撮影日2005-03-12
いただきもの。栽培種のせいか若干差異があるものの、図鑑で比較するとドラバ・アイゾイデス Draba aizoides に酷似している。濃い緑の細い葉とのコントラストで、花色の黄が鮮やかなこと。小さな球状に見える針山のような葉は、長さが約1cmほど。この葉を見ているだけでも面白い。

Draba doerfleri

draba_doerfleri070404.jpg

学 名Draba doerfleri
ドラバ ドエルフレリ
異 名Schivereckia doerfleri
スキヴェレッキア ドエルフレリ
科 名アブラナ科 Brassicaceae/Cruciferae
属 名ドラバ(イヌナズナ)属 Draba
分 類多年草
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2007-04-04
オランダのエミーズガーデンのタネから。Schivereckia属がどんなものか知らずに注文したが、ドラバDraba属の異名であるとわかった。ヨーロッパでは未だにこの属名がよくつかわれているようだ。イヌナズナの仲間は栽培容易で、高山植物とはいえ平暖地でも容易に栽培できた。

Draba fladzinensis

http://seedsman.jp/gardenblog/jpg-white/draba_fladzinensis070405-thumb.jpg
学 名Draba fladzinensis
ドラバ フラジネンシス
科 名アブラナ科 Brassicaceae/Cruciferae
属 名ドラバ(イヌナズナ)属 Draba
分 類多年草
大きさH10cm x S10cm ~
撮影日2007-04-05
花は総状花序となり、一つ一つの花は少し扁平につぶれたように咲いている。花冠は3cmほどの大きさで、ずんぐりむっくりとした可愛らしいイヌナズナだ。タネは細長いサヤが上向きにつき、これもまた面白い様子。根生葉は厚みがあって毛が生えている。その毛はトゲもように硬く、うっかり触るとちょっとチクッとする。

オランダの Emmy's Garden からのタネで、丈は20cmにもなるとなっていた。開花後は花茎が伸び、タネをつけたサヤも上向きにたくさんつく。

Draba kitadakensis

draba_kitadakensis050322.jpg
学 名Draba kitadakensis
ドラバ キタダケンシス
和 名ハクホウナズナ/キタダケナズナ/ヤツガタケナズナ
科 名アブラナ科 Brassicaceae/Cruciferae
属 名ドラバ(イヌナズナ)属 Draba
分 類多年草
大きさH15cm x S3cm ~
撮影日2005-03-22
実生苗をいただく。小型で丈夫な山野草。春一番に開花してくれる可愛い花。学名は読んで字の如し、自生地の地名にちなんでいる。山野草初心者の入門用。

Draba polytricha

draba_polytricha070405.jpg

学 名Draba polytricha
ドラバ ポリトリカ
科 名アブラナ科 Brassicaceae/Cruciferae
属 名ドラバ(イヌナズナ)属 Draba
分 類多年草
大きさH5cm x S5cm ~
撮影日2007-04-05

Draba shiroumana

draba_shiroumana050401.jpg
学 名Draba shiroumana
ドラバ シロウマナ
和 名シロウマナズナ
科 名アブラナ科 Brassicaceae/Cruciferae
属 名ドラバ(イヌナズナ)属 Draba
分 類多年草
大きさH15cm x S2cm ~
撮影日2005-04-01
いただいた三種のイヌナズナの中で一番最後の開花となった。開花初めは茎が曲がっている事が多いが、開花が進むにつれ真っ直ぐになる。葉はこちらの方がハクホウナズナより小さい。

Dracocephalum argunense

dracocephalum_argunense_albiflora080626.jpg

学 名Dracocephalum argunense
ドラコケファルム アルグネンセ
和 名ムシャリンドウ
科 名シソ科 Labiatae
属 名ドラコケファルム属(ムシャリンドウ属) Dracocephalum
属英名Dragon's head ドラゴンズヘッド
分 類多年草
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2008-06-26
濃い緑の細い小さい葉が茎にびっしりつき、まるでローズマリーを思わせ、青い花は意外に大きい。日照に強く暑さにも強いことがわかった。耐寒性が強いと思っていたが霜に直接あたると枯れ込む。冬は霜よけのできる場所で。

Dracocephalum moldavicum

dracocephalum_molda030718.jpg
学 名Dracocephalum moldavicum
ドラコケファルム モルダビクム
和 名ホザキムシャリンドウ
科 名シソ科 Labiatae
属 名ドラコケファルム(ムシャリンドウ)属 Dracocephalum
属英名Dragon's head ドラゴンズヘッド
分 類一年草
大きさH30cm x S20cm ~
撮影日2003-07-18
ブルーのミックスシーズに入っていたもの。丈も大きくならずに暑さにも強い。一年草なのが残念。葉は細長く縁にはギザギザと切れ込みがある。

Duranta repenns

duranta_repenns020922.jpg
学 名Duranta repenns
ドゥランタ レペンス
異 名Duranta erecta
ドゥランタ エレクタ
Duranta plumieri
ドゥランタ プルミエリ
和 名ハリマツリ
科 名クマツヅラ科 Verbenaceae
属 名ドゥランタ(ハリマツリ)属 Duranta
分 類中低木
大きさH100cm x S100cm ~
撮影日2002-09-22
日向で排水の良い肥沃な土を好む。軒下など乾燥気味の霜のあたらない場所で、それほど傷まずに越冬しているのを見たことがあるので我が家でも地植えしたところ、地上部は枯れこんだが春遅くに再萌芽してきた。しかし根も相当傷んだのかその年は開花しなかった。挿し木で繁殖できる。

x Darwinara Charm 'Blue Star'

darwinara_BlueStar040822.jpg
学 名x Darwinara Charm 'Blue Star' ?
ダーウィナラ チャーム ‘ブルースター’
異 名Neofinetia falcata x Vascostylis
ネオフィネティア ファルカタ x バスコスティリス
科 名ラン科 Orchidaceae
属 名ダーウィナラ属 Darwinara
分 類属間交配種
大きさH15cm x S15cm ~
撮影日2004-08-22
濃い紫色花で直射日光では葉焼けを起す。フウランとバスコスティリス(Vasco. = Asctm. x Rhy. x V.)の属間交配種であるダーウィナラだと思う。が似たようなものに Yonezawara ‘Blue Star’ (Neost.Lou Sneary x V.coerulea)というのもあるそうだ。また xダーウィナラ属でも園芸品種名が、 ‘Blue Moon’というのもある。私のは夏と冬に二回咲き比較的低温にも耐える。香りは冬は強く香ったが現在=夏は香りが少ししかない。交配種の学名は属名は大文字から、種名(種小名)も大文字から始まる。種名にラテン語は使わない。交配種の種名は1-3語で構成される。栽培品種名(個体名ともいう)がある場合には種名の後になり、シングル コーテーションで括る。栽培品種名(個体名)は大文字で始まり、1-3語で構成される。ラテン語は使わない。ローマン体表示になりイタリック体表記にはしないということである。

お勧め

ショッピングカート

レンタルサーバー hetml(ヘテムル)

アイテム

  • sisyrinchium_striatum060603.jpg
  • penstemon_gloxinioides080608.jpg
  • penstemon_gloxinioides090605.jpg
  • cistus_incanus090502-4.jpg
  • cistus_incanus090511.jpg
  • cistus_incanus090511-2.jpg
  • cistus_incanus090510.jpg
  • cistus_incanus090509.jpg
  • cistus_incanus090508.jpg
  • cistus_incanus090502.jpg

カテゴリ

アーカイブ

Powered by Movable Type 4.23-ja

Template by Dr.blog研究室